このブログを読まれている方から、親切なお電話を頂戴しました。パリは14度でこの所寒いので、夏物の着物では寒いので、羽織るものを用意して下さいとのアドバイス。
早速同行する皆さん(歌舞伎・日舞の方は東京から関空で合流)にもお伝えしました。
この場をかりて、深謝申し上げます。有難うございます。
パリにご一緒する事になり、ブースに和歌山の食材を使った新製品を置いて、皆さんに紹介したいと張り切っておられるひいらぎさん。
このシブーストは冷凍出来るケーキで、ファンの多いお菓子です。代官山小川軒(レーズンウィッチが有名)のシェフ直々の料理教室に、和歌山から長年通っている友人が、この半解凍のシブーストを一気に4個も食べたそうで、ひいらぎさんに“舌の確かな人が抜群に美味しいと話していましたよ”と伝えました。
18年前位にもパリにご一緒しましたが、連日パリのケーキ屋さんを回られていました。各々自由行動の旅で、私と礼ちゃんは夜行列車でルルドに行きました。
お電話下さったパリ在住の方、会場でお会い出来ましたら、ひいらぎさんにとっておきのお店をご紹介下さい。
去年、お山のconcertの際に溝端さんに頂いた『三浦屋』のわらび餅が忘れられず、初めてお店に行きました。小さな店内の隅でかき餅を火鉢で丁寧に焼いておられる高齢のご店主の姿で、わらび餅が美味しい訳を納得しました。
写真のお菓子は、熊本のあくまき。鹿児島で求めたものですが、灰汁が防腐剤になっている知恵から生まれたお菓子です。
アメリカでコートに入れたままのハンバーガーが、そのまま腐らずにあったとの話は、ここで語った食物を供給する側の方たちの誇りと対極にあります。
作り手の誇りを感じる食品を食べたいものですね。
今日も関東へ二ヶ所、山の幸便を送ります。お山の風と水が織り成す食品は誇りそのものです。