上野古書店で、宝物を見つけて頂きました。
初代龍村平蔵氏が紫綬褒章を受章された70年余前に、記念品として作られた非売品。龍村平蔵氏自身が織られた「荒妙綴」、『朝日ににほふ不士の神山の、裾遠く海につづくけしきを機上に描かむと、八重に九重につづれさしつつ織まとめしか。』と、龍村平蔵氏自身の織物が表紙になっています。
表題は元・東京美術学校(現東京藝大)校長でいらした正木真彦先生筆で、落款にはセロファン紙が置かれています。
先月の池田重子さんのお店で見つけた龍村織物の金封袋に続く“天上からの贈り物"は、友人・知人・生徒たちにも心の華を咲かせて下さっています。