蒲公英工房


<   2014年 07月 ( 12 )   > この月の画像一覧



レポ−ト1200字

c0161301_1053443.jpg

c0161301_1053415.jpg

c0161301_1053448.jpg

8月1日締め切りの「芸術理論」のレポ−ト1200字を、岡山に向かう新幹線の中で書く。

設問は3題あり、難解なのは“芸術と政治・道徳”に関する考察文1200字、他にテキスト「芸術理論古典文献」に登場する用語二つ(5つから2つを選択)について800字と、「気」という概念と芸術はどう関わりあうかを1200字。

『表現を書き換え、自分自身の言葉で説明しなさい』が、如何に難しいか。
春期のレポ−ト作成同様、沢山の文献を溯芳さんに貸与して貰うが、その書物からの抜粋に知恵熱が出ている。

夏期講座の中で、興味深く楽しい授業を構築されておられるのが、建築家の川添善行先生。
「空間を考える」講座の始まりと終りに、コップの水を飲まれ、最後の章にそのコップは、建築家アルヴァ・アールドの妻アイノ・アールドのデザインだと紹介され、アルヴァ・アールドが世界を代表する建築家として有名になったフィンランドのセイナッツァロの村役場が取り上げられている。このレポ−トの締め切りは9月1日で、他の履修6講座の締め切りも同日。

何とかなるでしょうと思いつつも、川添先生のレポ−トは重い。
タブレットカバーは、随分前に子息が使ったパソコンカバーが猫の掻きキズで破れたものを小さくした。
by tanpopokobo | 2014-07-30 10:05


雅敘園閉幕

c0161301_19251162.jpg

c0161301_19251171.jpg

一ヶ月開催の展示会の間、様々な出会いを頂いた。

新作「春愁秋喜」は、戻る事なくフランス・イタリアで展示後に、ギリギリ11月末に金沢21美に間に合う様に戻る事に。

わざわざ名古屋から観て頂いた高木さんは、作品二点の前で正座をされた。
畳とはいえ、たくさんのギャラリーが立って観ておられる前で、何の躊躇もなく座って長く作品と対峙された。
正座は二人目、一人目は溯芳さん。

藤本先生のお付き合いで、時代布「池田」と神保町へ。池田では、洗いに出された紫絹地一反を求め、神保町ではぺーズリー模様の図録等3冊を求めた。古くても綺麗な宝物は、何と全て合わせても5千円。

搬入は一番早く、われものの仕覆の撤去で最終日も一番遅くまで会場に居た。
「パッチワークキルト」の未来形について考える事も含め、良い学びをさせて頂いた。
by tanpopokobo | 2014-07-27 19:25


今月・来月の茅ぶきの家の集い

c0161301_225116.jpg

c0161301_225173.jpg

今月は、主宰者が上京中で不在、スタッフも法事で、夏休みとさせて頂きます。
法事は、とても優秀な生徒だった前地さんの七回忌。白い花が大好きで、工房にも前地さんが届けてくれた白い花が毎年咲いて、風を運んでくれています。

来月の茅ぶきの家の集いをご案内致します。
・日時 8月30日(土)PM1時〜3時
・場所 蒲公英工房茅ぶきの家「楽柿舎」
・参加費 1000円(飲物、お茶菓子付)

ゲストは、たんぽぽ鍼灸院の鍼灸師・新田良太郎です。
サラリーマン時代から鍼灸院に通っている事は知っていましたが、子息が鍼灸師になるなど考えもしませんでした。
真剣に患者さんの事ばかり考えている彼の治療で、わたし自身も大いに助けられています。
今月は、上京して三田でも治療、鍼灸大ファンの溯芳さんはじめ、初体験の三田教室の生徒たちも治療を受けました。

茅の会では、実際にお灸をし、自分でも出来る治療の指導もあります。
写真はお灸の一部です。わたしは一番軽いアロマ灸ですが、強弱の段階・種類がたくさんあります。
鍼灸にご興味のある方、健康相談等も気軽にどうぞ。
工房発信の酵素、ジャム造りのサポート、猪や鹿の獣害と闘いながらイチヂク等を育てている若者でもあります。
by tanpopokobo | 2014-07-25 02:02


竹の葉山の竹色

c0161301_23211840.jpg

c0161301_23211877.jpg

c0161301_23211835.jpg

AGORA7月号、吉岡幸雄先生のコラム。
瑞々しい竹の幹を表す「若竹色」は、刈安と蓼藍の生葉で染め、歳月を経た「老竹色」は蓼藍と黄はだで染める。

先生は、4歳から10歳迄を深草の地で過ごされた。子供心に深草の美しい竹林を刻んだので、竹工芸に興味が尽きず、深草の黄檗宗の禅寺“石峯寺”は、江戸中期に活躍した伊藤若沖が晩年を過ごした所で、若沖が下絵を描いて石工に彫らせた五百羅漢が、竹林の根の上に無造作に並んでいる様を、先生は顔をほころばせながら歩き、竹林の風の音に心満たされると書いておられる。

