蒲公英工房


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シャーベット&アイスクリーム

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工房は、ワレモコウが涼風になびいている。
恒例のシャーベット&アイスクリーム作りをようやく手がけ、山の幸便にして送る。

今回は、白桃・スモモ・イチヂク・ぶどう・キーウイ・梅・ブルーベリーの7種のシャーベットを作る。

アイスクリームにも酵素と天然蜂蜜が入る。山にシャーベット便を取りに来られた生徒より、生石高原の有精卵を沢山頂いたので、次回にはこの卵を使わせて頂く。

ファンは増えるばかり。
楽しい作業は、次作を製図しつつ深夜に行われている。
朝、雨の中、子息と裏山の竹を伐る。屋根を守る仕事は、正に格闘。

小さき花々に微笑んで。
by tanpopokobo | 2014-08-27 11:18


観月会「竹燈夜in妹背背山」

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常日頃から和歌浦一帯並びに玉津島神社での文化保存の啓蒙活動に尽力されている渋谷夫妻より、イベントの案内パンフ&ポスターが届いた。

9月14日(日)18:00〜20:30小雨決行(開催か否かは、「和歌の浦みちしるべの会」ブログにて15時迄に告示)
観月短歌祭も玉津島神社で開かれ、観月祭にちなんだ短歌を広く募集している。
妹背山には数々の思い出がある。
皆さんが足を運んで下さることからの始まり。その地の歴史に想いを馳せるひとときは、これからの夢や希望にも繋がる。

毎月の和歌浦一帯の美化活動と専門家による学びの会の企画等に携わる渋谷さんたちに、江本さんから「頭が下がります。」の言葉。素敵なチラシも、ご自分のレイアウトと聞き驚く。
その日は雨を降らさないで下さいと、神さまにお願いしよう。
by tanpopokobo | 2014-08-23 12:58


近現代レポート

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芸術史・近現代のレポートを書いている。柳宗悦等の民芸運動に関するだけでも1200字は楽勝だけれど、それだけではない工業デザインの分野についても、数冊の資料本を読んだ。

古書店で出会った図録「ウイリアム・モリス&民芸」は素晴らしい一冊で、近現代の担い手である富本憲吉がイギリス留学しモリスのデザインを学んだ影響が大だった事を彷彿とさせる内容である。
ウイリアム・モリスが注文を受けてデザインしたものを、注文主の貴婦人が刺繍した作品がある。モリスの色彩だろうかと思う地味なものだが、刺繍糸も別注で染めさせたたものだという説明があり、注文主の希望もあったのだろうと思う。
後半は民芸館の基になった三国荘の内部写真が掲載されていて、興味深い。

それにしても東京美術学校(後の東京芸大)で工芸の専門教育が始まり、工芸が芸術の分野に認められる(帝展・美術工芸部門)迄、30年もかかっている事に驚く。「用の美」使われるものの美しさと鑑賞を対象とした美を、比べる事など出来ない。

「道の文化」に、「道」についての考察文がある。各界の専門家たちが担当した朝日新聞社の講座録で、いわゆる道のつく茶道・華道などを、“道”をつけることについて畏れ多い事ではないかと説く。

工芸を護るには、人間国宝制度や文化財保護法も大事だが、国民一人一人がもっと日本文化に関心を持ち、広く学ぶことの重要性を感じる。
by tanpopokobo | 2014-08-20 09:48


町田大賀藕糸館

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奈良の西出さんより、藕糸(蓮の糸)の話を聞き、是非にと勧められ、町田大賀藕糸館を訪ねる。

中将姫が藕糸で織ったとされる当麻曼荼羅をご存知の方も多いと思う。
紅花染にも携わる公的施設で、藕糸の販売もある。
蓮花は殆ど終わりかけており、蓮がら(蓮台が枯れたもの)から種がこぼれていた。

町田から近い横浜に住む元スタッフ母娘が同行された。
先日の三田教室は、4人の平均年齢30歳、今日同行の元女子美大生の奈緒ちゃんが平均年齢を下げている。新しく仲間入りした帰国子女のKさんは、全く針を持った事がないと話されていたが、「大学の授業の様で、楽しかったです。」との感想だった。

藕糸を紡ぎ糸を撚り、織って布を作る事が、現在でも出来る事に気づける喜び。若ければその現実を繋ぐ力は無限大に拡がる。
by tanpopokobo | 2014-08-14 18:06


背守り LIXILギャラリー

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日本書紀歌謡チームの演奏家たちの勉強会・会食は、今月も白熱していた。
ここから、確実に何かが起きようとしているとの実感は、微かな音をも逃さない演奏家たちの気迫と、古代に遡る音楽をしっかり学んだ人たちの新たな学びに対する熱心さによる。
塩高先生が尺八と篠笛の為に編曲して下さって、初めての音合わせをした。素晴らしい!

