躑躅、藤、この季節を告げるお花たちです。子安地蔵寺にお参りして来ました。
はっとする紫花は、やはり菖蒲(工房産)。この深い紫色に惹かれます。
連日、柏餅が届く季でもあります。
幼い頃、祖母と母が作る柏餅は、よもぎと白の二種で、餡はこし餡でした。
最近知ったのですが、駿河屋でもむか新でも、よもぎ餅はつぶ餡で白はこし餡。生徒たちに問うと、知っていた人は一人だけでした。お得感はよもぎ餅なのか、店頭で売り切れるのはよもぎ餅。
時期が限られてはいるものの、よもぎ・白共にこし餡とつぶ餡があっても良いのではと思います。
生徒たちとの討議の結果、“通”は白餅のこし餡で柏の葉の薫りを好むのではとの意見でまとまりました。
それにしても、昔の女性たちは偉いですね。面倒がらずに、雛祭りは菱餅を作り、節句には柏餅を作り。
見習いたいものです。