蒲公英工房


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善意

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工房への道、秋の風情に感動する。

茅の会までの時間は、栗を拾い、アケビを採り、お水便に。鈴なりのやわらかい柿を柿酢の桶に。

江本さんの引き出しの中から飛び出したのは、和歌山が砂丘だったという話。紀の川の流れが、大きく変化した事のわかる地図が資料に。

夕刻からの塩高先生・田中黎山さん・若き箏奏者の中島裕康さんのconcertは、一音の深さにふれた瞬時だった。

留守中に届いていた荷物やお便り。元生徒のお手伝いの申し出、学生時代の友人からはこだわりのお茶、そして静養中の福本先生(枚方在)がいらして下さるという。

チケットも売れ行き好調、今日のconcertでも案内を入れて頂き、黎山さんが玉津島奉納演奏とその後のアートキューブconcertの紹介をして下さった。

今回、展示会&concertにかけつけてくれる一番の遠距離人は、宮崎からの姉夫婦、続いて熊本・東京・博多・金沢・名古屋から泊まりで。心よりありがたく思う。

今週はレッスンが続くが、サイモン・加藤ペアとの会食、塩高先生たちが宿泊される(7名泊まりで打ち上げの人数は15人に)ので、今週その準備(夜具を干す等)をかって出てくれた友人は、長男の幼稚園時代のママ友。

加藤さんのニュースは、飯舘の山津見神社の天井画(ニホンオオカミ)の復元が 、三井財団基金よりの支援金で進められ、福島とオーストラリアで展示の方向との由。
展示会が済んだら、飯舘にご一緒しませんかとの誘いに、“ハイ”。
善意は希望を運ぶ。
by tanpopokobo | 2013-09-30 00:18


活性炭

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麻布に活性炭が届いた。
まず、冷蔵庫・下駄箱・流し台の下に。

送って下さった方にお風呂・洗濯にも使えると返信すると、「洗濯ですか?」と。昔、炭と塩だけで洗濯していた事がある。
結構きれいになるのだが、備長炭をかまぼこ板にくくりつけネットに入れる等の工夫が大変だった。
活性炭は目の細かい洗濯ネットで簡単。
宮崎の姉宅では、浴槽に炭がたくさん入ったネットが入っている。
慣れないと違和感はある。
たぶん、主婦の皆さんは活性炭より冷蔵庫の中身と、流し台の収納の調味料が気になっておられるだろう。調味料は、殆んど瓶入りの物を頂くか買う。
前に書いたが、ペットボトルを凍らしたり、熱い液体を入れるのは危険性があると聞いた。醤油、酢はもっての他だと思う。

酢は山の柿酢、ポン酢は山の柚子で作るが、瓶は広島のかき醤油の空き瓶等を使う。かき醤油は、物々交換品でたくさん送って頂く。
冷蔵庫には各種味噌(焼きナス用の甘辛味噌・梅味噌等)や、生姜や茗荷の酢漬け、生姜やしその葉の味噌漬け等の料理用。
並んでいるジャムは、ブルーベリー・日向夏・柚子・梅・キーウイ・バラ(ブルガリアローズ)の花等の手作り。
パンにはオリーブオイルを使うので、これらはヨーグルト用や来客のデザートに使う。

冷蔵庫の上段に、太神楽の鏡味さんに頂いたゼリーがあるが、ゼリーの中に果物とくずきりが入っている。ゼリーは簡単に美味しく作れる(寒天パウダーで)ので、自分で買う事はないが、このゼリーはやや手がこんでいる。
葛は古代の人から受け継いだ最高の知恵食だと思う。
勿論、炭も深い。
活性炭を何に利用出来るかと、考えるだけでも楽しい。
by tanpopokobo | 2013-09-29 08:48


社会貢献

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地方の講座が続き、ホテル4泊。今回の前半はビジネスホテル顧客連続No1が続いているリッチモンドホテルのレディースルームを利用した。

