蒲公英工房


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山津見神社オオカミ天井絵復元プロジェクト

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今月も、今日から海外研修で2週間留守になるとの加藤先生より、「10月末に、藝大で天井画の完成祝賀パーティーをしますので、是非出席して下さい。」とのメールが入る。

現在出来ている天井画は100枚との返信に、ただ驚くばかりだった。いつの間にそんな大きなプロジェクトにしてしまわれたのかと。(当初、数枚でもと仰っていた)

サイモンさんが、飯舘村の山津見神社のニホンオオカミの天井画の撮影をした数ヶ月後に、社殿が火災に遇い、全て消失してしまった。

その後、藝大大学院保存修復日本画研究室の荒井先生を中心に復元。
来年の5月に福島県立美術館で展示され、その後山津見神社の拝殿に納められる予定。

加藤先生とサイモンさんが、福島の復興を願いなから、頑張ってこられた功績は素晴らしい。

次のサイトで、復元作業の様子が紹介されている。
http://yamatsumi-jinja.tumblr.com/
by tanpopokobo | 2015-08-28 19:38


レース

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レースの繊細さが昔から好きで、アンティークレースの美しさは見ていて飽きることがない。

国産のレースをデザインするお店で、見つけたレースの衿。
輸入リボンショップで見つけた黄みがかったからし色で染められたハンカチ。
それらのデザインと色で、やるべき事の山積した日々から心を満たす瞬時を頂く。

コンサートの為、今月再度三田入りする。
ベランダで採種し、種を蒔いたルッコラが、3日で芽を出していた。
by tanpopokobo | 2015-08-26 01:48


福島レポート

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子息の東大での講義(福島)について、聴講して下さった方のレポートが届き、わかりやすくまとめて下さっているので紹介させて頂きます。

和歌山二日間の滞在中の一日、連続三回の教室の合間に、志磨先生とのティータイムで、お孫さんのさくらさんが今年も福島でのボランティアに参加した話をしておられた。
志磨先生にも是非皆さんにも紹介をと請われ。

http://ihs.c.u-tokyo.ac.jp/ja/schedule/reports/post/000113/
by tanpopokobo | 2015-08-21 22:17


今月の「茅ぶきの家の集い」ご案内

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今月の茅の会のご案内をさせて頂きます。

・日時 8月22日(土) 12時〜
・場所 蒲公英工房 茅ぶきの家「楽柿舎」

今月の会は、一品持ちよりの昼食会になります。
主宰者の都合(9/4の近江楽堂コンサート関連等)により、日程調整が難しく、間際のご案内となりました。
一品持ちより食事会は、年末恒例ですが、夏の恒例行事にしても良いのではとの意見がありました。
県外の方たちからも「すごいお寿司があるのね!」との声が届く、有田の「たぬき本舗」の巻き寿司は、上野山さんの担当です。(椎茸・玉等の大きな具に酢飯が薄く、和歌山市内の方にも大人気)

工房の涼風の中で、ちょっと知的な話と、笑いのあふれる楽しい時間をご一緒しましょう。
by tanpopokobo | 2015-08-18 11:36


キルト撮影締切

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明日の撮影に間に合わせるべく、この二日間は一日10時間以上針を持った。

ボーダーもある程度のキルトが入り、何とかしつけを外してパイピングをする。
撮影に耐える程度(約8割)はキルトが入った所に、三重の古民家にあったという藍染め布(格子&縞)が届く。
この布を少しでも仲間入りさせたくて、アップリケに用いる。
キルトが戻ったら、もっと出番を増やそうと思っている。せっかく届いたからには、意味があるはずだ。

格子&縞。
これから、長い付き合いになる。
by tanpopokobo | 2015-08-14 23:30


鹿児島・長島美術館

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鹿児島教室の時間を切り上げ、生徒たちと長島美術館「四季のキルト展」に行く。
丘の上に立つ美術館からの眺望は素晴らしく、桜島がかすんで見えた。

キルトは30点余、九州出身の作家の方々のミシンキルトが多かった。

何よりも驚いたのは、私設美術館の常設。内外の著名な画家の絵画二室。
ペルーの古代文化の室に、彫刻の室、白薩摩と黒薩摩の広い展示室に驚嘆した。
交通の便が悪く、地元の方々も中々訪れる機会がないそうで、もったいなく思うばかりだった。
種子島からの生徒は、「種子島の焼物の展示は、種子島にあるものを上回っています。」と話していたが、薩摩焼の文化を学ぶ良い時間でもあった。

長島さんがご案内して下さり、「月桃の花に大きなクロアゲハが飛んで来ますが、ここでクロアゲハを見ると幸せになるとの伝説もあるんですよ。」と話された。
沖縄では、蝶はあの世とこの世を繋ぐとされ、斑入り月桃の芳しい花々に蝶が群れる様も趣のあるものだろう。

今日も、花は終わり実になった月桃の周りに、たくさんのクロアゲハが見られた。
by tanpopokobo | 2015-08-12 10:47


報道ステーションSunday

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本日(9日)、午後4時半よりテレビ朝日「報道ステーションSunday」で、同級生靖江さん(旧姓豊島)のお父様の戦争体験を再現フィルムにし、放映される旨の連絡が入った。
ご覧頂ければ嬉しい。

