蒲公英工房


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古布

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次作・雅叙園の和キルトに、大島紬を使うと決め、たくさんの大島紬が集まって来ている。

ヤフオクで落札した大島紬はどれも納得のいく品物で、破格の値段で手元にやって来た。
そこに、成田さんより紹介された和布業者から届いた大島紬の値段がまちまちで、どうして倍近い値段になるのかを生徒たちと検証した。
その中には木綿の大島もあり、仕覆を作る中川さんが是非にと求められた。

子どもの着物は友人の蔵にあったもので、雅叙園の撞木サイズのキルトを創る人たちにもお裾分けした。
昔の色や柄の素晴らしさに感心するばかり。

大島紬の素晴らしさを生かしたキルトを創りたいと希う。
布をデザインした人、糸を作った人、泥染めした人、反物に織った人。
そして着物を縫った人、それを着た人、着物をほどいて洗った人・・・。
1枚の布に込められた想いがしみじみと伝わってくる。
キルトを創る喜びは、それらの方々の労苦を海外に伝えることでもある。
by tanpopokobo | 2017-09-28 17:29


秋一色

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工房の栗が落ち始めると、彼岸花があちこちから顔を出す。

日本の風景で何が好きですか?と問われたら、「一番は春の早苗田、二番は秋のはぜかけ」と答える。
新米を待つ嬉しさ!届く喜び。

先日の茅の会は畳のお話。
畳屋さんも兼業の方が増えているとの事、マンションの畳を変えなくてはと考える。
本棚も箪笥も簡単に移動させて表替えできる由。

いつもの様に、元生徒よりおはぎを頂く。80歳をとうに越され、ひとり暮らしも長い根来さんのおはぎのファンは多く、溯芳さんはその筆頭。
「手作りの美味しいものを誰かに喜んで貰えること」認知症にならないキーポイントかと思う。
by tanpopokobo | 2017-09-26 11:56


食を選ぶ

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蜂蜜漬「しあわせのワンスプーン」に入る食材がやって来た。

ひとつは「世界各地の味・香・色・形に文化と話をのせて」natural・organjhc・fair・sustainabile・aattractiveをコンセプトに選んだ食品。乾燥ドラゴンフルーツ。
ひとつは和歌山のかつらぎ町の新岡農園で作られているジャバラピール。
既に入っているジャバラ粉末も同じ農園産。果皮には果汁の6倍のフラボノイド成分が含まれている。

そして、先月の茅の会で佐藤さんより頂戴した「下鴨おさんじ」(佐藤さん夫妻のご友人、店を持たずに注文販売のみ)の洋菓子詰め合わせのグレードの高さに驚き、「勉強させて下さい」というひいらぎさんに届けひいらぎさんも絶賛された。
東京のケーキ店に勤めている生徒は、そこのフランボアーズのマシュマロを食べるや否や「今まで食べた中で一番美味しいマシュマロです!」

和歌山に戻って宅配ボックスに入っていたミシェル・ショーダンの焼菓子の原材料名を見ると、サブレカソナードは小麦粉・バター・砂糖・卵のみ。
この美味しさはどこから?

夕御飯の招待を受けた友人曰く「“こだわりの食品を選んで量を少なく”と言う人たちが増えてきたわね」。
そうだったら良いなと思いながら、「コンビニと自販機の多さを思えば、二極化しているかも」と答えた。
by tanpopokobo | 2017-09-23 00:13


今月の「茅ぶきの家の集い」ご案内

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今月の茅の会のご案内を致します。
・日時 9月24日(日)PM1:00~3:00
・場所 蒲公英工房茅ぶきの家「楽柿舎」
・参加費 1000円(飲み物&お茶菓子付)

今月のゲストは、上野山さんからご紹介頂いた畳職人の橋野さんです。
豆の会(有田の集まり)で橋野さんにお話をして頂いたと聞き、茅の会でもとお願いしました。

都会のマンションでは畳の無い住まいが多いかと。三田のフローリングの一部屋にキルトを敷いているのは、畳恋しさかもしれないとも。

秋アカネの舞う中での楽しい語らいの輪に、ご一緒しましょう。
道野辺に咲いている薔薇のいろに見とれて。
by tanpopokobo | 2017-09-20 16:55


大和古民具骨董市

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東京在の友人の誘いで、朝6時から開くという大和(神奈川)古民具骨董市に行く。
約300店舗と聞いて、東寺の弘法市からすると数十年ぶりの大規模市に足を運ぶ。

当初の目的でもあった古布にはこれというものはなく、骨董好きの友人はどの分野にも精通しており勉強になった。
友人は中々無い形の萩焼の茶器セットを2500円で買い、私は同じ店で志野焼の銘々皿セットを1500円で買った。どちらも未使用で箱入り。
友人曰く「良いものを置いている店のものは皆良い」

その他私が買ったものは、山積みされた「どれでも100円」から鎌倉彫りの文箱を見つけ、良い茶器を置いていた店で仕覆つきの濃茶器(陶製、象牙蓋)を1000円で。

フランスのアンティークレース、藍染めや大島紬(手持ちのものが数段上)等の古布店も覗いて、携帯の歩数が12000歩になった所で大和駅に戻った。

京都の老舗骨董店の御品群(鍵のかかったガラスケースに入っている)は、いくら眺めていても見飽きない。
by tanpopokobo | 2017-09-16 16:44