先日、雅敘園近くの古代布「池田」で、緑(碧・翠)色の端切れが詰まったものを求めた。
そのみどりいろは、約50種余ある。微妙に違うみどりいろを染める苦労は、いかばかりかと想う。

梅雨明け宣言で、本格的な夏が来る。夏に弱く、毎日2リットルの水分を採るのに苦労するが、「雅敘園の前に、長野から届いたプル−ンをお持ちします。」とのメールがあり、順さんがプラムを届けて下さる。
プル−ン?と一瞬思ったが、ブラムは多種ありニホンスモモもその一種、ブラムを乾燥させたものがプル−ン。

順さんは画家の方とご一緒して下さるとの話、是非詳しい感想を聴かせて下さいねと伝えた。
麻布ギャラリーでお出逢いしたたくさんの方たちにも、雅敘園のキルトを観て頂いている。
by tanpopokobo | 2014-07-23 23:21


復興支援の缶詰

c0161301_1032435.jpg

c0161301_10324396.jpg

「日本国内を旅して思う事は、お醤油の味程違うものはありませんね。」と、仕事柄移動の多い方に言われた。

東京あきる野市「近藤醸造」の“キッコーゴ丸大豆しょうゆ”が届いた。
一緒に入っていたのが、「鯨の大和煮」。
石巻の大きな工場の赤い缶詰タンク(魚油1000トンを貯蔵)が300m流された映像、震災直後に工場の瓦礫の下から見つかった大量の缶詰を、まだ支援物資の届かない避難所に届けたという心暖まる二ュースを忘れる事はできない。
その石巻の会社と、継続的支援を考えられた近藤醸造との共同企画の製品である。

早速皆で試食、夏場のお弁当にはもってこいだとの意見あり。添加物なし、缶詰には防腐剤も必要がない。
缶詰側部に「本製品は国際捕鯨取締条約に基づいて(財)日本鯨類研究所が行った捕鯨調査事業の副産物を原料とした製品です。」との印刷。
三田の隣人はオーストラリア大使館広報にお勤めで、サイモンさんの活動(捕鯨の研究、海外にも日本の伝統捕鯨の文化を伝えている)に興味を持たれ、サイモンさんを紹介する事になっている。

缶詰を支援したい。
by tanpopokobo | 2014-07-20 10:32


日本書紀歌謡チームの音楽家たち

c0161301_0314051.jpg

5人が揃う事が難しい中で、会食の後で溯芳さんの二時間の講座、その後塩高先生が琵琶で音源を導き、日本書紀の中の“すさのおのみことの歌”『八雲立つ
出雲八重垣。妻籠めに 八重垣作る。 その八重垣ゑ。』を、朗々と唄われた。
古代では歌謡がどのように唄われ、どのように演奏されていたのかを繙く現場に居合わせている事の幸福感は、例えようがない。

塩高先生が「この琵琶は、正倉院にあるものと全く同じですよ。」と説明すると、順さんが「その重さを膝で受けて演奏されるのですか!」と驚嘆された。
塩高先生が、渡された譜面を、演奏用の譜面に書き直され、黎山さんと順さんに。順さんは古代の笛に挑戦される。

これから毎月、古代歌謡復元の歩みをつぶさに見せて頂く事になる。

雅敘園で、中国からの留学生でデザインを学ぶ学生の方が、わたしの二作品に感動したと話された。
思わず笑ったのは、「ギャラリーにどうして若い人が居ないのですか?おばさんばかり。」と訊かれた事。「三田教室は若いメンバーばかりですよ。」と伝え、近々見学したいとの話だった。
明日は京藤先生、明後日は山口から姫野先生が雅敘園にいらっしゃる。
by tanpopokobo | 2014-07-18 00:31


日本書紀歌謡講座

c0161301_17471421.jpg

c0161301_1747147.jpg

c0161301_17471553.jpg

雅敘園・麻布ギャラリー展示会を観る為に上京した受講メンバーと、日帰りで受講の為に上京した山下さんとで受講生が勢揃いし、三田での講座を開いた。

今日の資料も盛り沢山で、日本書紀巻1(菊理媛)・24(皇極天皇)、枕草子(山吹の花)他。

講師よりブレゼントの源氏物語の英訳書に、一同「古文を読めてからの話です!」
写真は受講生の礼子さん。毎月送られてくる講座設問の彼女のユニークな回答は、溯芳先生の楽しみでもある。

今日の大ヒットは、わたしが昼食の調達に行った際に摘んだ慶應大横のやまぶきの花との事。
やまぶきは、枕草子の訳に、二種類の漢字で表されている。もともと春の花だが旧暦の7・8月に、二度咲きするものがあり、その講義だった。
やまぶきは皇帝色。
by tanpopokobo | 2014-07-15 17:47