靖江さんは、30代半ばで歯科医になり、現在埼玉で開業して頑張っている。
今回、近江楽堂のコンサートに来て下さる旨の連絡があり、時間が許せば是非見て欲しいとの事だった。

溯芳さんが、日本書紀歌謡と同じ位に大切にしているもうひとつのライフワークが、人間魚雷回天の研究だと伝えると、靖江さんは「わたしも、あの頃の事象を改めて深く考えています。」との返信だった。

工房の鹿の子ユリ。
石垣の間から咲く。
by tanpopokobo | 2015-08-09 11:09


慰霊

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広島原爆投下より70年。
20年前、50年の節目の日に、溯芳さんと私と次男の三人で、広島の地(爆心地、原爆ドーム、太田川)の三ヶ所に、清水を手向けて慰霊の祈りをした。

先日、工房の小川沿いの杉の木が倒れ、下敷きになったビシャコ(ヒサカキ)の大木も倒れていた。
お盆の前で、墓参に使われる人たちに請われ、ビシャコと高野槇を伐る。
故郷の宮崎には高野槇が無く、高野槇を高野山から送り、母が仏壇にあげると、叔母が「松などあげて」と驚き、母が諭した思い出もある。
倒れたビシャコの枝は、たくさんの方々に使って頂けることになり、お役に立てて嬉しい。

工房に泊まった長男が持ってきた飲み物(ココナッツウォーター)に、クツワムシが長くいた。
ココナッツが好みなのか、人工甘味料不使用が気に入ったのか。
人間の嗅覚は、この小さき虫にも及ばない。

現在、この地球上にある核兵器は、一万9千発もあると言われ、その中には広島の数百倍のものまであるという。
叡知とは何だろうか。
by tanpopokobo | 2015-08-07 06:56


社会学 「桜」

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社会学の課題
①桜の名所に、複数の桜があるか。画像を添付し500字。
②明治30年以前の桜、明治40年以降の桜、戦後の桜について、その典型例を示し、主な特徴を述べる900字。
③「循環的因果(ポジティブ・フィードバック)」の論理について、他の文献を使って概要説明、該当する身近な事例600字。
④ソメイヨシノの「一面の花色」イメージのように、現在では自然や伝統だと思われているものが、実は近年になって社会的に構築されていたということがある。同様の例をあげ、概要や語られ方、過去との比較での変化、現代社会における役割について1200字。

桜の添付ファイルは、工房近辺のヤマザクラと工房の淡墨桜とイヌザクラと枝下れ桜。工房にソメイヨシノを植えようとは思わなかった理由を、学びによって気づくことができた。

ソメイヨシノは明治維新前後に、染井村(現・豊島区)の植木屋が売り出し、花が美しく成長が早いので、たちまち各地に広まる。
ソメイヨシノは全て接ぎ木であることを知っている方は少ないかと思う。(その為、クローン性を危惧する人たちもいる)


「社会学」、この分野は多くの視点を持ち、考察する度量が要ることを、改めて思い知った。
撮影の締切迫るキルト(一日平均5時間は針を持つ)との闘いの一週間。とにかくレポートを提出して思った事は、ものごとを一元的にとらえないこと。

生徒夫妻(ご主人は歴史的建造物専門)がポーランドを旅した。どこが良かったですか?の答えは「アウシュビッツ収容所です。」との事。批判よりきちんと歴史認識を伝える展示でしたと。
わたしたちも唯一の被爆国である認識を薄れさせてはいけない。
by tanpopokobo | 2015-08-05 02:05


「ハギレの日本文化誌」

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2006年に、福島県立美術館で開催された展示会「ハギレの日本文化誌」展示会図録が届く。会期中すぐに再版が決定になったという図録である。
企画された佐治ゆかり館長の手元にも一冊しかないと仰っておられたが、yahoo落札できラッキーだった。
この図録の中身のいかほどを、パッチワークに携わる方たちがご存知だろうか。実は、大学の卒論にはこのテーマでと、資料を集めていた。まとめて下さっていた方がおられたことを知り、どれ程嬉しく有難く思ったかしれない。(卒論は別のテーマに変更)

私の知らなかったパッチワーク(佐治さんは一貫してパッチワークという言葉を使われず、ハギレである)の作品の数々に出会える喜び。
佐治さんが収集されているのは、子どもの着物と長襦袢、そして袋物である。その数々を図録で見せて頂けるだけでも感謝の念にたえない。

初めて知ったことも多く、中でも奄美大島のノロ(祝女)の「ハビラドギン」は、衝撃的だった。鹿児島県・宇検村教育委員会臓とあるので、いつか実物に出会いたいものと願う。
三角布をハベラ布と呼び、三角形は鋸歯文でもあり、袖口や裾から入り込もうとする悪霊から身を守る強力な魔除けとされた。又、三角布は蝶を象徴する形で、琉球世界では蝶はあの世とこの世を行き来できる存在と見なされ、美しさと霊力が畏れられた。
この三角布は、先祖や先輩ノロから頂く古布で、それは彼らの霊力を頂くことでもあった。

佐治さんは、そのハビラドギンの神衣について、「人がハギレに託す思いや、接ぎ合わせることの意味をよく示す事例である。」と結ぶ。

学びは楽しい。
by tanpopokobo | 2015-08-01 21:40

    

和歌山県紀美野町にある蒲公英工房のホームページです。ご質問等は直接工房宛(0734892436)に、TEL・FAXでお願い致します。
by tanpopokobo
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