蒲公英工房


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茅の会

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今月のゲストは、大学院でゼミがご一緒の佐藤悦子さん。
京都の町家の活用をテーマに論文を書かれる佐藤さんは、長く手編みを職とされておられたとのお話で、着られているセーターも、10年大事に着ていますとの事だった。
着物も手編みされ、型崩れをしない方法論は、ご自身で特許を取得されたそうで、その道でもプロ中のプロの方だった。

会の帰りに、和歌浦の純喫茶「リエーヌ」へ寄る。参加された志磨先生もご一緒、院のテーマについての意見を求められ、「京都の和菓子には数々の深さ広さがありますよ。是非に。」と見識を披露されていた。
民家を改造したスペースと、ワッフル専門であるメニュー、餡だま(京都・駿河屋)セットメニューにも満足して頂いた。

一期一会、京都で授業を受けることを選んでいなければ、会のゲストをお願いすることも、これまでの歩みを共有することも無い方だった。
4年をかけて卒業された佐藤さんは、「入学する学生は1000人いますが、卒業生は1割と知らされていたので、最初からすごく頑張りました。」と話され、3年次編入2年で何事もなく卒業出来たのは奇跡的なことだったのかもしれないと、改めて感慨無量だった。
by tanpopokobo | 2016-04-30 08:18


たおやかな文章

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お便りを頂戴する度に感動し、"日本人であること"を嬉しく思わせて頂ける方がおられる。
さらさらと書かれた文章の力。いくつもの事柄を教えて頂き、余韻が残る。

今回は絵本「ひかりの海」の読後感想から、戦死なさったお父様(医師)の事柄等々を御文に。
お会いするのは年に1〜2回で、その折にはご挨拶しかできず、6月の麻布ギャラリーでの展示会の折に、ゆっくりお話をさせて頂けることを楽しみにしている。
絵本は第二版3000冊が増刷された。お便りを下さった高橋さんのように、戦争の深い思いを語るきっかけとなり、続く人たちへのやさしい語りかけの言葉が生まれる事になることを有難く思うばかりである。
by tanpopokobo | 2016-04-27 13:44


布が好き!

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秋の作品展の為のキルトのトップ完成で、生徒たちに裏布の注文&相談を受ける事が多くなった。
裏布は"されど"裏布、着物の羽裏ではないが、表のトップの完成に一年を費やす重さに合わせたいと思いながら選ぶ。

エンブロイダリーのプリントは刺繍がたくさん入る山本さんのキルトに、細柄のプリントは見た瞬間に永井さんのキルトにと。

インポート専門店で、44種の布サンプルに出会った。5つのグループに分けて、44センチのパッチワーククッションを作ることに。
この店で出会う端布たちは個性的で、バックのデザインを重ねながらどう使うかを考えながらの布選びは、パッチワークの醍醐味と重なる。

三日間の集中スクーリング(芸術環境特論・芸術環境を巡る諸問題)を外苑キャンパスで受講する。
午後からのグループディスカッションでは、年齢の異なる学生たちのそれぞれの意見に感心する。上村先生の発表者へのアドバイスの深さも素晴らしい。
by tanpopokobo | 2016-04-23 08:03


今月の「茅ぶきの家の集い」ご案内

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今月の「茅ぶきの家の集い」のご案内を致します。

・日時 4月29日(金・祝)pm1時〜3時
・場所 蒲公英工房内茅ぶきの家「楽柿舎」
・参加費 1000円(飲み物&お茶菓子付)

今月のゲストは、造形芸大の院で知り合った佐藤悦子さん。44年ぶりに京都へ戻り、町家を購入されて様々な催しを計画され、町家を活用した京都の文化の考察をテーマに学ばれている。院の授業の初日に、大学の近くの和食のランチをご案内して頂き(佐藤さんは四年間学ばれて院へ)、工房の話に興味を持たれ是非にと。

長く編み物をされており、手編みの着物の写真を見せて頂いたが、素晴らしかった。一枚でも見せて頂きたいと思っている。

春爛漫のお山の一日、心身共に寛ぐ時間をご一緒しましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日は東京から日帰りで、大阪での会議。
昨日の音楽家たちの集まりで炊いた筍と蕨の山菜ご飯にふきの佃煮と卵焼きのお弁当を詰め、新幹線車内で食べる。
雅叙園キルトを手持ちしたかった(往復5時間がもったいない)が、麻布ギャラリーのバックのレースを付ける仕事にする。
縫製を頼んでいる生徒の完璧な仕事に感心し、インポートのブレードをつけた完成品の写メを送ると、「全く違うものになっています!素敵です!」との返信。レイアウトの歓び!
by tanpopokobo | 2016-04-19 13:26


六本木コンサート&表参道ギャラリー

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順さんのお誘いで、六本木「softwind」でのクラシックレクチャーコンサートへ足を運ぶ。
ギタリストの峰岸洋さんは博士号を持つアーティストで、バルカン半島の音楽のレクチャーはわかりやすく、演奏も良かった。

「カノン」(パッフェルベル)を「キャノン」と順さんも岸峰さんも発音するのですぐには受け入れ難くと、風邪で声が出ない順さんの代役で司会をされたピアニストの久保田千陽さん。

コンサート後に、藤沢在のエリナさんのお誘いで、表参道のギャラリーの最終日、「米粒観音、米(粟・ごま)粒の書」"ミクロの世界へ挑戦"牧野良香展を観に寄る。
普通の筆で書かれるという米粒の文字に感心した。牧野さんは「書は一度も習った事がありません。無の境地に入り、イメージをしていくうちに指先が動き出し創作していきます。」と話されていた。

