蒲公英工房


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古き良きもの

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友人宅の蔵にある嫁入り箪笥(和箪笥二棹)の油単(カバー)を作り直すと数十万するとの事。
組紐の飾りや紐は絹だが、本体布はしっかりした木綿なので、洗濯出来ますよと引き受けた。
乾きかけた所でアイロンかけをするのがポイント、これは羊毛のセーターの洗濯も同じである。

友人の嫁入り以来40年の埃は、蔵に収納されていたといえど驚く程で、油単の上にもう一枚の白布がかけてあったが、二回洗った。

それにしても、このオリーブグリーンの色と紐の色の素晴らしい組み合わせに感動する。

手伝いのお礼にと着物の端裂を頂く。
その中の更紗の緻密な模様にも心躍った。
by tanpopokobo | 2017-03-28 18:40


今月の「茅ぶきの家の集い」ご案内

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三田周辺を散歩していると、春の訪れを感じさせるお花たちに出会う。
限りある少ない土の中にでも、花々が見事に咲いているのを見て微笑む。

今月の茅の会のゲストは、墨彩画家の福井光(こう)さん。
先日の上野松坂屋美術画廊の個展を見せて頂き、「古民家に行きたいです。」との言葉を受け、茅の会のゲストで是非との誘いを受けて頂いた。

〈ご案内〉
・日時 3月26日(日) PM1:00~3:00
・場所 蒲公英工房 茅ぶきの家「楽柿舎」
・参加費 1000円(お茶&お茶菓子付き)

小川のせせらぎと鶯の囀りを聴き、白木蓮の膨らみや新芽の緑の中で、美味しいお茶をどうぞ。
by tanpopokobo | 2017-03-23 17:11


アンティークキルト画像

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ヤイさんが大切に所蔵されていたアンティークキルトの画像。最も価値があるキルトはラティスがピンクのバスケットパターンのキルト。ヤイさんの大好きなピンクが使われているので買われたとのお話だった。保管処理も丁寧で、折皺防止の綿がはめ込まれての保管状態。
同じく後方のピンクのアンティークキルトは、ヤイさんのリビングのソファーにかけられていたもの。

エンブロイダリーキルトの二点は、100年余り前のキルトで、刺繍の針目がとても美しい。

他にベッドカバーサイズ(一つはダブルベッドサイズ)のアンティークキルトが二点ある。

手触りの柔らかさは、使い込まれた洗い晒しの感触で、たまらない。
by tanpopokobo | 2017-03-21 20:16


ベルガモット水作り

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「みねらる」オーナーの真理さんより、「ベルガモット水を一緒に作りませんか」との誘いで、築地の自宅に伺った。
簡易蒸留器は、ご友人の発明だそうで、本来数十万する機械を数万で作ってもらったと言う。
出来上がったベルガモット水の爽やかな香りが、部屋中に漂う。きつい香りのベルガモットを育てている小澤さんには、「マンションで作ったら、大変な事になりますよ。」と言われたが、真理さんの住居スペースはビルのワンフロア全部なので、リビングだけでも30畳位あり、犬や猫たち8匹がどこで寛いでいるのかもわからない。

二時間程二人で作業しながら、充実した話が続く。イルカの話(真理さんは専門家、かつて海の雑誌を編集・発行していた)、週末に通う横浜の農園の作物、沖縄久米島の神事、ネパールで展示した世界一大きなキルトが戻って来ない話等々。
その間に、豆から轢いたコーヒーと、茶葉を厳選した紅茶を淹れて貰った。

私が手持ちしたのは、文旦の砂糖漬とキンカンの蜂蜜漬。そして、真理さんが使いそうな小さなポーチ。真理さんは「甘酒を入れた杏仁豆腐を作ってみたので味見をして下さい。」と、初めて作ったデザートを出してくれた。

銀座で健康サロンと体験ショップの二店舗を経営し、合間に織り(部屋に本格的な織機があった)とハワイアンダンスの教室に通う。「こんな昼間に、家に居る事なんてある?」と訊くと、「ないない」との事。
おにぎり弁当もご主人と二人分。片づけの得意なご主人担当の掃除が行き届いていた。

常に新しい事を考えている真理さんから、開発したばかりの「食べられるクリーム」(唇の保湿)とネパールの紅茶、出来立てのベルガモット水と三日前に作った文旦水を頂く。

帰りに、ショートカットになっていた真理さんに訊くと、「癌でかつらが3年待ちの子どもの為に切ったんですよ。又、頑張って伸ばします。」と。大阪の美容師さんが呼びかけ人との話だった。髪の長い人に是非勧めたい。
良い時間だった。
by tanpopokobo | 2017-03-19 15:32


中村ヤイさん所蔵のキルト

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ヤイさんのキルト、長く所蔵されていたアンティークキルト、書籍等が、三田に届く。

昨秋、病床にあるヤイさんからアンティークキルトを大切に保管している話を聞いていた。その後、ヴォーグの移転先の新しいビルに、ギャラリーが出来る話があり、ヤイさんに「ヴォーグ社のギャラリーで、ヤイさんの大切なアンティークキルトを皆さんに見て貰えると良いですね。」と伝えると、「そうね。」と快諾して下さった。
先月、お身内もヤイさんの意思を汲みたいとのお話で、私の所にキルト関係(書籍を含む)のものを全て運んで欲しいとのお話があった。

今日、協会からアンティークキルトを撮影、エンブロイダリーのアンティークキルト二枚を使われるとの事で、持ち帰られた。
明日、ヤイさんに伝えよう。「ヤイさんが一番そうあって欲しいと思われる事に使いますね。」と。