終わって、30分でも観れたらと、LIXlLギャラリーに向かう。
子どもが健やかに育つ事の難しかった時代の背守りに、母の希いを想う。
一針の想いにふれる豊かな時間だった。

一階の書籍コーナーも充実している。
by tanpopokobo | 2014-08-12 17:15


蟠桃の季節

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今年も蟠桃が届く。
台風の雨風の中で、生産者の方たちの胸中を思えば、目の前の事象は少々の事と思える。

蟠桃は年々希少価値が高くなり、割り当ての数も少ないので、届いたものは皆で分けていただく。
一箱に一枚の蟠桃の絵が入っているのは、小澤農場主自身によるもの。農場主の蟠桃に対する心意気が伝わってくる。

ベランダではバジルやルッコラ、青ジソがたくさん育ち、料理に役立っている。産直の新鮮な野菜を頂くのも有難く、届いたイチヂクをワイン煮に。

紀伊国屋のホワイトブレッドは、食パンの原型ブルマンスタイルの小さくて薄い12枚入りのパン。加藤先生が日本のパンは厚すぎると話されていたが、ピザトーストにした際のカリカリさが気に入っている。

食は心身を育てる。
by tanpopokobo | 2014-08-11 01:52


アミューズギャラリー

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田中忠三郎著「みちのくの古布の世界」が届き、“すてない布”のパッチワークに会いに、浅草アミューズミュージアムに行く。

カメラOK、触るのも自由という信じられないミュージアム。
展示室に海外からの観光客らしき男性と二人という贅沢な空間で、お隣の浅草寺境内の人混みの中に入る事なく、豊かな時間を過ごした。
触る事は避けたが、北国の方たちが冬の仕事に使った手袋だけを触り、はめてみた。女性がご主人の為に作ったのだろうか。
この何度も何度も重ねて縫った手袋や足袋を、大切に収集して下さった田中忠三郎さんに、心から感謝したい。

どなたがつくったかわからない60年前の刺し子の前掛けが、普段着であったなど信じがたい事である。麻の葉模様に更に緻密な細い糸の麻の葉模様が重ね刺ししてある。
長い間見入っていると、作られた方の思いが伝わってくる。

黒澤監督の映画「夢」の中の笠智衆さんの衣裳も田中氏のもので、実物が展示されている。
田中忠三郎さんは、“捨てない”精神を何より大切にされ、衣と布にはいのちが宿ると語られている。一階はショップで、田中氏の書籍やこぎん刺しの製品などが並んでいる。
by tanpopokobo | 2014-08-08 18:30


暑中御見舞

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枚方市在の福本先生(元和歌山大学教授)より、丁寧な暑中見舞状を頂いた。

昔同僚でいらした元女子大家政科教授の先生が、雅敘園の作品を観て下さり、その感想を頂く。
毎年沖縄で昆虫採集をし、新種発見に意欲を持っておられるその先生より、大島紬「揺籃」の小さな虫たちに心が癒されたとの感想が届けられ、嬉しく思いましたと結ばれていた。
先生の独特の小さな文字は、判読に難解な部分もあるもののいつも明快で嬉しい。

他にも、作品を観て下さった方たちよりお礼が綴られた暑中見舞を頂戴した。
雅敘園のお部屋は、展示のない時期は挙式をされた方たちの写真撮影に使われるとの事。
草丘の間の窓から見える景観に感動する。昔の棟梁が細部にわたる迄心を尽くした仕事は、あらゆる感性を次世代にも繋ぐ。

名古屋の友人は、雅敘園のDVDを求めた。ひとつひとつの意匠を心にとどめたくてと。
by tanpopokobo | 2014-08-06 03:06


マタと爽

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子息がジャイカとの仕事でベトナムに。
その間、福島から三田の古巣に戻ったマタと爽は、“この暑いのに”仲良く椅子の上で寝、互いを舐めあっている(血縁のないオス同士)。

マタはよく爽の面倒を見、朝早く餌を欲しがる爽の為に、知恵を働かせてわたしを起こす。6時迄待ちなさい!と一度は知らんふりしたものの、テーブルの上の本を落とした時点で根負けした。
ちなみに、マタが鳴いて餌を欲しがる事は一度もない。この猫は猫哲学を持っているのかもと思う事があるが、後から来たものを大切にし、何事をも譲る姿勢に学ぶ事多しである。

神田手芸の品田さんの息子さんも小さい時から動物好きで、現在は犬猫合わせて5匹だそう。
麻100%の布が気になって求める。麻の感触を知らない人も増えているのではと、小物のサンプルを思案。

アンスリウムの元気の良さに微笑む。
by tanpopokobo | 2014-08-04 13:45


サイモン・加藤ペア

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久々のサイモンさんと加藤先生との食卓。

今回、又すぐに東京に戻るので、朝から工房で汗をかき、その後約束していた5人との時間をこなした後、僅かな時間で用意した食卓だったが、いつもの如くお二人の話題は尽きない。

加藤先生は、文科省のプレゼンの為に全力投球されたそうで、「疲れました」と加藤先生には珍しい言葉を発せられた。
日本中の大学から持ち込まれた企画の最終選考(10大学)に残り、本格的に始動すると又々忙しくなりますと、目を輝かせていた。
和歌山大学観光学部が、世界的な大学としての方向に。

次々と話題が広がる中で、東京の神保町古書街の話になった。バイリンガルの源氏物語には「是非欲しいです!!」。
お盆中は横浜のご実家との事、古書街を溯芳さんに案内して貰う話が直ぐに決まる。

ニホンオオカミの本は、溯芳さんより最近出ましたよと。
古書街で捕鯨関連の本を探したいというサイモンは、先日報道ステーションSANDAYに出演、15分間捕鯨の話をした。(私は全く知らず、番組を見た友人から報告が入った)

お盆過ぎには、横浜から青森に車で移動し、和歌山に車で戻る工程の後、オーストラリアへ生徒たちを引率後、ミャンマーに行って来ますとの事。

それも仕事に繋がる時間だが、「神保町にご一緒出来るのを楽しみに頑張ります。」
by tanpopokobo | 2014-08-03 01:51

    

和歌山県紀美野町にある蒲公英工房のホームページです。ご質問等は直接工房宛(0734892436)に、TEL・FAXでお願い致します。
by tanpopokobo
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