工房はまだ停電中。
アイス関連は市内に運んでいたので被害は無かった。
停電中の冷凍品の処分を悩む友人に、「アイスが溶けていなければ、肉も魚も問題は無い」と伝える。
アイス便を問題無く届けるにはと試行錯誤し、保冷用の箱ではなく段ボールを用い、アイスが動かない様に特殊な紙に包む事で、ドライアイス無しでも大丈夫との事で落ち着いた。この研究工程でアイス類がいかほどデリケートかを思い知った。
昨日は関空閉鎖解除一番の和歌山発リムジンに乗り、第二ターミナルでの待合室でタブレットを見ている姿がニュースに出ていたとのメールを頂く。
停電の中、オール電化でガスが使えない友人宅で、ロウソクを灯して友人と二人で夕飯を食べた。うちから土鍋で炊いたご飯・冷蔵庫にあった煮魚(ウボゼ)・冷蔵庫に入っていた鶏肉を照り焼きチキンにしレタスを添えたものを運ぶ。
友人と幼い頃の思い出話をする。彼女の実家は船を持っていたので、お父様が台風が来ると船を繋ぎに行った。河口にある実家の隣の三階建ての会社の屋上には、避難してこられたご近所の方々でいっぱいだったそうで、お母様は皆さんにおにぎりを作って配られていたとの事。
「一人ではどうしたら良いのかわからなかった。ありがとう」と言う友人に、そのご両親の「徳」が回っただけと答える。
一燈園の西田さんにアイス便を送り、それが台風後の片づけの一服時に届いたとお電話がある。
「成長したメタセコイアを伐る様に言われて、業者に訊くと50万かかりますと言われたのですが、その木がきれいに何の問題も無く台風で倒れましてね。」との話に、「一燈園さんらしいエピソードですね!」と答えた。
三田に入って元生徒より嬉しいニュースが届いた。「医草茶を一年分頂きたいのですが」との要望に、三田にあるので送りますと答えて、その手で梱包した。
退院が決まったお嬢さんにジャムも入れましたと伝えると、「アマゾン並みの早さ」と褒めて頂く。