お山の野菊やワレモコウは、どの場所に置いてもやわらかい風になります。
来月初旬に、オーストラリアから建築学専攻の大学院を卒業された方たち10名が、工房に一泊されます。
その日の夕食会は、総勢19名になりました。
学生たちを応援したいという種々のボランティア(建築の説明・上野山さん、通訳・台さんとあゆみさん、運転・小杉夫妻、尺八演奏・辻本先生)の方たちの熱意を、心より嬉しく思っています。
暖かい国からの旅人たちを、隙間風ふく古民家にお泊まり頂くので、お布団の準備も大変で、一月にアメリカからもっとたくさんの泊まり客もある事、不足分は新しく揃えました。
金沢講座でその話をすると、生徒の一人から阪大に通う娘をその輪に入れて頂けませんかとの申し出がありました。
大学をお休みしても参加させたいと願う気持ちには、日頃そのお嬢さんが“お山に魔女の修行に行きたい!"と話されている事を聞いていたので、大変嬉しく思った事です。
先日来日されたオノ・ヨーコさんが、一日に3つの善いことをしましょうと話されていました。自分が良いと思う事が、相手に善いかはわかりませんが、厳しさを含んだ優しさは、いつかどこかで誰かに届くのではと思っています。