急な話が繋がり、丸々3日間を過ごして来ました。
滅多に、お土産というものを買わないのですが、買ったものを紹介します。
・古い民族音楽のCD。
・五味茶。
・生姜の顆粒。
・紅参の飴。
CDは古代歌謡を研究している溯芳さんよりのリクエストでした。街中を散策していて見つけたCDショップで、一枚だけあったものです。
五味茶は、今回の旅で出会った最大の食品です。世界遺産になっている民族村で、昔から造られている発酵食品で、こちらも世界遺産の漢撃山に自生するブルーベリーを甕に入れて土に埋め発酵させ、水飴状になったものを薄めて飲みます。この村には薬局も病院もなく、昔からこの五味茶でお母さんが子供たちの健康状態を測るとの事でした。
民族村では、他に冬虫夏草や馬の骨のサプリメントがありました。
冬虫夏草は癌に効くと、渡辺謙さんが定期的に買いに来られているそうです。
生姜の顆粒と紅参の飴は、スーパーで見つけたものですが、どちらも予想以上に味が良く、身体に良い食品だと思います。
あらゆる食文化が、韓国から伝わったという事を、改めて思い知った時間でした。
食事に毎回出て来る味噌汁・漬けもの・酢漬け、屋台のおでんや蒸しパン、量り売りのごまや生姜のせんぺい等々。
何より感心したのは、年間60万人の観光客(ソウルからも含め)がありながら、マクドナルドも回転寿司もない事です。
ソウルにはあるでしょうが、済州島(人口50万人)にはない。
屋久島を訪ねた折りにも、「この地は何かに護られている」という感覚がありました。地元の人たちの誇り、欲の無さでしょうか。
日本の食文化を再考する良い時間でもありました。
日本にあって韓国にないわさびの食文化。
海苔を食べるのは日本人と韓国人だけだそうですが、セブンイレブンにあったおにぎりは、日本の食文化が韓国に伝わったものでしょうか。
いつの日にか工房産のブルーベリーで五味茶を造りたいとの希いを胸に、先ずは近くのブルーベリー農園でB級品を分けて頂いてトライしてみましょう。