昨年、和歌山県の各地に起こっている風力発電計画について、大きな疑問を持ち、勉強会を開きました。
blogでその経過を記録公開し、約二ケ月で5000人近い署名を集め、「情報公開・アセスメント・景観」について、県知事に回答を求めました。
そのblogを読まれた方から連絡を受ける事が何度かあり、記録をする事の意味を感じています。
「月刊 むすぶ」449号に、フリーライターの鶴田由紀さんのレポート“風力発電にまつわる大きな誤解・デンマークが上手くいっているというウソ"が、海外検証データを基に詳しく書かれています。
先日放映された「報道ステーション」の中で、ボルトガル人医師が、風力発電による健康被害について語っていた部分は、鶴田さんが調べた快挙でした。彼女は、慣れないスペイン語と格闘する日々で、訳が出来ると、「ここまで出来ました!」と、P.Cに送信して下さいました。
鶴田さんに東京でお会いした際、「お子さんがまだ小さいのに、どうしてそこまで?」と訊ねた答が、「小さい子供がいるから出来ます。」でした。
日本の若いお母さんは素晴らしい!
広川町を車で走ると、巨大風車群が目前に迫ります。和歌山にはまだまだ数多くの風力計画があり、意味のない自然破壊が続けられようとしています。
去年の夏休み、全国の小・中・高校約100校の理科担当教官に「風力発電は本当にクリーンエネルギーですか?」と問い、ただの一校からも返答はありませんでした。
今夏、計画に大きな疑問を持つ、地元の若いお母さんたちをサポートしています。