蒲公英工房


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立川高島屋キルト展

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学生時代の友人よりの誘いを受け、キルト展を一緒に。

エスカレーターを降りた付近の各フロアーに、額のミニキルトが飾られており、各フロアーに合わせたデザインで楽しいキルトだった。

キルト展は賑やかで、デパートの催事に人気があるのか、今年は立川高島屋を皮切りに、4月に浜松遠鉄百貨店、名古屋高島屋、柏高島屋、6月に新宿高島屋。台湾数ヶ所を巡るキルト展もあり、金沢大和デパートも。
高島屋は、作品は二点、台湾は「春愁秋喜」、金沢も別作品、秋には雅叙園のプロムナードを飾り(4月の学習会用キルト)、現在制作のキルトは名古屋丸栄百貨店の創業400年記念の催事「時代を彩るキルト展」のもの。

総計6枚を、多くの方々に観て頂く事に。感謝です。
by tanpopokobo | 2015-02-28 20:57


メッセージ

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藍の縞を使った作品に使う無地布。
その昔、藍染の無地布が中々手に入らないと聞き、探している方によると、昔の藍染無地布を本藍で作ると、高値で売られているその数十倍ものコストがかかるとの話だった。

無地布から出てきたメモには、この布が村の旧家のもので、自分に特別に分けて頂いたものですと書かれていた。
ほどくのにかかった労力、洗って糸屑を丁寧にとられるご苦労が述べられていた。

この無地布を下さった方にはお会いしていず、友人から是非使って頂きたいと届いた。その方がこのメモを書かれた方に頂いたかどうかも定かではない。
ただ、作品が完成したら、この方の元にも作品の写真とお礼状をお届けしたいと思っている。

幾多の方々の手から生まれ、幾多の方々の手から手へと繋がって届けられた事に感謝しながら、世界にひとつのキルトを目指して針を持つ日々、藍染の香りと布の持つ力に癒されている。
by tanpopokobo | 2015-02-23 12:10


今月の茅ぶきの家の集い ご案内

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今月の茅の会のご案内です。
・日時 2月22日(日) PM1時〜3時
・場所 蒲公英工房 茅葺きの家「楽柿舎」
・参加費 1000円(飲物・お茶菓子付)

今月は、主宰者不在の中での集まりとなります。ゲストはありませんが、上野山さんとの電話での会話で、「お金の価値についての視点」を論じてみるのも面白いのではという事になりました。

その昔、「例えば、何か日常の品物を買うのでさえあれこれ考えて決める人たちがいるのに、たぶん一生での一番高価な住宅を購入するのに、様々な視点からよく検討して決める人たちが少ない事を疑問に思うのですが。」と建築家の上野山さんに言われ、さもありなんと思った事があります。日常の小さな選択に、何を基盤とするかは一人一人が違うことでしょう。
会話の中に、思いがけない発見があるやもしれません。

……………………………
画像は、茅の会とは無関係です。
大学のレポート芸術史・近現代で、「21世紀における芸術の展望と役割」に、バレンボイムとサイードの「音楽と社会」を取り上げました。パレスチナ人とユダヤ人が一つのオーケストラを結成、演奏したものです。
順さんと、コンサート後に会い“日本書紀歌謡の今後の活動”の話をし、後日何度も“芸術の可能性”について、メールのやりとりをしました。
しっかり考える力があり、同時に聞く耳を持たれている若い方とのやり取りに、日常が豊かに感じられた事です。
by tanpopokobo | 2015-02-18 12:40


石垣島 白保の風光

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溯芳さんが25年ぶりに石垣島に行き、神司の方のお墓参りを済ませて戻った。

頼んだお土産は、石垣島の砂とお水。砂は珊瑚で出来ている。手触りの素晴らしさに感動。
石垣島をご案内下さった高校教師の方々は、熱心に白保の珊瑚保護の活動をされている方たちで、数々の問題がありますと話されていたとの事。
酵素には珊瑚を入れると良いが、塩辛くないかと舐めてみるが塩分は感じない。一度山の湧き水で洗って入れようと思いつく。

