針に糸が通りにくなり、このままではパッチワークが出来なくなるのではと気がかりですとの生徒の言葉。
皆さんにお訊きしてみますと、他の生徒たちに訊くと、「これが便利です」と一つ穴のディスクレーダー(糸通し器)を出した生徒が何人かいて、同じものだった。
太い針用と細い針用に分かれた2つ穴が良いとの生徒は一人もいなかった。
私が勧めたとの生徒たちの言葉だったが、私自身は使っていないので、購入し様々な針で試してみた。
結果、広島の生徒に頂いたチューリップ針が、最も適していた。そのメーカーの針は、全ての針の針穴が縦長なのである。
広島の生徒がわざわざ送ってくれた中に、キルト用のスペシャルなものが含まれていた。新しく開発されたもので、10本入り840円で値段も高いが、従来のものより優れている。
細いアッブリケ用長針も、すっと糸が通るのは助かる。老眼鏡を使わなくて済む目(2000人に一人はいるそう)を持ち、自慢でもあったが、便利な道具は使わせて頂くことにした。
バティックの新しい布セット(40種類)を、新しく作品にトライするのに必要な生徒たちやバティック好きな生徒に紹介した。
布好きにはたまらないセットで、種類も確か6種はあったかと思うが、残がわずかで希望に添えなかった方もいた。