キルトジャパンの初代編集長、キルトサロン、キルト塾とキルト一筋に歩いて来られたヤイさんが繋いだパッチワークは段ボールに三個。ヤイさんは本当に縫う事が大好きな方だったのだと、心より嬉しく想う。
by tanpopokobo | 2017-03-17 22:09


本作りスタート

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ベランダで、二年目のにほひ菫が薫っている。

まず、目指そうとする本選びをとの、溯芳さんよりのアドバイスで、決めた一冊「Quilts among the Plain People」。
昔、中村ヤイさんに頂いた一冊。ヤイさんがアメリカにキルトの勉強に行かれた際に求められ、興味深いページに付箋が貼ってある。

メインにするキルト12枚を選ぶ。これらのキルトに沿って、工房発信の物語を綴る。

今日は、「旋律の泉を訪ねる」会のミーティング。6月の鹿児島でのコンサート、9月の白山でのコンサート&奉納演奏の概要が決まる。
by tanpopokobo | 2017-03-14 12:34


「解せない」事がら

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「ザ・コーヴ」(太地のイルカ漁を隠し撮り)公開から6年以上が経過し、無名の女性監督が「黙っていてはいけない、しっかりと日本から反論しなければならない。」と作った自主上映映画「ビハインド・ザ・コーヴ」を見た。
たくさんの市会議員(何故だか有田市会議員の二人まで紹介された)が動いての動員数だったとか。

開演前に、親しい友人のサイモン(和歌山大観光学部准教授、和大の博士課程で捕鯨の論文を書いている)と話をする。
サイモンは、映画の中で何度も登場し、重要なコメントを発していた。

去年、ユネスコの全国大会が和歌山で開催され、サイモンが捕鯨について講演した。県民文化会館に集まった県民は数十人で、和歌山ユネスコの怠慢に憤りを感じた。

発起人が思い立ったのは僅か一ヶ月前で、市会議員に相談したらあっという間に200枚を超えるチケット(1500円)がはけたという。
上映が終わり、発起人に「サイモンが出演者である事を知っていましたか?」とメールで訊ねたが、その事に関してはノーコメントだった。

素晴らしかったのは、上映後の質問で、監督に問うた一人の男性の弁。
「映画制作の目的は、戦争反対か、太地の伝統捕鯨文化についてか、食料問題か、国際問題か。今後、太地がどうあれば良いと思っているのか。」
八木景子監督からは「欲ばり過ぎた」という意味の答弁しか無く、太地の人々に対する思いも聞けなかった。

時間を置いてサイモンと話をした。「僕が映画に出て以来、知事が一切僕を無視するようになったよ。」

太地で、反捕鯨運動を繰り広げているシー・シェパードの活動家たちは菜食主義者で、地球上の動物を食するべきではないと言う。70億の人々が肉を食べ続けていたらどうなるかと。

椎茸菌を150本と話すと、サイモンが大喜びした。
蕗の薹で、ふきのとうみそを作る。その季節の、人々が何千年も食べてきたものを食べる喜び!お裾分けの楽しさ嬉しさ。
by tanpopokobo | 2017-03-07 19:37


京都から加賀へ

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院のお仲間である佐藤さん所有の京都の町家「正庵」で、松井先生を囲んでゼミのメンバーと楽しいひとときを過ごした。
佐藤さんの好意に甘え、町家に一泊させて頂いた。
町家の印象は、思っていたよりもずっと機能的で、中庭や奥の和室、二階の欄間のある和室の床の間に飾られたお雛様や、加賀友禅と刺繍の見事な打掛等々を堪能させて頂く。

翌日は、和歌山の友人と京都駅で待ち合わせて加賀在の友人納屋さんのうるし蔵へ。友人が藪内佐斗司作品(納屋さんは藪内作品の美術館を持つ)と、漆の数々を選んで求めるのに付き合った。
休憩したのは越前市加賀国定公園「龍谷寺」。庭園が見事で、私たち三人のみで贅沢な時間を過ごさせて頂く。

香水よりもお香という友人と、塗香入れを選んだ。
高野山で求めた紫檀の塗香(ずこう)入れを長く使っているが、納屋さんが蒔絵師に頼んで描いて貰ったという見事な塗香入れをプレゼントされ、恐縮したが嬉しかった。

納屋さんが用意してくれたお宿は「グランディア芳泉」の特別室で、二階のお部屋に24時間入れる露天風呂がついていて、三人で3回も入ってしまった。
会話は、芸術作品から始まり、歌舞伎や文楽の日本文化、政治経済に亘るまで、深夜に亘って有意義な時間だった。
by tanpopokobo | 2017-03-04 22:06


手作りのお菓子

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①金沢の宮腰さん、初挑戦のベルガモットのお菓子2種「ベルガモット寒天」「ベルガモットカラメルのプリン」

②鹿児島の中村さん、「サーターアンダギー」(竹かごも手作り)
わたしの 「文旦砂糖漬」

③和歌山の井田さん、「ベルガモットクッキー」
(後方はニュージーランド土産のマヌカハニーキャンディ)

手仕事は、様々な「夢」や「希望」を産む。
針を持つ事も食物を作る事も苦があって楽あり。
by tanpopokobo | 2017-03-02 01:04

    

和歌山県紀美野町にある蒲公英工房のホームページです。ご質問等は直接工房宛(0734892436)に、TEL・FAXでお願い致します。
by tanpopokobo
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