小澤農場主よりお電話を頂いた。
「仏手柑を作れなくなりました」
毎年、とっておきの仏手柑を農場主に選んで貰い、正眼寺様へお正月のお飾り(大きな鏡餅の上に仏手柑を飾る)にと送らせて頂いていたが、出来なくなった。
農水省の“何もわかっていない"役人の決めた事(仏手柑は柑橘とは認められない)により、有機農薬も使えなくなり。
「皆さんの声で、またいつか(100年後でも)復活出来ればと思います」
専門家とは小澤さんのような知識と知恵を合わせ持つ人。決して「知らない事はない」と豪語する浅知恵の役人ではない。
youtubeの登録者数が伸びている。
ショート動画は、わたしが撮影したものを台さんが編集してアップしている。スマホの機能は素晴らしく、一時間あれば出来ますとの弁。クリスマスのショート動画は三回分の撮影。それだけのクリスマスグッズを作ったのだと年月の重みも感じつつ。
クリスマス作品を戸袋から出して撮影、そのまま戸袋に戻すのが忍びなく、「ハーブ工房もくもく」さん等々に贈り、店内に飾っていただいている。
立体ツリーは、昔生徒たちとたくさん作り、子どもたちの施設等に寄付させて頂いた。30年保母として勤めていた生徒の児島さんが「子どもたちがあんなに喜んだ事はないです」と仰った。
土鍋のご飯を食べたいと思っていたら、次男夫婦からプレゼントされた。早速届いていた新米を炊き、その美味しさに微笑む。少しお焦げもある残りご飯をおにぎりに。大満足。
次回は、炊きたてを漆器(偶然?に飯器が届いた)に移してみよう。先人たちの豊かさは、現代では数十倍にも膨らんだ豊かさに。
小澤農場主の「旨味は機械で測れない」の言葉も、心にしみた。