蒲公英工房


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桜、桜、桜

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和歌山城追手門の垂れ桜、工房の淡墨桜、他に玉津島神社の桜「衣通姫」や橋本高校・和歌山大学キャンパスの桜等々、この三日間は桜を愛でる濃い日々だった。

美しく気品のある一番は、工房の淡墨桜。
宮崎の姉が工房オープンの折、根尾の淡墨桜を手土産にしてくれ、私の手で植えた。一度、台風で枝が折れ、3本の枝が伸び、10年経って漸く開花した。ちらほらと枝間に現れたあの感動を忘れる事はない。
白木蓮とセットで、名物桜になるかとの予感。

茅の会のゲストとしての話、玉津島神社での会合、全国一になった橋本高校の邦楽部の生徒たちの演奏を聞いた後の話、日本書紀歌謡講座での話、どの場にも溯芳さんの高い博識と熱意があった。

和歌山の別名“若”山の説明は、玉津島神社の奥様(数多の万葉学者の説明を聞かれておられる)が「初めて伺った有難いお話です。」と話された。
若は従来の意、“弱い”というものではなく、中国の漢字の意味から“神聖”“童子”である事。

この説明に、玉津島保存会事務局長の渋谷さんは、考古学の立場から、天皇が奈良から紀の川を下り、丹生姫神社から日前宮を経て、玉津島神社に下り立たれた記述が、玉津島神社が神聖な地であったからとの説を裏付けるものだとたいそう喜ばれ、保存会のメンバーにも早速お話しますとのことだった。

東京に戻ると、慶応の正門脇に山吹の黄花が咲いていた。
by tanpopokobo | 2015-03-31 12:29


かがやきで金沢に

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朝7:20発の北陸新幹線かがやきで金沢に。金沢着9:54。(途中長野8:45)
全車両指定席(デッキで立っても指定券要)、全て完売している旨のアナウンス、加えて11・12号車の特別車両の通り抜けはお断りしますとの事。

座席シートの色柄(赤とグレーの大きな格子)が良くない。
足下は広いが、新幹線のシートと乗り心地はさくらが最高かと思う。

東京から2時間半、金沢が近くなって利用客も増え続ける事だろう。
トンネルが多く、車窓の景色は望めないが、たまにはっとする光景もある。
by tanpopokobo | 2015-03-27 09:20


ヤイさん

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久しぶりに伺い、お天気が良いしお昼を外でと仰るので、ご一緒させて頂く。

「あなたのお惣菜は全部美味しい。」グルメのヤイさんにそう誉めて頂くので、調子に乗って毎回お惣菜を手土産に伺う。
今日は、スジカレー・ゴボウとコンニャク煮・鯖の味噌煮、そして神戸より届いたいかなごのくぎ煮を。

ヤイさんのテーブルにはいつもお針箱があり、縫いかけのキルトと本がある。
80歳を超えられ、週二回の足のリハビリに通われていてやや歩行が困難だが、頭脳明晰。
頂き物だというブックカバーの刺繍が素敵で、何を読んでいらっしゃるのですか?と問うと、「なぜ粗食が体にいいのか」(帯津良一著 知的生きかた文庫)と。

活字を追う、手を動かす、バランスの良い食事の三点セットも、晩年からの努力ではなく、常々身につけておくことなのだろう。
by tanpopokobo | 2015-03-25 17:29


ターシャ・デューダー展

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銀座松屋で開催されているターシャ・デューダー展のチケットを頂いたので、観てきた。

ターシャの庭園を再現したスペースやターシャの台所の調理台、用具、絵本の挿絵の数々に、驚嘆した。

気になるのは、冬の間の手仕事(絵画以外の)で、裁縫用具や服の縫い目やボタンの数、ミニチュアマット等々。
細い針だからこその人形作りかもしれないが、人形劇の為の劇場まで手作りしたとの志の高さ。
アンティークドレスの収集の数(後に寄贈)からも豊かな生涯だとわかるが、92歳で自宅の花園を見ながら孫子に囲まれて幕を閉じる一生は、ターシャ自身が望んで努力し続けたからに他ならない。

会場の外に、ゆうに100種を越えるテッセンの鉢が゛売られていた。見たこともない種類がたくさんあり、嬉しくなった。
ターシャ・デューダー展は6日迄。
by tanpopokobo | 2015-03-23 15:00


フルートを始めよう

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順さんが、出来たばかりのフルートの教則本「フルートを始めよう」 ヤマハミュージック出版を持って来られた。DVD付2200円(税別)全国のヤマハ他、Amazonでも買える。

この数ヶ月、ずっと寝る間を惜しんでの執筆の話を聞いていたので、ただただ良かったとわがことの様に嬉しい。
DVDの撮影と編集が大変だったそうだが、DVDを観て驚いた。順さんらしいあまりにも親切極まりない指導で、編集者が編集を終えた際に「これで、フルートがふける気がします。」と仰った事を納得した。

大学の音楽サークルでフルートを吹いていた甥と、東京の大学に入ったら順さんの教室の門を叩きたいとの友人のお嬢さんに勧めた。初心者のための教則本ではあるが、中級者も全く知らないであろう練習法が伝授されている。

