法然上人八百回忌・親鸞上人七百五十回忌を記念しての特別展。
国宝と重文指定となっているものだけでも、100点余りが展示されています。
圧巻は何と言っても国宝『山越阿弥陀図』(京都・禅林寺)です。
昨日迄の展示だった国宝『阿弥陀二十五菩薩来迎図』(京都・知恩院)も拝したいものでした。
貴重な遺物の数々は、800年の時空を超えて、「鎌倉時代の“希望"を、いま」との副題を冠し、展示されています。
興味深い布片がありました。阿弥陀如来座像の像内に納められていたもので、13世紀に中国で織られた布です。
現代にも通用するお洒落な紋様と色彩でした。
法然上人と親鸞上人、お二人の遺徳にふれられた事を幸せに思います。