いつから日本人がコーヒーを常飲するようになったのだろうか。
随分前になるが、工房に金印わさびの一族の方(マクロビオティック食を実践)が泊まられ、コーヒーが癌の因となっているとの話をされた。
その話を納得したからではないが、私はコーヒーより紅茶党である。
大学院のレポートでコーヒーについて調べた事がある。専門誌には「一日5杯以上は飲むな」と書かれ、牛乳成分ゼロで添加物で作られているコーヒーフレッシュなるものを鋭く指摘。
銀座みねらる&みらくるの経営者・藤岡真理さんは、20年来の友人だが、食に厳しい人の筆頭でもある。
昔から水に拘り、コーヒーも紅茶も日本茶も好きだが、コーヒーは粉は酸化して良くないので袋を開けて一週間以上置くなら豆を轢くようにと、三田に電動ミルを頂いた。
溯芳さんや次男がインスタントコーヒーを飲まないので、拘りの粉でドリップし、私はそのドリップしたものにお湯を足してアメリカンで飲んでいた。
豆から煎れるようになって、初めてコーヒーの美味しさがわかってきた。チョコレートに合う飲み物はコーヒーだろう。ひいらぎさんのトリュフ、子息のお土産のチョコレートはコーヒーにつけて皆さんに。
コーヒーがわかってきたと同時に、数多の疑問が湧いてきた。毎日コーヒーを飲む人たちの何割の人がコーヒーの事をわかっているのだろうか。
韓流ドラマに「コーヒー中毒」との言葉があり、なるほどと思った。
コーヒーに添加物を入れてぬるくした時点で、その人たちは「コーヒーが好きではない」と感じる。本当に美味しい緑茶や紅茶を知らない人たちが大勢いることを憂う。
私個人の感性だが、テレビで「コーヒーは身体に良い」との言葉を耳にすると、スポンサーはコーヒーメーカー関連ではないかと疑う。
私の日常は、美味しいコーヒーを一日一杯(誰かに豆から煎れた際に)、紅茶と緑茶はそれぞれ5~6杯以上、食事時は焙じ茶か番茶を数杯。水分は何より大切である。
長男の中学時代の同級生のお母さんより、本の感想文(便箋5枚)が届いた。本屋さんで取り寄せましたとの事で、返信に私の手元にはまだ半分の500冊ありますのでと付記させて頂く。長く食関連の会社を経営、ご子息たちは教員と医師になられた。その方の思いが伝わる文に感謝した。
大山蓮華の花が咲く頃にお会いしよう。
毎日欠かさない飲み物に、手作りヨーグルトに牛乳と花梨酵素を入れたものがある。今年豊作だったキーウイを入れると豪華なデザートに。
(この所超多忙で、どんな生活を?との質問を多々受けるので、何を基本としているかを記してみました)