月桃の葉を練り込んだサンダアンダギーは、月桃の香りがして美味しかった。こういう素朴なお菓子に出会うと、その地に飛んで行きたい思いでいっぱいになる。

お墓参りには、小澤さんの仏手柑を供物に。
仏手柑のお菓子を作り、お砂とお水と共に、元気を無くされておられる方にお届けした。
by tanpopokobo | 2015-02-16 14:35


古書

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新お茶の水で友人とランチ、そのレストランへの道にあった「かげろう文庫」で、イギリスの「近代織ものの技法」フリーダ・キーン著の古書(約80年前)をみつけた。1350円。
欲しい古書は他にあったが高価で買えなかった。

その足で神田手芸に。品田さんに先日のコンサートのお礼(クラフト館の松下さんといらして下さった)に仏手柑菓を届け、生徒たちの布を選ぶ。
布を選んでいると、見知らぬ方に作品のボーダーの相談を受ける。もしかしたら我協会の先生の生徒さんかもと、感想を述べさせて頂く。

品田さんに、「英訳されたら、又教えて下さいね!」と言われ、「時間がかかりますが頑張ります。」と答えた。
明日から末までに、大学のレポートを6科目提出する。(次年度より取得単位数が制限、この一年はセーフ。)私の様に多科目取得を目指した方が多かったのかと苦笑する。
by tanpopokobo | 2015-02-14 13:09


春の訪れ 酵素造り

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春の息吹きは、ふきのとう・三つ葉・ユキノシタ・ワサビ等の新芽に顕れる。

酵素を定期購入している方の手伝いで、共に新芽を摘みながら酵素を漬け込む。
野にあって歴史を刻む草花の一輪一葉とて同じものはない。だからこそ、その息吹きは尊い。
by tanpopokobo | 2015-02-08 13:44


アップリケボーダー

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研究科で学ぶ生徒たちのアップリケボーダーデザイン。
布をカットして貼ったり、布をコピーしたものを貼ったりと様々だが、その人の“好みの色彩”が見えて楽しい。
ボーダーデザインの難しさはコーナーのデザインで、如何に自然なフォルムを作るかである。

勿体無い事をしたと思う事は、生徒たちが作ったキルトの過去のアップリケボーダーデザインをファイルに保存しておかなかった事。個々のデザインには、同じものが一作も無い。
それぞれにデザインを考えて貰い(基本の指導有り)、そのデザインを直して色彩を考え、出来上がったキルトの品格を上げるボーダーとなる。
by tanpopokobo | 2015-02-07 00:33


小澤農場

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小澤農場にベルガモットを追加注文し、おまけのライムと仏手柑入りで届く。

先日FUZZ CAFEを訪ね、ベルガモットを繋ぎたく、小澤さんと話をした。農場主はベルガモットをどのように使うのが良いかを思案中ですとの事。
わたしはまずはベルガモットティーを広めましょうと話した。

ケーキハウス“ひいらぎ“店主は、ベルガモットの熟成ケーキを考案中で、その過程の煮詰めたベルガモットを試食した。

順さんはベルガモットをお花だと思っていましたと、生の果実に驚喜された。

思えば、テーブルコーディネートの講座を持つ志磨先生が、「アールグレイ(紅茶)の中に入っている柑橘は、仏手柑ですか?」と、茅の会のゲストの小澤さんに訊いた事が、今日のベルガモット出荷に繋がった。
この二人の何気ない会話が、数年後に真の豊かさを生む事になった。
奈良の生徒は、高齢のお母様と本物のアールグレイティーを楽しみ、お陰さまで親孝行できましたと。

私はお店でレモンを入れることはなく(減農薬か不明)、いつもストレートティーを注文するが、「ミルクにしますか?ベルガモットにしますか?」と訊かれる日が近いと嬉しい。

かほりは天上からの贈り物で、亡くなった方へのご馳走である。
わたしも、母と一緒にベルガモットティーを飲みたかった。
by tanpopokobo | 2015-02-03 18:24


オペラシティ・近江楽堂レクチャーコンサートの感想

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日本書紀歌謡レクチャーコンサートに、たくさんの方々にお出で頂いた。
その中のお一人より頂いた感想が、あまりに意を汲み取っておられるので、全文を掲載させて頂く。
………………………………
私の職場に来て下さっていた佐藤溯芳さんの本業は、日本のいにしえの音楽を探求することだった。震災前の話である。

