銀座松屋で開催されているターシャ・デューダー展のチケットを頂いたので、観てきた。
ターシャの庭園を再現したスペースやターシャの台所の調理台、用具、絵本の挿絵の数々に、驚嘆した。
気になるのは、冬の間の手仕事(絵画以外の)で、裁縫用具や服の縫い目やボタンの数、ミニチュアマット等々。
細い針だからこその人形作りかもしれないが、人形劇の為の劇場まで手作りしたとの志の高さ。
アンティークドレスの収集の数(後に寄贈)からも豊かな生涯だとわかるが、92歳で自宅の花園を見ながら孫子に囲まれて幕を閉じる一生は、ターシャ自身が望んで努力し続けたからに他ならない。
会場の外に、ゆうに100種を越えるテッセンの鉢が゛売られていた。見たこともない種類がたくさんあり、嬉しくなった。
ターシャ・デューダー展は6日迄。