一個づつ職人が手仕事で作っているというホーロー容器・野田ホワイトシリーズの容器と、柳宗理さんデザインのバターナイフ(左端)が届きました。
自宅のバターナイフは、さっと出てくるだけでも他に4本、全て頂き物です。
右から二番目のバターナイフは、ドイツの友人より頂いたもので、アンティークです。
私の不注意で、そのバターナイフを手作りクリームチーズの容器の中に一緒に置いていて、金の部分を傷めてしまいました。
バターよりもクリームチーズの発酵菌が、どれ程強力かを思い知った事でした。
たとえ機械でも、人の手で作られていないものなど存在しないのですが、人間が作った美が強くみえるものには、魂がこめられている気がして、眺めているだけでも豊かな気持ちになります。
そして使うほどに、その気持ちは深くなります。