いつも慈愛に満ちた表情で笑顔を絶やさず、清らかなオーラをもったこの人に、私は立場を越え、人として強く惹きつけられた。

その溯芳さんが、「日本書紀歌謡」のレクチャーと演奏を企画され、昨夜東京オペラシティで公演会を開かれた。光栄にもお誘いを受けた私は、友人といっしょに聴かせて頂いた。

「日本書紀歌謡」とは耳慣れない言葉だったので、少し予習をしておいた。
古事記と日本書紀、いわゆる「記紀」には、約200の歌謡が収められているという。学生時代「古典」をおろそかにしていた私に浮かぶ歌は、残念ながら1曲もない。

歌謡曲なら子供のころから親しんではいる。だが私はその「歌謡」の意味すら正確には知らない。

【歌謡】音楽を伴う口承文芸。狭義には「うた物」を意味し,広義には「語り物」を含む。歌謡の根源をなす「うた物」とは,音楽的要素が重要な意味をもち,曲節豊かで変化に富み,歌詞の形態としては律調のある,いわゆる韻文的なものが中心をなす。(ブリタニカ国際大百科事典)

律調、韻文的と難しい単語が並び、調べ出すときりがないので、「口承文芸」だけはっきりさせておく。

口承文芸とは文字による文章でなく、口で述べ伝える物語である。よって歌謡とは、歌で物語を伝えるものということになる。
日本書紀には、その歌謡が128首所収されているそうだ。

確か4年前、溯芳さんは、古事記の時代の人の語り口、音声を再現することに情熱を傾けておられた。その情熱は冷めることなく、絶えざる研究の成果を今回披露して下さるようである。

「クラッシックを聴かれる大垣さんにはちょっと退屈かもしれませんが…」と控えめなコメントで案内されたわけだが、聴くとこれら発掘された歌謡を聴く意味は、ことのほか大きい。いにしえの旋律は、私たちのDNAに刷り込まれた感覚を刺激し、何とも言えない懐かしい想いを呼び起こす。

科学や経済の発展と共に、あたかも我こそが支配者であるかのように思い上がった人間たちに、それが一石を投じることになるのである。

すなわち御座を神々に明け渡し、人間たちはひかえるだ、謙虚に本来の分相応の席に。

演奏は、琵琶に塩高和之さん、尺八は若手田中黎山さん、そしてフルートに久保順さんと一流の奏者がそろった。あとは溯芳さんが発掘した古代の音を再現するばかりだ。

不思議な旋律。だが遠い過去に私もどこかで聴いていたかもしれない、そんな想いが確かにした。私は第41番歌「枯野の琴」が大そう気にいった。オノマトペ(擬態語)を駆使した歌と神秘で優雅な旋律が、いにしえの人の豊かな心が余すところなく表れていた。

今後溯芳さんの研究成果が、私たち日本人をいにしえの豊かさに立ち帰らせ、神々へ御座をお返しする。そんなパラダイムシフトを惹起しないとも限らない。

追記
思いおこすと4年前、溯芳さんと今や日本歌曲の主たる歌い手となった佐藤容子さんとの「タブル佐藤対談」を私は企んでいたのだ。ところが、予定日の前日に大震災が勃発し、その企画はお流れとなってしまった。まるで津波にさらわれたように…。
神々が「まだ、早い」と仰ったのだと理解してはいるが、いずれこの世で二人の対談が実現することを願う。

……………………………
溯芳さんが常々熱く語っている事を、全て理解出来る数少ない方だと思う。
資料でお渡ししたヴィジョンの図形、パラダイムシフトを完璧に解かれていらっしゃる。

お客様に、私たちの高校の同級生夫妻が来て下さり、溯芳さんにとっては実に40年ぶりの再会で、ことのほか嬉しそうだった。
by tanpopokobo | 2015-02-01 00:10

    

和歌山県紀美野町にある蒲公英工房のホームページです。ご質問等は直接工房宛(0734892436)に、TEL・FAXでお願い致します。
by tanpopokobo
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