お一人は神戸からの佐藤さん(京都の町家)、お一人は雅叙園近くの目黒に住居とオフィスを持つ今泉さん。
今泉さんは日本の花ふきんの刺し子をスウェーデンのデザイナーとコラボさせる案を院の研究とされ、サンゲツと提携した事業となっている。
一人の主婦である方がサンゲツと?と疑問だったが、オフィスを訪ねて納得した。
既にフィンレイソンの日本総代理店のトップにいて、サンゲツとの交渉もご自分で動かれたとのお話。
神戸在40年、食の飽くなき追及をされる佐藤さんより、酵素&ジャムの大量注文がある。
こだわり蜂蜜漬も食べてみたいとのお話で、一緒に送らせて頂くことに。
「何故、そんな時間(こだわり食品を作る)があるのですか?」との質問には、「何よりも食が大事。誰かの所に届けられるものを心を籠めて作る事が一番だと思っています。」と答える。
どれほど重要な仕事も、健康なくして成し遂げる事は出来ない。
ある食品会社で、新入社員に自分で作った弁当を持ってこさせるとのニュースを見て、大喜びした。
食や医療の行政機関、食品会社に期待は出来ない。だから、時間を削り考え抜いた食品を作り続け、発信している。
お二人の「代表取締役」である学び人に出逢い、珍しい方と褒められる。
生き方を貫く覚悟を持つ事は簡単ではない。時代の流れをよく見て、承服しかねる事には立ち向かう勇気を持つ事だと鼓舞して歩を進めたい。