女性客へのアメニティが充実し、顔のパック・入浴剤は勿論、足ひんやりシートまでついている。
今回の一泊は、各種紅茶のセット付もあった。
各ホテルは、女性の社会進出で、如何に女性が喜ぶサービスを提供するかに、頭を絞っていると思われる。
リッチモンドホテルと分かれたロイネットホテルを利用する事も多いが、禁煙シングルの予約でも、空いていれば(殆ど空いている)サービスでレディースルームに変更して貰っている。
これらのホテルの利点は、ベットが優れており、疲れない事。仕事をする者にとって、男女のサービスの違いよりも、疲れがとれて身体を休める事の方が大切。

少子化を防ぐ為に、政府は子育ての補助金を増やすというが、それが真の解決法だとは思えない。
組閣に入っている野田聖子や高市早苗に、その解決法がわかるものかと思う。
仕事をしながら子育てをする若い母親が、「子供を育てていてこそわかることがたくさんあります。」と話していた。「子供は兄弟がたくさんいてこそ、逞しく良い子に育つと思います。」と話すと、素直に頷かれた。
そういう若きママたち(なろうとしている女性たち)を応援する為に、いかなる努力も惜しまないとの覚悟はある。

ただ、ある程度生きてきた女性たちに、どれ程身勝手な発言をし、自分は正しいと人の話を聞けない人がいる事か。
仕事をした事がない、定年まで仕事をしていた、子育て後にパートで働いている・・・・・。それらに関わらず存在する。
最も逆もあり、この素晴らしい性格や思考力はどこから来るのかと思う40代〜70代の方たちがいる。
おしなべて、これらの方に共通する事は、隠された社会性と自主性をしっかり持っているという事だ。
これこそ、若いお母さんたちを導くものだと考えている。

「来年4月の講座日を決めて下さい。」との言葉に、来年の手帳を選んだ。今年のITOYAで選んだ高橋製の不足を補うものを東急ハンズで選ぶ。
手帳カバーと同じ「Handy pick」
by tanpopokobo | 2013-09-28 08:21


今月の茅の会ご案内

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三田のマンションの前、オ−ストラリア大使館横の坂道の銀杏の実がたくさん落ち、近くの庭のホトトギスも咲き始めた。

探し物があり、今日も自転車で6〜7分の六本木まで行く。毛利庭園で持参のお茶を飲み、「古代医学のこころ」を読む。
このわずか2〜3時間が拡がる事の嬉しさ。

日本書紀歌謡の課題の一つ“古代の人たちは、萩の花の歌をたくさん詠んだのは何故か”について考え続けている。
「古代医学のこころ」に“萩と月”について述べられた章があり、萩は薬としてよく用いられたとある。

今月の茅の会は、29日(日)の1時〜3時、蒲公英工房茅ぶきの家「楽柿舎」、参加費1000円(飲物・お茶菓子付)。
ゲストにお願いしていた方のご都合がつかなくなり、急遽会の常連・江本さん(地方史研究会幹事)にお願いした。

栗も落ち始め、山野辺の萩の花も嬉しい季、美味しいお茶とお菓子(鹿児島の昔ながらのげたんは)を頂きながら、ちょっと物知りになれる江本さんのお話をどうぞ。

萩の花の和歌を。
秋風や 捧げしものは 数あれど 萩が一枝に 月かかるらむ

いにしへの 謌をたどりつ みる夢に 幼子の髪 萩花かざす

なかなかだと講師に合格点を頂いたが、ブログファンの学生時代の友人(文学少女だった)は、笑って“あらまぁ!”と言うだろう。
by tanpopokobo | 2013-09-23 00:13


久保順さんと

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順さんは7月のサントリーホールのCDを、私は息子さんへのおはぎと溯芳さんの日本書紀歌謡の楽譜を。

朝一番に届いたのは、「京都・雲月」の小松こんぶと梅びしお。
順さんと二人での楽しい昼食に加わる逸品だった。

ジュリアードのお仲間で作曲家の北村ゆいさんが作られたというprogramの素晴らしいこと!
何とこの8ぺージものprogramを無償で提供して下さる印刷業者さんがおられるそうだ。

