紫陽花の季、山を下りる車の荷物には、待ちかねている人/たちに届ける、色とりどりの紫陽花のお花たちも加わる。
今日の会は、昨日大阪の学会を済ませた子息による福島の話だった。
志磨先生の感想。
「もっとたくさんの人たちに聴いて欲しいお話でした。佑先生の話はわかりやすく、教えて頂いた事を周りの人たちに伝えます。話を聴く事の大切さを痛感しました。」
震災後に飯舘村に入り、仮設住宅で暮らした(東大大学院情報学環研究員)経験、その後に福島医大で研究を続ける立場で語る福島の話である。
一方で、根拠のないデマを真しやかに話す人には、「きちんと調べてみて下さい。」と答えるしかないが、その類いの話には愛が微塵も感じられない。
良い時間だった。