私の風力発電に関するブログ「無望の会」を読まれ、是非とも会ってお話をとの事で、谷口さんという風力発電による健康被害で悩み続けておられる女性の話を伺いました。
私がブログを書き続けたのは5年前の事です。
谷口さんは、その頃には何も知らず、風力発電は良いものだと思っていらっしゃったそうで、ご自分の無知を恥じるばかりですと仰いました。
お住まいは由良町・里で、風車が設置されて以後に身体の変調を感じ、風車病というものがある事を知りました。
行政に訴えても何の手だても期待出来ず、業者はのらりくらりと交わし・・。(これは5年前からそうでした。)
今、現実問題として大変な事が起きています。さらに日高町と由良町に2000キロワットの巨大風車が9基建てられるそうなのです。
しかも、今の21基よりも100メーターも低い大平山や池田地区に建てられます。
何故、住民が必死になって反対しないのでしょう。子供の未来がかかっているのに。
谷口さんは自殺まで考えましたと涙ながらに訴えられました。それほどに苦しい風車病があるのです。
引っ越しを考えましたが、不動産屋に相談すると、風車の近くは二束三文で売れませんよと申し渡され、その事で自分の無知がはっきりわかりましたと話されていました。
アドバイスをいくつかさせて頂き、私に出来る事は手伝いますと申しあげると、「先生は、ご自分が被害に遭っている訳でもないのに、何故そんな風に関われるのですか?」との質問を受けました。
一基でも無駄な事業を止め、まだ何も知らない方たちに現実を知らせて考えて頂く為、未来の子供たちにつながる事だからと答えました。