蒲公英工房


クレージーのアンティークキルト

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ヤイさんの書類の中から、一枚のカードが出て来た。
キルト作家・田尻砂津子さんよりのもの。

このクレージーキルトは田尻さんがアメリカのメトロポリタン美術館の保管倉庫で見られたとの話。
日本からのキルターたちの為に、美術館のキュレーターが一週間前から準備して下さったという。
このクレージーキルトのポストカードが、田尻さんのご自宅の壁にあったそうで、ボーダーが気になっておられ、実際に見て「シルクの広幅リボン」だった事に驚かれ、あやふやだった疑問を払拭された。

キルターたちの特別に企画した旅だった様で、その前にはスミソニアン博物館で素晴らしいボルチモアキルトを観て、「言葉で言い表せない最高のものでした」と書かれている。

たくさんのキルト作家たちがヤイさんに旅の報告をし、ヤイさんは欠かさずに返信されただろう。

私も久々に、スミソニアン博物館のクレージーキルトの事を思い出した。私がクレージーキルトを創る日も遠くないかなとの思いでいる。

今日届いた大島紬も素晴らしい。
# by tanpopokobo | 2017-10-10 02:04


以心伝心

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銀座みねらるの藤岡真理さんより、「本、できましたか」と電話があった。
真理さんの事は本の中で、「お山のもので酵素を是非に」と勧めた人として書かせて頂いたが、環境・食・緩和ケアの仕事についての一行を入れるかを思案していて電話をしようと思っていた所だった。

数年前に、新大阪で真理さんにばったり会った。大阪養成講座で昼食に出た折で、真理さんが入ろうとしていたインド料理店でランチを一緒に。
その時「携帯電話なんて必要ないことがわかった」との真理さんの言葉を受けとめた。

真理さんは本をお店にと言い、来月初めに友人を連れてお山に宿泊するとの話。私は溯芳さんが近々「聖徳太子 17条憲法の会」を立ち上げる話をする。

秋になると使う銘々皿がある。和歌山を去る際に、この器を贈ってくれた友人を思い出しながら使っている。
頂きものの叶匠壽庵の焙じ茶ゼリー・和歌浦せんべい・かりんとう、お山の熟柿を来客と一緒に。
熟柿を目指して洋菓子を作るという神戸ツマガリのご店主の言葉に納得しながら、秋の味覚を楽しむ。
# by tanpopokobo | 2017-10-07 00:34


校正原稿第三校

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本の第三校の校正原稿が届き、表紙・目次・キルト写真・文章・あとがき等々について考察する。

昔文学少女だったお二人、中井さんと志磨さんにも原稿の感想を伺う。
中井さん(70代後半)は広川町の脇本陣がご実家で、お父様は九大で学ばれ、恩師の紹介で宮崎出身のお母様と結婚された由。出版を心待ちして下さっている。

第二校の校正で、坂村真民先生の章を増やした。
今回、画僧・牧宥恵先生の文章と弥勒菩薩さまの仏画を入れる事にする。
私のキルトに蓮が多いのは、仏画教室で蓮台をたくさん描いた事も起因している。この仏画葉書は宥恵先生に最初に出会った後に頂き、画材店で額を作ってもらったもの。
元学生運動の闘志で、その後インドを放浪中に弥勒菩薩さまに会い、帰国後にすぐに広隆寺に向かった宥恵先生の仏画には、「人間を超えた存在が微笑みをもって語りかけてくることの真実を教えてくれる」ものがあると溯芳さん。
宥恵先生が帰国後に弥勒菩薩さまの前で大泣きされた数年後に、溯芳さんも弥勒菩薩さまの前に座り続け、ご住職に「似た方がいましたよ」と宥恵さんの事を聞いたとずいぶん後に知った。

宥恵さんの仏画は「弥勒菩薩様の夢櫻」のキルトの章に入る。
# by tanpopokobo | 2017-10-02 22:41


古布

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次作・雅叙園の和キルトに、大島紬を使うと決め、たくさんの大島紬が集まって来ている。

ヤフオクで落札した大島紬はどれも納得のいく品物で、破格の値段で手元にやって来た。
そこに、成田さんより紹介された和布業者から届いた大島紬の値段がまちまちで、どうして倍近い値段になるのかを生徒たちと検証した。
その中には木綿の大島もあり、仕覆を作る中川さんが是非にと求められた。

子どもの着物は友人の蔵にあったもので、雅叙園の撞木サイズのキルトを創る人たちにもお裾分けした。
昔の色や柄の素晴らしさに感心するばかり。

大島紬の素晴らしさを生かしたキルトを創りたいと希う。
布をデザインした人、糸を作った人、泥染めした人、反物に織った人。
そして着物を縫った人、それを着た人、着物をほどいて洗った人・・・。
1枚の布に込められた想いがしみじみと伝わってくる。
キルトを創る喜びは、それらの方々の労苦を海外に伝えることでもある。
# by tanpopokobo | 2017-09-28 17:29


秋一色

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工房の栗が落ち始めると、彼岸花があちこちから顔を出す。

日本の風景で何が好きですか?と問われたら、「一番は春の早苗田、二番は秋のはぜかけ」と答える。
新米を待つ嬉しさ!届く喜び。

先日の茅の会は畳のお話。
畳屋さんも兼業の方が増えているとの事、マンションの畳を変えなくてはと考える。
本棚も箪笥も簡単に移動させて表替えできる由。

いつもの様に、元生徒よりおはぎを頂く。80歳をとうに越され、ひとり暮らしも長い根来さんのおはぎのファンは多く、溯芳さんはその筆頭。
「手作りの美味しいものを誰かに喜んで貰えること」認知症にならないキーポイントかと思う。
# by tanpopokobo | 2017-09-26 11:56

    

和歌山県紀美野町にある蒲公英工房のホームページです。ご質問等は直接工房宛(0734892436)に、TEL・FAXでお願い致します。
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