明日の午後1時から、中目黒の「楽屋」で帰国初ライブとの事で、行かせて頂く事にした。

まるで茶道のお茶碗の様な、桐箱入りの昆布を送ってくれたのは、元スタッフのIさん。彼女の実家は老舗旅館だったので、数十年間茶道の師につき、その師と二人で毎週お稽古の前に、必ず玉津島神社と隣接する塩竃神社に御詣りされたという。
今回の玉津島神社での奉納演奏と展示会を、どれ程喜んでくれたかしれない。「好きな方が身近にいます。」と、アートキューブconcertのチケットを5枚求めてくれた。

その母娘は、順さんの10月のconcert(29日ヤマハ銀座コンサートサロン)を楽しみにしている。

一ヶ月半、衣通姫様の和歌のキルトが、ようやく完成した。
このキルトを見た順さんは、「和歌が読めないです!」と正直な感想。11歳から25年間ニューヨークで暮らしていたと言っても、見よう見まねで着物を縫ったり出来る女性で、邦楽の楽譜も30分程で理解された。

勿論、読めない・意味がよく理解出来ない方たちの為に、このキルトには丁寧な解説がつく。
by tanpopokobo | 2013-09-20 19:12


中洞牧場 六本木ミルクカフェ

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自然放牧された牛たちが、食べたいだけ安全な草を食べ、自然交配・自然分娩の北海道中洞牧場のアンテナショップが六本木にあると知り、行って来た。

買ったのは、牛乳・野ぶどう100%ジュース・野ぶどうヨーグルト・アイスクリーム。
長年取り寄せている低温殺菌牛乳とは、全く違う味だった。
(スーパーで売られている牛乳は、90%が牛乳とは言えない代物だ)

野ぶどうは、岩手県で自生する山ぶどうを守り続けている「佐幸本店」のもの。誇りある牛乳は誇りある食品と結びついていく。
滋賀県で20年前からオーガニックのブルーベリーを作り続けている岩田康子さんのブルーベリーを使ったヨーグルトもある。

圧巻はアイスクリーム。勿論無添加、牛乳・ブルーアガペシロップ・脱脂粉乳のみの味は、中洞牧場のミルクの味そのものが生きている。

ブルーアガペシロップを使おうとされた中洞牧場主に脱帽。
牛乳・生クリームと卵にこだわったアイスクリームを作り続けてきたけれど、甘味料に砂糖(天然蜂蜜も)以外は考えもしなかった。

ただ考え込むのは、この味が若者にわかるだろうか。添加物だらけのアイスに慣れた舌は、貧乏舌になってしまっている様に思う。

書店に並んでいる、高名医大の医師たちが書いた本に、“簡単に医者を信じるな”“薬は飲むな”“検査は受けるな”とあるそうで(わたしは読んでいず、読んで病院に対して憤る人たちに聞いた)、その中に卵と牛乳を食せとあるそうだ。
それも問題で、どんな卵でどんな牛乳かだ。
この数十年、動物性たんぱくは地元産の魚・卵・牛乳が殆どと言って過言でない食生活をしてきたので、卵・牛乳にはうるさい。
牛乳は自家製ヨーグルトにも用い、作り続けて30年になる。

食は人なり。
by tanpopokobo | 2013-09-20 00:19


おはぎ

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幼い頃に食べたお婆ちゃんの大きなおはぎが食べたいと、溯芳さんからのリクエスト。

お彼岸も近いので、作りましょうと、レッスン中に小豆を炊く準備、夜餡を作り、朝炊いた餅米を半殺し(すりこぎで半分つぶす)、大きなおはぎがメインのお弁当を。
昨日頂いた美味しい和菓子と比べると、その大きさは歴然。

私の思い出のおはぎは、母の作るこし餡のおはぎ。餡作りが上手な祖母に負けず、母のこし餡のおはぎは最高だった。

先日、生徒が差し入れしてくれたおはぎを、出産で休み久々に教室に復帰した生徒に、“お姉ちゃんにお土産”とお裾分けすると、“7歳で初めて食べる手作りのおはぎです。”との事だった。
この餡は、明後日来られるアーティストと、そのお子さんの為に、半分残している。

麻布にもある父母の遺影にも供えた。父もおはぎが大好きだった。
by tanpopokobo | 2013-09-18 21:35


ありがたき事 嬉しきこと

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麻布のお花屋さんでサフィニアの白と紫の鉢を買って来た。例の如く、5鉢で300円!先月の日々草もまだまだ元気に花を咲かせて。