溯芳さんの日本書紀歌謡の本もとの言葉に、「是非!」と順さん。ほんものが生まれ出づる苦労は並大抵ではない。

順さんが、ご子息の幼稚園入園の為の手仕事の途中経過を持って来られていた。表布と裏布とのバランスが個性的なバックとマットは、お母さんの愛に溢れていて、一針一針がいとおしい。裏のパイビングは徹夜しましたと多大な苦労の程が伺えた。
マットは後三枚縫われるとの事、縫い針・まち針・縫い糸・しつけ糸を渡し、その使い方を説明させて頂く。これで苦労は半減するでしょうと。
「まち針がないので、縫い針で止めていたら、床に縫い針が落ちていました。」と話され、「私に似てます。うちも落ちている針を幼稚園児の息子が見つけていました。」と答える。

近くの白金高輪で、週二回英語&フルートの教室で子供たちを指導されておられるので、いつも「あ、ヤバい」と駆け出される。
良い先生に出逢っている子供たちは幸せだ。
by tanpopokobo | 2015-03-20 00:41


古書にふれる楽しさ嬉しさ

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「一年間大学の課題をよく頑張りました。」と、溯芳さんより『ワイド版染織の美・辻が花』図録を頂く。
鮮やかな色彩、大胆な構図、繊細且つ高度な技術を伴う染めの数々。
収集している「染織の美」の増刊号が辻が花で、それを基に現存する辻が花染めが網羅されている。

久々に神保町に出て、溯芳さんの行きつけの古書店に行く。
三冊で250円の専門書、歌論・漣歌論を渡され、せっかくレポートを書いたのだから、原書も繙いてみてと。
漣歌論など読む方も無いのかと思いつつ、それにしても一冊50円や100円とは。
「日本古典文学体系」シリーズは50年前の発刊、一巻1200円は高価なものだったと思う。
これから何年生きられるかと考えれば、確実に今までの半分の年月も生きられないのだから、"日本人"を意識しての日々でありたいと希う。
by tanpopokobo | 2015-03-18 16:30


アンティーク市

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有楽町の国際フォーラム前で開かれている、アンティーク市に立ち寄った。
閉店間際で、数件の布のお店をのぞく。バティックの帯が珍しかったが、あまりにも高価だった。

パティシェのひいらぎさんと、パリのジャパンエキスポに参加した折、蚤の市でアンティークのフェーブを見つけた日舞の師匠が、ケーキのお礼にと、いくつかのフェーブを渡された。
ひいらぎさんは、「探していたんです!」と大喜びされた。

そのフェーブを並べているお店を見つけ、ひいらぎに飾られている以外のフェーブをと選ぶ。
フェーブとは、フランスの公現祭の日に食べるお菓子「ガレット・デ・ロワ」の中に入れる小さな陶製の人形(動物も)。入っていた人に幸運があるとされる。
ガレット・デ・ロアの起源は、古代ローマに遡り、その頃は空豆を用い、当たった人が宴の王になった。

陶製人形の愛らしさ!
by tanpopokobo | 2015-03-16 10:47


小杉放菴展&コンサート

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出光美術館に「小杉放菴」展を観に行く。
西洋で学んでいた間に池大雅の絵に出会い、帰国後横山大観らと活動を始める。その画跡を辿る展示会。東大安田講堂の壁画はまだ残っているのだろうか。西洋画の流れを受けつつ、学び徒へのメッセージが日本的でやわらかい。
「星のらくがん」は、小杉放菴記念日光美術館が販売しているもの。放菴が「未醒」と号していた際に用いた落かんに使っていたもので、ワインの瓶をデザインしている。

夕刻、黎山さんの初のCD発売記念コンサートに。
ピアノと尺八のコラボは、環境音楽のお好きな二人が、やさしい音源をかもしだしていた。

芸術にふれた一日。心満たされて。
by tanpopokobo | 2015-03-14 00:21


慶應大学の桜

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「都内で最も早い桜」と教えて貰い、東門から正面に抜ける道(マンションから歩5分)に咲く桜を見に行く。

「福澤研究センター通信」中、公開講座「福沢諭吉と大隈重信」の項が興味深かった。
公開講座に参加しよう。歩5分がもったいない。
by tanpopokobo | 2015-03-12 11:18


今月の茅ぶきの家の集いのご案内

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わさびの新芽、黒百合の蕾がぷっくりとした姿を見せ、クリスマスローズの花も咲き始めています。

今月の茅の会のご案内を致します。
・日時 3月29日(日) PM1時〜3時
・場所 蒲公英工房茅ぶきの家「楽柿舎」
・参加費 1000円(飲み物、お茶菓子付)

今月のゲストは、日本書紀歌謡研究者の佐藤溯芳さんです。
今春より、和歌山大学観光学部の学術研究員として、学術センター長に就任される加藤先生の下、“和歌”を主体にレクチャーやイベント等を企画しています。
先日の石川県立音楽堂、東京オペラシティ近江楽堂でのレクチャーコンサートの模様等も、お伝えしたいと思います。

白木蓮のかほりと鶯の鳴き声の中、輪になって古代の歌にふれる楽しい時間をご一緒しましょう。
by tanpopokobo | 2015-03-09 03:03

    

和歌山県紀美野町にある蒲公英工房のホームページです。ご質問等は直接工房宛(0734892436)に、TEL・FAXでお願い致します。
by tanpopokobo
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