九州の地震、夜中の最大地震は和歌山の上野山さんも体感しましたと。
建築家の上野山さんの熊本地震の倒壊家屋の見解を聞きながら、「東京の大江戸線は地下5階の深さ、大江戸線に乗る際は覚悟して乗っています。」と話す。
今日も大江戸線を使った。
「いつどこで何が起きてもおかしくない」日々をどう生きるかをよく考えたい。
by tanpopokobo | 2016-04-17 22:44


植物のチカラ

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昨夜、鹿児島より三田に。鹿児島の生徒たちと訪ねた「しょうぶ学園」のビーズの色彩が残る。

朝一番に、和歌山のスタッフより届いた山の幸。山ぶきの美味しさは、宮崎の街中育ちの私がはまって毎年一年分のキャラブキを作る。(瓶入りは僅かに残るキャラブキ)
スジを取らずに食べる美味しさは格別。

蕨は溯芳さんが味噌汁の具にしたものが大好物。皆さんに驚かれるので、延岡地方独特の食べ方かもしれない。

ベランダのニオイスミレを株分けする。鉢植えしたセリや株分けしたイチゴも元気に育っている。

白山オニグルミやオーガニックナッツを使った蜂蜜漬は、食べた人たちが「今までのものとは全く違います!」と口を揃える。
6月に予約する栃蜜を待つつもりだったが、中川さんが探し回って手に入れて下さった。
「いつから考えられていたのですか?」と訊かれ、2年前からですと答えるが、何事もインスピレーションがないと生まれない。
ただ、"美味しすぎてあっと言う間に食べました"のコメントには、「しあわせのワンスプーン(縄文より)」との名前の意味がないかなと。
一日一粒の"ワンスプーン"で。

数千年も生き続ける植物がある。
それに比べれば、人は瞬きの生命だけれど、植物に感謝しながら豊かな生をと。朝の水やりは、自分自身への"水やり"でもある。
by tanpopokobo | 2016-04-14 11:49


移動中に

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金沢教室は白山「清流」の和室で。お昼の手打ち蕎麦と山菜の天ぷらを頂く。

今月より、前半後半に分けずに移動、和歌山…京都…金沢…大阪…岡山…博多…鹿児島…東京への移動となる。
その為、ホテル泊が2泊から4泊になり、金沢2泊と博多1泊の食べ物は安定しているものの、大阪or岡山泊の食品を新しく開拓せねばならず、取り敢えず選んだ食品。
新大阪駅マルシェの創業天保12年「吉野」のおいなりさん(保存料・着色料・化学調味料不使用)と、「パンデュース」のバケット。フルーツと無農薬紅茶は持参。
移動中の新幹線で、松井利夫先生・上村博先生の共著「芸術環境を育てるために」(角川学芸出版)を読む。
"芸術とともに生きるため私たちに何ができるのか…。" の副題について考察しながら。
by tanpopokobo | 2016-04-11 21:39


大学院、初授業

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本日、京都造形芸大の大学院初授業。今日は履修のガイダンスもありで、明日の入学式は欠席に。

芸術環境計画ゼミ担当の松井利夫先生、共著『芸術環境を育てるために』を執筆された上村博先生とお二人がアドバイスを下さる授業の贅沢なこと。
二学年8人の研究計画書について、丁寧且つ的確で高度なアドバイスに感心した。

研究するとは何かについて語られるお二人、生徒たちが取り組む課題内容も充実しており、改めて入学して学ぶ環境にある事を、嬉しく思った。

自己紹介でパッチワークの本部講師である事を告げると、松井先生が「うちの生徒にも指導してやって下さい。」と仰った。
「芸大で学ぶ学生さんたちが自由な発想で布を触ると、どれ程ユニークな作品を創られるかに多大な興味があります。」と答える。

年代が色々な学生さんたちとの交流も嬉しく、互いの研究が成就するよう助け合いながら、真摯に学びを深くしたいと心を新たにする。
by tanpopokobo | 2016-04-09 20:24


白山胡桃の蜂蜜漬

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種(実)の胚芽がずっと気になっていた。
梅の実の種を割って酵素に。杏仁豆腐をデザートに。そして、白山のオニグルミを分けて頂き、こだわり蜂蜜漬を作る。

胡桃について調べたら、面白いことがわかった。
オニグルミは縄文時代からある日本古来種。しかし、殻が固く、食するのは困難で、動物の餌に。
中国で前漢時代にペルシャから入ったヒメグルミの実が、手で簡単に割れることから、長野でも柔らかい種類が主流で、正倉院の胡桃もこちらだろうとの話。

ここで感動したことは、白山の住人の方々が困難なオニグルミを割る内職をされて、オニグルミに拘って産業とされていること。
火鉢で胡桃を炙りながら割る仕事は、夏は過酷なものだろう。ちなみに、白山胡桃(割れ)は成城石井のオーガニックのナッツ類よりも高価。

白山のオニグルミにオーガニックのナッツ類、蜂蜜は野山のものを。あちこちにナッツの蜂蜜漬はあるが、クオリティの高さは負けない。
そして、閃きの一品が加わった。これで味は深みを増す。
現在、一瓶1080円で販売。今後、オーガニックの実に拘り、栃の花の蜂蜜を使うなどで、価格に変動あり。
『♪しあわせのワンスプーン♪』
この品に、小澤農場主は「やりますねぇ。うちの胡桃(ヒメグルミ)を秋に山に植えましょう。先の長いですが。」
そう、先の長い話を“今始める”ことが大事。
by tanpopokobo | 2016-04-03 00:16

    

和歌山県紀美野町にある蒲公英工房のホームページです。ご質問等は直接工房宛(0734892436)に、TEL・FAXでお願い致します。
by tanpopokobo
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