24日迄福井県立美術館で開催されている『版画の競演』を観て来ました。
ビカソ・ルオー・シャガール・ミロから写楽・歌麿・広重・北斎。中にルドンの版画も観れるとの事で、金沢教室からの帰りに、寄って来ました。
凄さにかけては、ルドンの師・ロドルフ ブレダンの『良きサマリア人』が圧巻で、ウイリアム・ブレイク、ゴーギャンの版画を観れた事も収穫でした。
ルドンは、やはり色彩の画家だと。
残念な事に、あまりにもギヤラリーが少なく、主催する県美の怠慢に他ならないと、アンケートに書いておきました。
観覧料100円にも驚き、高校生以下無料なら、学校単位で観る等の企画があって然るべきと感じた事も付記しておきました。
この展示会は、福井・三重・奈良三県の美術館が所蔵する版画を集めたもので、“ふるさと知事ネットワークによる美術館交流事業”の一環として催された企画でした。
版画とはいえ、“本物”にふれる時間はかけがえのないものでした。
福井城址の橋から見える白山の神々しい冠雪!