麻布住人

c0161301_22513924.jpg

c0161301_22513961.jpg

c0161301_2251397.jpg

麻布ギャラリーの一日一日、かけがえのない学びをしている。
個展は内外(スイス・ドイツ)で開いて来たが、麻布のセレブなおばさまたちの含蓄と、センスの良さにはただただ敬服する。

ロシアの女性が来月三田教室に来られるが、キルトには詳しいが日本語は殆ど話せない。
その方が帰られて一時間後、ギャラリーの隣のオーガニックワインのお店の若い社員の方が見え、キルトの前に立つなり、次の教室はいつですか?との質問。全くの初心者ですがと仰るその方に、先程のロシアの方と同じクラスでと伝えると、6年海外にいましたので少しは英語を話せますとの事。

この時間を同席した福井からの生徒は、「素晴らしい!さすが麻布ですねぇ。楽しい!」と、大はしゃぎ。
写真は、60代後半の素敵なグループ。買われたのは、草花のアップリケのバックとレース飾りのバック。
名古屋から来ていた生徒が、「先染め布のトープカラーは苦手ですが、こんなにおしゃれに先染めのバックを持てる方がいらっしゃるのですね!」と。
早速使いますと仰ったその方こそが、パッチワークの良さを広めて下さると嬉しかった。

グループのお一人が、ポーチのリバティ布について、イギリスで求めたものですか?と訊かれた。日本にあるリバティ布ではないと。キルトを作る殆んどの人たちが知らない事を、さらっと口にされた事にも驚く。
極めつけは、ギャラリーに三時間もいらした芸術に造詣の深いマダム。
パリで見かけた素敵なマダムと同じ風貌で、お話が素晴らしかった。海外生活も長く、現在は麻布のマンションと伊那の茅葺きの古民家とを行ったり来たりされ、音楽も文学も勿論手芸についても深いお話をされた。

その方に、キルトを目一杯誉めて頂く。色彩もセンスも丁寧な仕事も一流、こういう癒される作品には出逢った事がありませんと。
「芸術は平和貢献になりますよ。」の言葉は最大の賛辞で、両親とこれまで自分を育ててくれた環境に感謝した。
「初めてお逢いした気がしません。」は、昨日来てくれた同級生の歯科医の友人の方も仰った。
by tanpopokobo | 2014-07-11 22:51


麻布ギャラリー展示会

c0161301_17222214.jpg

c0161301_1722224.jpg

c0161301_17222238.jpg

c0161301_17222288.jpg

c0161301_17222264.jpg

搬入は、溯芳さんや東京在の生徒たちに手伝って貰った。
何回かこのギャラリーの展示を見せて頂いていたが、何もないと思ったよりも会場が広く、慌ててスタッフに連絡し、追加の作品を送って貰う。

今回は販売品があり、その対応に追われる。
不備な点も多いが、三田のマンションから自転車で5分もかからないので、その利便性は有難い。

初日の一番のりは同級生。懐かしい方も来て下さり、大阪教室の生徒二人組(ひとりは名古屋から)も上京し、手伝ってくれる。
ギャラリーのオーナーのマンションで、一室を安く提供して貰えるので、連日生徒たちが利用している。

にわか麻布住人たちの感想はすこぶる良く、夕食をピッコログランデに。
by tanpopokobo | 2014-07-09 17:22


台北故宮博物院展

c0161301_21101927.jpg

c0161301_21101973.jpg

c0161301_21101966.jpg

東博で開催中の台北故宮博物院展、翠玉白菜の展示が今日迄(国外に出るのは初、二週間の特別貸出)で、観に行く。
翠玉白菜のみ本館二階での特別展示で、一時間半待ちの長蛇の列が出来ていた。(4時間待ちの日も)
観客動員数は3日に11万人、今日は15万人に達するとの話。

足を運んだ理由は、大学の芸術史(アジア)で学んだ中、中国の宝である殆どの書画が台北故宮博物院にある事を知り、是非観たいと思った事。
そして、先日台北を旅した人に、台北故宮博物院で翠玉白菜を観ようと楽しみにしていたのに、中国人のマナーの悪さと喧騒に、ゆっくり観る事が出来なかったと聞いた事。

感動したのは、刺繍九羊啓泰図軸。精緻で美しい針仕事にふれた至福の時間だった。
他、紀元前の造形(青銅の鐘)が目の前にある事に深謝。

美術館は学割(1600円が1200円)がきく。今日の学びを繋げるべく努めたい。
by tanpopokobo | 2014-07-07 21:10

    

和歌山県紀美野町にある蒲公英工房のホームページです。ご質問等は直接工房宛(0734892436)に、TEL・FAXでお願い致します。
by tanpopokobo
カテゴリ
以前の記事
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