今日から10日間、パリです。
先日撮影して頂いたDVDを持って来られたサイモンさんと加藤先生に、差し入れのおかきを頂きました。。
鍼灸師の子息も加わり、昨夜の夕食をお二人とご一緒し、オーストラリアには鍼灸院がたくさんある話や、サイモンさんのドーバー海峡を泳いで横断する人たちを取材した話等々も興味深いものでした。
加藤先生に訳して頂いたキルトメッセージをレイアウトしました。パリでの仕事の準備(針仕事・デザインの下書き等)も済ませた所に、溯芳さんより日本書紀講座課題が届きました。
今回は4問中の2問選択回答、その1はビートルズの“レッツイッツビィ”の“ビィ”を、日本語及び日本語の方言における解釈。
その2は、万葉集から好きな歌3首を選び、想いを籠めて解釈、1首400字。
その3は、資料「古代日本文学と時間意識」を読み、今まで考えもしなかった時間意識について800字に。その4は、資料「古神宝と有職」(大神社展図録より)を書写。
課題のお陰で、萬葉集と玉津島神社由緒書を、パリに持って行く事に。
フランスで萬葉集をひもとき、日本の神について考え、時間軸や日本語の方言について考える・・。
良い時間になることでしょう。
玉津島神社の衣通姫の和歌をキルトにすべく、お願いしていた書が届きました。針を持つまでにこんなに時間をかけた事もかつてなく。
必然は、人が生きていく上で当たり前の努力をする、その事に付随したものかと。
加藤先生もニホンオオカミと山津見神社について、そのような話をされていました。