三越での展示会の為、上京しています。
午後から萩の花の美しい公園を散策、国博に来ました。
①小袖(重要文化財)
白綾地秋草模様 尾形光琳この着物は、深川の材木商・冬木家に光琳が寄宿した際に、そこの奥方の為に描いた。
②披衣 江戸時代
外出の際、他人に顔が見えない様に被るヴェール。
③④振袖 江戸時代
裾に重陽の節句に因んで、種々の趣向を凝らした菊花模様の刺繍が施されている。
来週より始まる「東大寺大仏」展の前で、人気もまばら。
他に、天蚕の糸を織り込んだ着物の上部に紋の様にみごとな菊花刺繍を施された着物は、その一針の重さ・美しさに驚嘆しました。
日々を生きて生を全うする事の根幹に迫るほどの迫力ある手仕事です。