蒲公英工房


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年の瀬

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小澤農場より恒例の初春のかほり“仏手柑”が届く。
お餅用にとこし餡を作って下さった元生徒の餡を丸める。祖母は私の小さい手が正確に手際よく丸めるので、餡を丸める係を幼いわたしに託した。
姉たちには決して譲るまいと、その仕事は高校生まで私の仕事だった。

お山の椎茸は、今年が最後かもしれない。
重いほだ木を運んだ子息へのおせち便に入れた。

今年も時間がない事を理由に、一切の推敲もなく綴り続けた駄文に、お付き合い下さり感謝致します。

来年のキーワードは『一縷の望み』。
希望の中に、歩を進めたい。
by tanpopokobo | 2013-12-31 18:23


茅の会 忘年会

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冬イチゴがそこここに赤い実をつけている。ほんのり甘い味は、太古の昔から変わらないものなのだと嬉しくなる。
関東・関西への山の幸便へも、冬いちごを入れる。

今年の忘年会は、男子大学生が参加され、平均年齢が下がったと一同喜ぶ。
いつもの高市さんの一品の鴨肉で、鴨すきを囲んだ。
江本さんが有田の“豆の会”でお話された有田唯一の古文書のお話は、江本さんならではの深いお話だった。
一面の銀世界に、歓声をあげつつ皆さん撮影を。雪道にもならずの、山(天)の神さまからの贈り物。
by tanpopokobo | 2013-12-28 22:11


桜島

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鹿児島講座前日、フェリーで桜島に渡る。

写真
フェリーから眺めた桜島
仙厳園(島津家別邸)から見た桜島
観光ホテルから見えた噴煙をあげる桜島

桜島名物が、桜島大根と桜島小みかんだと知る。小みかんのルーツは桜島で、世界最小の柑橘として登録されているとの事。

夕方、東京・博多の生徒たちと合流し、ホテルでレッスンを。
by tanpopokobo | 2013-12-25 08:43


富士山

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麻布のマンションから、朝夕の富士山を拝する度に、その神々しい姿に毎度感動する。

羽田から小松に飛ぶ機内から、最高に美しい富士山の全景を見た。飛び立ってすぐに、機長からの「只今皇居の上空です。これからしばらくの景色をお楽しみ下さい。」とのアナウンスも初めてで、富士山の360度近い全貌に目が離せなかった。
羽田から小松間は再々飛び、必ず富士山が見える側のシートを選ぶ。これは新幹線に乗る際も同じ。

ゴミだらけの富士山だと聞くが、全貌は真に神々しい。
写真は利根川からの夕暮れの富士山。まさか富士山が見えるとはと、長く気づかなかったと溯芳さん。
昔、富士山の見える地の最南端は和歌山だったそうで、それほどに空気が清み、高い建物も無かったのだろう。
by tanpopokobo | 2013-12-23 07:47


本郷古書店

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本郷に用があり、いつものお花屋さんに立ち止まり、ふと隣の古書が目にとまって、奥の古書店を覗いた。
まず、朝日グラフ別冊の「ルドン」、一巡して「木簡は語る」と「筒描」(吉岡幸雄著)を求める。

厚さ7〜8センチはありそうな“アイヌ意匠”が気になりつつ、古絵葉書の棚の凄い量に、荷物を置いて和歌山関連を探す。
和歌浦望海楼と高野山遍照光院の二点が見つかり、溝端さんにお電話させて頂いた。
折り返し連絡が入ったのは電車に乗ってからで、14枚入ったものだったと伝えると、それは無いですねとの事。来月になりますがプレゼントしますねと伝える。
廃版になった書籍や絵葉書は、真に宝物の山だと思う。
「木簡は語る」は、溯芳さんへのクリスマスプレゼント。500円のたからもの。

吉岡先生監修の染織品の凄いと感じる意匠は、殆どが日本民芸館に所蔵されている。
数年前に、サブテキストの編集に関わった際に、パートナーだったミシンのS先生に民芸館には行かれましたか?と訊ねると、“いいえ。都会に住んでる人たちはあまりそういう所には行かないんですよね。地方から出て来られた方が行かれるんじゃないですか。”と。
ミシンのメイン講師ともあろう方がと愕然とした。
是非、行かれた事の無い方は日本民芸館に足を運んで頂きたい。
by tanpopokobo | 2013-12-22 09:56


ジンジャークッキー

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今年最後の音楽家たちとの会食。

順さんの「今回は麻布のお店で、わたしにご馳走させて頂きたいのですが。」をやんわり断り、「皆さんに何をお持ちすれば良いでしょう?」との問いに、順さんの好きな“青野の赤阪もち”を先生方にと答える。
お子さんの保育園でのミニコンサートを終えて、荷物を抱えて飛び込んで来られた順さんは、皆さんに手作りのジンジャークッキーをおしゃれにラッピングして、持って来て下さった。

先日、黎山さんより「久保さんへ尺八をさしあげたいのですが。」との申し出があり、安いものでも10万はするという尺八を、順さんは恐縮しながら受け取り、音を出された。
黎山さんも、ご自分の尺八を二本お持ちになっており、それぞれの尺八の音色を聴かせて下さった。