ヤイさんの偉大な仕事

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アンティークキルトを研究されている方が来られ、ヤイさんのお仕事の軌跡である資料の数々に、「こういう資料こそが100年後に遺る現代日本のキルトの大切な資料になります」と話された。

日本ヴォーグ社が最初に作った本科・高等科が一冊になったテキストは、ヤイさんの渾身込めた仕事だった事が、三冊のテキストに書き込まれたヤイさんの文字や貼り付けられた資料でわかる。
野原三輝先生のハーツのテキストを手本としてはいるものの、ヤイさんがどれ程学びどれ程丁寧な仕事をしようとしたかを知って感動した。

このテキストを二冊に分けて改訂した際に、私も本部講師として携わったので、新テキストが版を重ねても編集委員としてずっと名前が記載されている。
ヤイさんの100分の一の仕事もしてはいない。ただテキストのグレードを上げたくて皆が嫌がるサンプルを進んで作った。それだけの事である。

「縁の下の力持ち」がいかに大事か・・・。
中村ヤイの名前は最初から何処にもでていない。
by tanpopokobo | 2017-09-14 22:06


『布のいのち』

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今日、手芸書籍の翻訳者・成田明美さんと、国際アートの伊垣美子さんが来られた。
ヤイさんが初めて入院された際にご一緒した4人の中のお二人で、成田さんは初めて三田に。
ヤイさんが遺された書籍を見られ、キルト関係ではないものをそれぞれ役に立つ方々へと持ち帰られた。

明日は、アンティークキルトについて研究されている方が来られる。そちらも詳しいお二人に、私が選んだ洋書を見せると、その中の1991年にヤイさんがアメリカで求めた「THE ROMANCE OF THE PATCHWORK QUILT」を手にした伊垣さんが、「さすがヤイさん。この本こそがキルトのバイブルです」と。

洋書群の一番下から、堀切辰一著『布のいのち』1990年初版が出て来た。昔読んだが、改めて読みなさいとのヤイさんのメッセージかなと読み返した。
糸と針を持つ全ての方に読んで頂きたい感動の書。

私の本の原稿の第一校を一晩で読まれた中川さん、第二校を丁寧に読まれた名古屋の高木さん。それぞれに「感動で胸がいっぱいになりました。自分を変えようと思いました。本にして下さって感謝です」との感想を頂いたが、“本にする”事が生半可ではいけないと実感した。
by tanpopokobo | 2017-09-12 18:23


アクセサリーミュージアム

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アクセサリーに興味のある友人を誘い、祐天寺にあるアクセサリーミュージアムに行く。
一階展示室では、京都の川本さんの作品展が9/1~11/12迄開かれている。

川本さんがアクセサリーミュージアムでの展示を願った意味を理解した。高価なアンティークのアクセサリーの数々の他に、ラリックの花瓶の数々、ガレ、ミューシャ、噴火岩のカメオ等々。

アンティーク好きで装飾品に造詣の深い友人は、「こんな個人の美術館がある事を初めて知りました。来て良かったです。」と。

川本さんの新作も素敵だった。川本さんにメールすると、「ありがとうね~。蜂蜜漬を娘と食べてま~す。」川本さんは発売以来ずっと蜂蜜漬のファンで、注文して下さっている。
by tanpopokobo | 2017-09-09 22:08


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三田の裁縫箱に入っている鋏は3種、他に大きな布をカットするもの、ピンキングバサミ(大小2種)、型紙切り用がある。

ヤイさんのお針箱の底から長く使っていなかったおしゃれなハサミが出てきて、サビついていたものをサンドペーパーでサビを落としたら使えるようになった。

昔頂いた純銀製(刃先部分はステンレス)で「元町オオノ」の折りたたみ鋏は、持ち手部分の銀細工が素晴らしい。
たまに出して使うと嬉しくなる。
by tanpopokobo | 2017-09-07 17:18


ご縁は有難き

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昨夜は、博多から仕事を兼ねて展示会を観にいらした木星舎の古野さんと本の校正を。

溯芳さんは今朝3時出発で、白山の頂上迄到達。案内人の宮道さんあっての事、喜んでいた。

私は金沢教室の皆さんと、アーティストの楽器や残っていた作品を返送し、昼食をとりながらの反省会をする。

今回も、B1フロアで3日間控え室をご一緒した写真展示の方々と仲良くさせて頂いた。
一日遅れで2日間の印鑑展示では生徒たちが無料の落款作りに挑戦し、良い記念になった。
どちらの方々にも、ドリップしたコーヒー&お菓子をお裾分けし、喜んで頂いた。

全ての片付けを終え帰り際に、展示された写真の全てを一枚一枚丁寧に説明してくれた小林さんが「街子先生、ありがとう!」と握手を求めて来られた。
一期一会のご縁も次回作品展に繋がるだろう。

21美の使用報告書の要望欄に苦言を呈した。
集客力1位の美術館との真の誇りがあれば、職員が横柄な態度となるはずがない。

ヤイさんのアンティークキルトの話を訊きに、わざわざ美術館に足を運んでくれた横浜の方、突然千葉から来られた和歌山の生徒の息子さん、コンサートにも来て下さり改めて展示会にも又足を運んで下さった若き男性の瀬戸さん。笑顔が心に残った方々だった。
by tanpopokobo | 2017-09-04 23:11

    

和歌山県紀美野町にある蒲公英工房のホームページです。ご質問等は直接工房宛(0734892436)に、TEL・FAXでお願い致します。
by tanpopokobo
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