蒲公英工房


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同郷というだけで

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久々に、茅ぶきの家の土壁を塗って下さった日高さんご夫妻が、工房にいらして下さいました。

茅ぶきを再生すると決めて、手伝って下さっていた大工さんの中西さんがご紹介下さった職人さんです。

資金もなく再生しょうとしていた話に、宮崎に産まれ育った事が同じだというだけで、左官屋さんの仕事の代金の半分の日当代(確か30万円)は要らないから材料代だけくれたら良いよと仰いました。
何度かお手伝いに来て頂いていた奥さまに、慌てて電話をすると「“同郷の人を応援する。日当は別の現場で稼ぐから。”と主人が言うので、そうして下さい。」との事。あれから、何かの形でお返しをと思いながら、年に数回山の幸を送らせて頂く事しか出来ていません。

今回、休みが出来たのでと、お弁当持ちで二日間、草刈りと剪定をして下さり、すっきりしました。
亡くなられた中西さんや左官屋さんの真似事をした姪(奄美大島)の話等をしていると、「次に休みが出来たら、茅ぶきを修理するから。」と仰るので、「出来るんですか?」と問うと、「見たらわかるやろ。」と。

日高さんご夫妻の記念植樹は、茅の家の前の次郎柿です。一度お送りして以来、中々実をつけてくれませんが、“待つのも又楽し”。
茅の会のゲスト、ひいらぎさんが作ってお持ち下さった、ヨーグルトにワインの入った素敵な色のケーキと、ジャパンエキスポに出された山椒のお菓子です。
どちらも、お店に並ぶ前に、会に参加された皆さんと美味しく頂きました。
by tanpopokobo | 2013-07-29 18:18


いつか奄美大島に

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鹿児島講座が終わり、空港での待ち時間があり、白熊を食べながら奄美大島ガイドを楽しく見ました。
この春から、奄美大島に姪が住んでいます。
30歳になった姪は、保育士としての仕事の日々の中、大島紬に興味深々の様です。

思えば、心身のバランスを崩し、工房でしばらく預かった姪は、食に対して敏感過ぎる傾向にありました。でも、姪は“ふつう”の感覚を持っているのではないかと考えます。

鹿児島空港で、頼まれていた「あくまき」とボンタンアメや兵六餅の入った「薩摩六菓撰」を求めました。あくまきの原材料は、もち米・木灰汁・砂糖・大豆のみ。
皆さんご存じかもしれませんが、ボンタンアメには文旦果汁が入っており、さつまいも(紫いもも)キャラメルには鹿児島産100%のさつまいも(紫いも)が入っています。

「山崎パンはなぜカビないか」の本を読みたいとは思いません。
ただ、卵やハムが入っているのに常温で並べられているランチパックなる商品が、ただただ気持ち悪くて食べられない。

戻ると、赤紫蘇を漬け込んだ梅干しが、赤く染まっていました。
三日三晩干して出来上がり。梅と赤紫蘇と塩以外は何にも入っていないのに、何年も持ちます。(市販の梅干しには賞味期限がありますが)
by tanpopokobo | 2013-07-26 02:24


岡山の生徒たちのキルト

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岡山講座で、10月の作品展(10月22日〜27日)の為の案内状に使う生徒たちのキルトの写真撮影をしました。
それぞれの個性的な作品を、ひとつの画面に入れるのは難しく、しつけがかかったものやキルトが入っていないものもあり、撮影を担当してくれた小野さんもご苦労でした。

これらの他に、毎月のパターンを生かしたキルトも、それぞれに工夫された作品になっています。
是非、ご覧下さい。

長い一日は、羽田〜岡山〜大阪(会議)、そして伊丹空港から鹿児島に。
“熱中症に気をつけて”との声に、頂いたタッパのボトルで凍らせたほうじ茶を持ち歩いています。
by tanpopokobo | 2013-07-24 01:21


竹花万貴作品展(彫金・日本刺繍)

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銀座で資料を受け取り、時間があったので、ミキモトホールへ。
彫金の帯留めも素晴らしいものでしたが、日本刺繍の見事な事!
呂や沙の薄絹に刺繍する事の難しさを思えば、如何に高度な手仕事てあるか・・。

丁度お嬢さんのチェロ奏者・竹花加奈子さんが久保田一竹(辻が花染)の為に作ったという曲を演奏されていて、“これが無料では申し訳ない”と、作品集(1000円)を求めると、ご本人がいらっしゃりサインしましょうかと。
センスの良いご本てす。