相変わらず博識な塩高先生の解説(只管:管をマスターして弦へ)、溯芳さんからの順さんの答えは、アイヌ神謡集の“銀の鈴・金の鈴”の詩と金銀のフルートの使い分けを絡めた説を。
(これらのやりとりには、他を想う事でしか生まれない深さがある)

ハンデイクラフトが届く。来春の学習会の案内(全国10会場15日程)に、私のキルトが出ている。
午後のテーマ“物づくりの提案・ダブルウェディング”のサンプル作品140×140。
by tanpopokobo | 2013-12-20 21:44


熟成ケーキ

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“ケーキハウスひいらぎ”の熟成ケーキが届く。
このタイプのケーキは珍しく、日本でお店に出されているのは2〜3店だそう。

このケーキを、仕込んでから3回試食させて頂き、一回目で即注文させて頂いた。
今までに味わったことがないのは無論の事、深さがたまらない。
食べなくても私が注文するならと、生徒や友人から頼まれ、注文数は直ぐに13本に。
オーナーの濃添さんからは、仕込む前なのでそれでストップして下さいと。

濃添さんの頑固な姿勢と熱意で出来たケーキ。一緒にパリのケーキ屋さんを回り、素人の勝手な感想を言う私たちを前に、穏やかに味わいつつ目線は厳しかった。
「ご一緒させて頂いて、本当に良かったです。」と言って下さった言葉が、真のものだった事を証明して下さる逸品。

志磨先生も、一口で飛びついた。クリスマスケーキが日本だけのものだと知らない人たちが如何に多いかと。
シュトーレン(熟成パン)のような、薄くカットして楽しむケーキこそ、この時季にふさわしいと思う。
by tanpopokobo | 2013-12-18 16:30


晩年も針を

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作品展の写真を持って、ヤイさんを訪ねる。

毎回、テーブルには接ぎ合わせ途中の布が置いてある。
写真の一枚一枚を天眼鏡で丁寧に見て頂く。「良いわね。目は大丈夫?」

福島出身のヤイさんは、福島医大に赴任する子息の話が嬉しそうだった。

戻ってから、頂いた数冊の本を開いて驚く。2002年の『和のキルト100人展』の染織日本地図にバイリンガルで紹介された布に、実物の布が貼ってある。
編集に携わったヤイさんならではの宝物。

この展示会に出展した私のキルトは、新潟の塩沢織(見本用の一反を頂き)を使った“古人への讃歌”。 塩沢織のやわらかい色彩に、絹の手強さを忘れた事を思い出す。
by tanpopokobo | 2013-12-16 00:03


手仕事

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銀座ミキモトのイルミネーション。
近くの銀座十字屋ホールで開催されていた紙わざ展(審査員・日比野克彦・福田美蘭)を覗く。
二ュースで紹介されたせいか、会場は満員。
大賞はトイレットペーパーで創られたクラゲだった。アンケートに、一押しは繊細なフォルムの「蓮」と答える。

昨日のNHK“プロフェッショナル”の再放送。パリで、ご自分のテーラー店を構えた日本人を追っていた。パリで一番の老舗でカッター(型紙を作る責任者)を任されるまでの差別や苦悩、そして難しい客の注文に最大限の努力を続ける姿に、一瞬も目が話せなかった。
型を取る際のチャコのラインが極細でない事の話の件、補正の幅がミリ単位で、試着をされたお客様の「気に行ったよ!」に、笑みがこぼれる職人としての誇らしげな姿。
そして、37歳の天才職人が気に入らずにやり直す一針一針のやわらかな針運びに何よりも感動した。

その方は、“プロフェッショナルとは自分の極みに向かって努力し続ける人”だと話された。
by tanpopokobo | 2013-12-14 00:23


ノコンギクが満開

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麻布のケビトケノコンギクの一枝を、両親の遺影に手向ける。
田舎に暮らす人たちが、農作業に忙しい中にもたくさんの種類のお花を育てているのに感心する事がある。仏供花だと聞いて、日本人のこころにふれる思いだった。
そんな事を教えてくれた、大切なお隣のおばちゃんが、天国に旅立ってしまわれた。

お参りすると、息子さんが工房の番人は受け継ぐからと言って下さった。
このノコンギクを増やして、奥佐々でも根づかせ、お隣のご仏前にもお届けしたいと思う。

新幹線の時間が長いので、迷ったあげく家庭画報を求める。ウィ−ンフィルのCD付録と読みたい記事ありで。
中に、“シンク ビー”のパッチワークのバックの広告ページがある。
ラインスト−ンやスパンコール付きなので、クリスマスシーズンに合わせたCMかと思う。

毎月、銀座・六本木を歩くが、パッチワークのバックを持つ女性に遇う事がないのを残念に思う。
軽い素材の木綿で、手作りの楽しさにセンスと流行を加えたアイテムを、若い女性たちにと熟考し続けている中、持ちたいバックではないが、家庭画報のパッチワークバックの2ぺージ広告は大きい。
by tanpopokobo | 2013-12-12 21:54

    

和歌山県紀美野町にある蒲公英工房のホームページです。ご質問等は直接工房宛(0734892436)に、TEL・FAXでお願い致します。
by tanpopokobo
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