鶴岡八幡宮の御鎮座記念祭の御神楽は、800年の歴史を持つ。
招待客(溯芳さんの日本書紀歌謡研究)として特別席を頂き、同行して4年目になる。
夕方近く、不思議に雨が上がり、例年通り舞殿前で御神楽が奉納された。
今年は御神楽の前に、『春日社の御神楽』と題した岡本彰夫先生(奈良県立大学客員教授、元春日大社権宮司)の講演を聴かせて頂いた。
春日大社では出来ない神楽があり、それを鶴岡八幡宮で観る(聴く)事が出来、『初めてで、楽しみにしてきました』と仰られた。
流暢なお話は、神職として実践を積まれた経験と学術研究によるもので、“神さまに音楽を奉納するとはどういうことか”のお話が楽しかった。「音は微かに」と。
鎌倉駅から歩く(約15分)参道が完成、桜の季節も歩きたいと思った。