お山の水が届き、元生徒より届いていた封書を開けると、たくさんの50円切手が入っていた。この麻布での2〜3日程で予定枚数300通余の宛名書きを終え、明日は葉書の分の切手を貼ってと思っていた所。私が記念切手しか使わない事を知った生徒から。

高価な葡萄は、本場から丹精込めた逸品を、毎年頂戴しているもの。
キルト・宛名書きブラス超過密スケジュールの私と、来月の奉納演奏・講座資料作りに励む溯芳さんとで一房頂き、後は“もったいないので、少しづつ皆で頂きます。”と、お礼の言葉を添えながら、今週の来客を想う。

その来客の一番目は、元スタッフ母娘。現在女子美に通う娘がお腹にいる時からの縁。
彼女の夏休みの宿題、絞り染めを見せて貰った。見事な作品だった。人付き合いが苦手だと言う人たちには、共通する優しさと感受性の鋭さがある様に思うが、彼女もその一人。
一ヶ月をかけた絞り染は素晴らしかった。
by tanpopokobo | 2013-09-16 19:42


毎日新聞大阪本社 最上記者

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「展示会の会期中に、必ず伺います。どこかに告知記事も載せられたらと思っています。」とのお電話を頂いたのは、金沢に向かうサンダーバード車中。

車中でも携帯専用室だと携帯が使える。金沢までの間はトンネルが多く使えない距離も長く、それはそれで良しというものの、急ぎや大切な用件が入る時には、専用室が助かっている。

実は最上記者が興味津々の質問をされたのは、展示会&コンサートよりも、飯舘村の仮設住宅に住み始めた子息の事だった。
追伸として1〜2行書いただけだったが、さすが記者さんは鋭く。

子息は先月から仮設住宅が主となる暮らしを始めた。東大病院の助教の立場で、震災後に仮設住宅に住む方々への心的ケアに福島通いが始まり、仮設の方たちに向けた情報誌を発行し続け、今春に“かわら版”総集号としてひとつにまとめた。

今、学生の引率で、オ−ストラリアに行かれている加藤先生も、何度も福島に通い、いくつかの仮設住宅も訪ねて、多くの問題を抱える現況を知る方だが、「私は一日も暮らせません。」と断言された。

子息は現地の方たちの希望に応えるスタンスを取り続け(それしか出来ないと)、「こちらに来て住んで下さい。」との話に、住む事を決めた。
最上記者は、「飯舘に行って話を伺いたいです。」と結ばれた。

最上記者と知り合ったのは、5年前に風力発電に関するチラシを各新聞社に送った事からだった。
様々な情報を下さり、風力発電を考える会にも参加され、問題提起をして頂いた。

この1〜2週間に、風力発電による健康被害に苦しむ方たちから、相次いでお電話を頂いた。
その方たちは、5年前に私たちが問題提起をした際には、何の興味を持たずにいた方たちだ。
いつも「出来る事はします。」と答えるが、無関心でいる事ほど問題を深めるものはないと思っている。

金沢駅には2015年新幹線開通の垂れ幕、東京もこれからオリンピック一色となる事だろう。
考えなければいけない事、決して無関心であってはならない問題は、山積している。
by tanpopokobo | 2013-09-13 22:01


色彩巡礼

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今年も、紫色の欄が7輪の蕾をつけ、一昨日位から咲き始めている。

京都の「染司よしおか」の吉岡幸雄先生の新刊『色彩巡礼』が届いた。

写真家中田昭さんの京都の社寺の風景・行事の写真も素晴らしい。

復元された夾纈(ぎょうけち)染の右横にいらっしゃるのが吉岡先生、ご本の中の写真には左側に染士・福田伝士さんがおられる。

淡交社1800円。
初版サイン入り本をお預かりしているので、ご希望の方は工房宛にご連絡下さい。
by tanpopokobo | 2013-09-11 14:33

    

和歌山県紀美野町にある蒲公英工房のホームページです。ご質問等は直接工房宛(0734892436)に、TEL・FAXでお願い致します。
by tanpopokobo
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