写真の着物は、人間国宝・志村ふくみ先生の「浅春」、蒲公英の刺繍と帯留めがただ嬉しく、竹花さんに工房の名前が蒲公英だと申し上げると、「大好きなお花です。」と微笑まれました。
昭和初期の素晴らしい着物や帯、さりげない刺繍の繍にも、心踊る瞬時でした。24日迄。
by tanpopokobo | 2013-07-23 05:10


癒し

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三田の子息の愛猫マタ(又三郎)の所に、野良猫だったそうちゃんが来たと言うので、会いに行きました。二匹は仲良しで、オスのマタが立派にそうちゃんのお母さんをしていて驚きました。

自転車で15分の所にある東京タワーで、世界の昆虫展が開かれていて、珍しい昆虫の標本やファーブルの足跡にふれるひとときを過ごしました。

蓮の一輪・真夏の百日紅にも出会い、これらの癒しが活力源だと思う事しきりです。
by tanpopokobo | 2013-07-21 21:08


保冷バックに布カバー

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市販の保冷バック(写真手前)に、厚手のコットン地のカバーをつけました。
ミシンで30分、これで飛行機の移動中もおしゃれに。
実は金沢から麻布、鹿児島から和歌山等の移動に、食材を入れる保冷バックは必需品です。

常に身近に無くてならない植物ですが、今日は近くのお花屋さんでペチュニアの鉢が5鉢で300円だつたので、求めて植え替えました。この鉢は2株分なので120円。後の3株は明日訪ねる所に届けます。

去年の12月に戴いた胡蝶蘭の花が、再び3輪咲いています。
by tanpopokobo | 2013-07-19 19:48


麻布十番一押しのパン屋さん

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北海道の国内産小麦100%の“ポワンタージュ”が一番と、バケット好きからのお薦め。
そう言えば、芸能人が「差し入れは麻布十番の美味しいバン屋さんのサンドイッチと決めています。」と話していて、どこだろうと思った事がありました。

バケットは二種あり、「長い方ですか?太い方ですか?」と訊かれ、固い皮好きなので細い方に。
バケットのサンドイッチの種類も豊富です。
今回の滞在中に、そのお店のパン食べ放題のランチにトライします。土日は混んでいて、余程時間をずらさなければ座れないとか。

好きだった麻布商店街にあったフランス人の作るバケットが美味しいパン屋さんは、無くなってしまいました。
ケーキとパンは激戦区、そう言えば麻布十番付近にはケーキ・バンとお花屋さんが林立しています。

先日、生徒の一人(10数年アメリカ在住)が、“アメリカでも食を大事に考える人たちは、子供たちにハンバーガーを食べさせず、フルーツをおやつにします。”と話していました。

今日、飯舘仮設の方に頼まれたものを探しに手芸問屋さんへ行き、フランスの食の話をすると、「日本の子供たちが食べている様な安いアイスは無かったでしょう?安いアイスは練り物で、作っている人たちは決して食べないそうです。」と。
アイスクリームの表記は殆どの商品にはないけれど、確かパルムはそうだった様な・・。

時間を見つけて、今年も純粋なアイスクリームとシャーべットを作らなければとの思いを強く。(毎年、お世話になっている方と山の幸夏版で、500個は作っているでしょうか)

食の話をすると、「頑張っても何も変わらない」と言われる事があります。
身体は“自然に近い清浄なお水と、食材を育て調理する方たちの思い”によって育まれる。少なくとも周りにいる、年齢を感じさせず健康で頑張っている人たちは、その観点が同じです。
by tanpopokobo | 2013-07-18 16:01


今月の“茅ぶきの家の集い”ご案内

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茅ぶきの家に向かう小道を、いつもきれいにして下さっているのは小杉さん。
茅ぶきの家の近くに種子が芽吹いた合歓の木は、7年で茅ぶきの家をしのぐ大木になりました。

今月の茅の会のご案内を致します。
・日時 7月28日(日) 1時〜3時
・場所 蒲公英工房茅ぶきの家「楽柿舎」
・参加費 1000円 (飲物・お茶菓子付)

