「白の綿サテン布」に翻弄された。長く布に携わり、これ程苦労したことはないと言って過言ではない。
メーカーの違いやロットの違で悩まされた事もあるものの、今回のサテン布に関しては大発見だった。
室内の蛍光灯の下では全く判別がつかない。自然光でははっきりと別物だとわかるのに。
自然光の力を再認識すると共に、蛍光灯で見ている色に対して大いなる疑問を持つ。
「ジャパンキルトフェスティバルinすなば県」の招待キルトを選ぶ。雑賀崎の伝説ハナフリをキルトに表現した「鳴響む海(とよむうみ)」に。
全都道府県より一名づつ(東京は二名)との依頼なので、和歌山の景勝地・雑賀崎のキルトを選ぶ。
昔、雑賀崎の埋立計画に反対し、番所庭園にこのキルトを飾ってコンサートを開いた。その思いの籠められたキルトが飾られるのは、6/9~6/11鳥取県立鳥取産業体育館。