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蒲公英工房


台北故宮博物院展

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東博で開催中の台北故宮博物院展、翠玉白菜の展示が今日迄(国外に出るのは初、二週間の特別貸出)で、観に行く。
翠玉白菜のみ本館二階での特別展示で、一時間半待ちの長蛇の列が出来ていた。(4時間待ちの日も)
観客動員数は3日に11万人、今日は15万人に達するとの話。

足を運んだ理由は、大学の芸術史(アジア)で学んだ中、中国の宝である殆どの書画が台北故宮博物院にある事を知り、是非観たいと思った事。
そして、先日台北を旅した人に、台北故宮博物院で翠玉白菜を観ようと楽しみにしていたのに、中国人のマナーの悪さと喧騒に、ゆっくり観る事が出来なかったと聞いた事。

感動したのは、刺繍九羊啓泰図軸。精緻で美しい針仕事にふれた至福の時間だった。
他、紀元前の造形(青銅の鐘)が目の前にある事に深謝。

美術館は学割(1600円が1200円)がきく。今日の学びを繋げるべく努めたい。
# by tanpopokobo | 2014-07-07 21:10


紫陽花によせて

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工房の紫陽花。
殆どの種類の紫陽花を挿し木で増やし、最大200個の花をつけるまで育った。

切り花にしてお届けするのを、心待ちして下さる人たちがいる。
長く持たせるには早朝か夕方に切る事、もしくは雨間に。
カットしたら直ぐにたっぷりの水につけ、花まで水をかけておく。
花瓶の紫陽花は5日目になるが、生き生きしている。
金沢から届いた中田屋のきんつばと越山甘清堂の氷室饅頭。きんつばは夏場に餡の塩加減が変わると聞いた。
金沢では無病息災を祈り、7月1日に氷室饅頭を食する習慣があるそうだ。
(元は旧暦の6月1日に、加賀前田家より徳川家に氷室で保存されていた氷を献上した習わしから)

先日の茅の会で、食習慣の話になり、興味深い話が続いた。
わたしがかねてより念願の紀美野に伝わる芭蕉の葉を使ったお寿司を、ゲストのひでやさんが作って下さると仰った。
駿河屋の顛末について、詳しい説明を江本さんがされた。その話の中、金沢の老舗が300億余の負債で倒産した折りに、県民が立ち上がり直ぐに再建した話を、駿河屋の再建に関するフォーラムで話された方がいたそうだが、駿河屋の負債額は9億、情けないにも程があるとはこの事だ。
# by tanpopokobo | 2014-07-04 12:05


寺中靖直美術館

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江本さんの案内で、志磨さんや上野山さんと寺中靖直美術館を訪ねた。

故寺中靖直さんのご家族(三世代の女性たち)が、美術館を開けて待っておられ、貴重なお話を伺わせて頂いた。

最初は、加藤・サイモンペアと同行予定だったが、日時が取れず、加藤さんに今日の報告をさせていただく。
まず、平和を強く希うメッセージ絵画を、若い人たちに見て頂く機会を作る事だと感じた。海外からの学生たちにも是非見てもらいたい。

分厚い図録二冊をお預かりした。
# by tanpopokobo | 2014-07-02 02:28


雅敘園

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雨間に雅敘園の外観を撮影、並びにロビー展示の日本展受賞作品やグループキルトの展示を撮影。

出展した生徒より、ミニキルトを撮影して画像を送って下さいとの事で、ミニキルトのコーナーも撮影。

今日、急遽ご案内した(着物に詳しい)方たちの中の男性が、ミシンキルトの作品を勿体無い事ですねと。
「池田」に、作品展チラシをお届けした。居合わせた方がキルトファンで、麻布ギャラリーにも足をはこんで下さるとの事だった。

姫野先生は、事情があり出展を辞退されたが、是非観たいと仰り、久々で会う約束をした。山口から生徒さんたちもたくさん上京されるとのお話だった。
# by tanpopokobo | 2014-06-29 00:34


雅敘園作品展

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雅敘園作品展の搬入と初日。
極端に室内の照明が暗く、その様子をお伝え出来ない。

搬入時の感想は、思ったよりも雅敘園の室内装飾(天井・欄間の絵画や建具の細工等)に、キルトがマッチしていて素敵な空間になっているという事だった。

初日朝一番、溯芳さんと各部屋の展示を丁寧に観る。ミシンキルトの部屋の感想には、誉め言葉が聞こえて来ない。
丁寧な仕事の空間には合わないのだと、改めて感じる。

目黒の時代布専門店「池田」を、協会のキルターの何人がご存知だろうか。
10年前に、日本橋高島屋の和キルト展のチケットを、池田重子さんにお送りさせて頂き、お礼の電話があった。
今回も、チケットを持って伺った。池田重子さんのお嬢さんが丁寧に受け取って下さる。

同行した金沢の生徒は、仕覆や茶箱用にと、たくさんの時代布を求めていた。
わたしは、小さな古裂と人形の半纏を求める。小さな丁寧な針仕事に、ほっとさせられる。古布の端布をどうぞと勧められ頂く。

搬入時に、漁樵の間の故・藤代郁子さんのスリーブ(棒通し)の修理をさせて頂いた。スリーブも時代布だった。
溯芳さんが、わたしのキルト以外で誉め言葉を発したのは、藤代さんの椿。

半年の期間しかなかった事と、床の間はグループキルトとされているので、わたしの『春愁秋喜』(205×180)をグループで作ったと、殆んどの方々が思い込んでおられる。

床の間のキルトの前に飾られている、溯芳さんの蓮台に関する若い女性からの質問があり、「種も、種を包む山吹色や紫色の草木染の布も、玉虫や貝殻も、唄を歌っているんだよ。蓮台が喜んでいるでしょ。」と。
キルトを観て下さる方たちの心に、歌が聴こえてくる様な和らぎを、キルトの中に吹き込める様に精進しよう。
# by tanpopokobo | 2014-06-28 00:33

    

和歌山県紀美野町にある蒲公英工房のホームページです。ご質問等は直接工房宛(0734892436)に、TEL・FAXでお願い致します。
by tanpopokobo
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