今月のゲストは、“ケーキハウスひいらぎ”のオーナー濃添嘉一さん。
ジャパンエキスポに、和歌山産の食材・山椒(生産量日本一)を使ったお菓子を作って出され、とても好評でした。
“ひいらぎ”を開店して25年になる濃添さんの、お菓子に関するこだわりや指針について語って頂きます。勿論、お菓子もお持ち下さいます。

生徒さんに一押しのパティシェと紹介され、20年近くのお付き合いです。毎月ご家族で子息の鍼灸マッサージも受けて下さっており、施術を受ける様になって以来、ハードな時期(クリスマスからバレンタイン)をダウンせずに乗り切る事が出来ていますとの言葉を頂いています。
これまでも度々お誘いしましたが固辞され、今回はパリの食事の返礼と半ば強制的に。

美味しいお菓子を頂きながら、楽しい時間をご一緒しましょう。
by tanpopokobo | 2013-07-14 02:13


フランスの文化の高さ

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フランスの文化の高さを学んだ日々でした。

美術・音楽等の芸術は無論、街角の小さなお店のクオリティの高さ、色彩の素晴らしさ。
日本はアメリカナイズされたという事実を深慮し、方向性を真摯に考え直さねばならないとの思いを更にしたものが食文化です。

今回、スーパーを何軒も(郊外もパリ市内も)回り、三度の食事を調理した事でわかりました。
外食は、偶然見つけたオーガニックレストランと、日本人シェフのレストランAOKI、お茶を飲んだのはフォーション本店でケーキセットを。(一人2000円~3000円)
ひいらぎさんがパリ市内のケーキ店を10数軒回られたので、私も7軒程ご一緒しました。
その際に、素晴らしいケーキショップを発見、お菓子がまるで宝石の様でした。思わず仕事柄志磨先生にと選んだものが写真のチョコレート。
帰国して調べると、“五感をクリエイトする若きシェフ”が二年前にオーブンしたお店で、高級店が立ち並ぶ通りにあるにもかかわらず、隅に置かれたバケット・クロワッサン等のパンは約200円で、小学生の為に置かれているそうです。
求めたチョコの入れ物(書籍型)は、店名の由来であるヴィクトル・ユーゴーからで、これがお奨めの商品とはつゆ知らず、わたしが買った後にひいらぎさんも買われ、帰国してこれらの事実を知り大喜びされました。
このお店の東京出店も近いかもしれません。

食材にこだわる心意気こそがミシュランに選ばれ、永く愛される因になるという当たり前の事が、わからなくなりつつある日本です。
スーパーの野菜・果物は全て一個から量り売りで、普通に棚にオーガニックの食材が並び、山崎パンの様な添加物だらけのパンはどこにも見当たらない。安全なバケット(主食)に安全なジャムが手ごろな値段で買えます。
消費者が賢くなる事からでしょう。

『国の文化を守るのは、健全な肉体が作る精神。 』
by tanpopokobo | 2013-07-11 23:40


ジャバンエキスポを終えて


ジャバンエキスポで感動した事のひとつは、パリに住む若き日本女性たちの“パリ小町”というブースでの、チャリティ着付けや東北から届いた古着をリメイクした小物を販売、全額を被災地に寄付するという活動で、連日大変な賑わいでした。

キルトの説明訳を熱心に読んで下さった方々の優しい笑顔、たくさんの褒め言葉(たぶん)を下さったフランスの人たちに感謝の毎日でした。

毎日ジャバンエキスポ会場に通いつつ、空き時間に美術館・教会・布地専門店街も歩いて来ました。
日本は便利な国ではありますが、決して心豊かな国ではないのではないか。ジャバンエキスポ最終日の夜、モンマルトルのシャンソンのお店“LAPIN AGILE“で、私たちも仲間に入って唄を歌いながら、そう感じました。

郊外電車からパリ市内へのメトロ、ユーロにも慣れました。宿泊はコンドミニアムの為、近くのスーバーで食品を調達、毎日私が4人分の食事を楽しく作っています。食材は安心・安全。
昨日は、濃添さんのお土産のケーキ(パリの有名店)5種を堪能し、同室のやまと先生や髭白さんが偶然出合わしたという蚤の市の掘り出し物にふれ、楽しませて頂きました。

後二日の出来事は、帰国してからになります。
by tanpopokobo | 2013-07-08 12:10

    

和歌山県紀美野町にある蒲公英工房のホームページです。ご質問等は直接工房宛(0734892436)に、TEL・FAXでお願い致します。
by tanpopokobo
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