蒲公英工房


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茅の会

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今日のゲストは、和歌山放送ガーデニングライフで、毎週植物のお話をされている藤岡成介さん。
樹木がご専門で、「縁起のよい植物を植える」と題し、楽しいお話でした。

参加された志磨さんの質問が多岐にわたり、そのひとつひとつに、丁寧にお答え下さいました。

わたしが山に植えたいと思っている、オガタマが神木で、バイカウツギは品格のある木であるとの説明に、とても嬉しく思った事です。
兵庫県から毎週末、海南のタカショ−さんのショップ兼オフィス顧問として通われておられます。

麻布の街路樹の名前がわからず、たいていの花の名前はわかる溯芳さんと“何のお花でしょうね”と話していた花の名前は、タイワンツバキだと教えて頂きました。
by tanpopokobo | 2013-01-27 23:32


2013東京ドームキルト展

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今年のドーム、招待券を頂いたのと、会議も入っており、二日目に行って来ました。
今年の入賞作品三点(一点はトラプントで上手く撮れず)とトラディショナル部門の上位二点です。
ヘクサゴンの作品が大阪養成講座で教えた生徒の作品。
その作品指導をされた姫野先生(写真・先生のキルト前で)と、アリーナデート。その時間がとても意義深い時間でした。

知人の出店ブースを探して話を訊くと、今年は会期が短いので、切れ間なくお客様がいらしているとの事でした。

大賞がミシンだった事には驚きましたが、ミシンの作品が多くなっている事と、主催側のメンバーチェンジによるものと伺い、がっかりしました。

会期中20数万の集客、その内でキルトをされている方は、25パーセントもないとの話もあります。
一針の豊かさ・重さを伝えたいとの想いを大に。

何も買わず、配られていた国立新美術館の宣伝用紙バックを頂いて来ました。4月24日〜7月15日迄、フランスの至宝展。
by tanpopokobo | 2013-01-25 17:41


千葉市美術館

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千葉市美術館で開催されている、着物コレクションを観て来ました。

たくさんの見事な図案と手仕事の中で、秀逸なのはやはりボストン美術館から戻って来ている17枚の着物です。
それと、現存する最古の小袖雛形本(1666年)も、ボストン美術館のビゲローコレクションの中にあり、明治維新後の特殊な事情のもとで流出したとはいえ、結果的に安全に保存されて現代に残り、私たちが目にする事が出来る事に感謝したいと思います。

千葉の後、福岡市美術館・奈良県立美術館・島根県立石見美術館・群馬県立近代美術館を巡回します。

2センチ厚さの図録は、304ぺージにわたり着物の詳細が学べる充実したものです。2300円(税別)
by tanpopokobo | 2013-01-23 01:17


こころくばり

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昨年の工房のイベントに、東京から参加された外畑さん。
遅くなりましたが、イベントの際に皆さんの為に昼食の準備(講師・演奏者・スタッフ・遠方からの参加者等、約20名分)をボランティアして下さった方たちに、お礼をさせて頂きたいとの事。
主にお手伝い下さった方は3名と伝えると、私を含む4人分の調理器具(手動カッター)を用意、外畑さんがデザインして彫ったオリジナルはんこを押した袋に入って届きました。

この調理器具は、私も欲しいと思っていましたが、高価(4000円)なので諦めた品でした。
ボランティアしてくれた生徒たちに伝えると、「嬉しいですが、頂いてよろしいのでしょうか?」と。

どの様に“こころくばり”が出来るかで、人は一度しか会った事が無い間柄でも、大切な事を伝える事が出来るのだと思います。
“出来れば手作りのものをと考えていたのですが。”
神田手芸の品田さんは、お店を出た私を追って、マカロン(マドモアゼルマカロン)を手渡して下さいました。
翌日の発声法講座のティータイムに、桜紅茶と一緒に使わせて頂きました。
和歌山から受講の為に上京された山下さんが、「こんな美味しいマカロンを初めて食べました。頂いた方にお礼を伝えて下さい。」と。
富士山が夕陽に染まるまで、楽しく講座が続きました。母音の正しい発声法についての学びは、私自身も良い学びでした。
最後に、アメージンググレース(溯芳さんの訳詞はCD発売になっています)を、山下さんが発声法を使って熱唱されました。
by tanpopokobo | 2013-01-21 17:19


東京ドームキルト展チケット

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今年も24日〜30日迄のドームキルト展の招待券が届きました。

初日のプレミアムチケットは、会議の為お断りしました。
元生徒の入賞作品等、是非見て下さいとの連絡を頂いた作品を楽しみに2日目に行かせて頂きます。

案内を読むと、今回「ふたりの婦人の物語」と題した特集で、ターシャ・デューダーとボストン夫人の生涯を綴る企画があります。
お二人の共通点は、都会を離れ、児童書を書きながら庭を作り、90代で亡くなるまで針と糸を離さなかった事です。

もう一つ、興味深い企画があります。長野富江さんの「野良着2000つぎ」です。
北海道でお祖父様の開拓時代の藍染めの野良着に出会い、その素晴らしさに独学でキルトを学んだ長野富江さんの作品は、ボストン美術館にも収蔵されています。
古着がいのちを得て、光り輝いている事でしょう。

数年前に、日本民芸館で作者不詳の古着のパッチワ−クの着物の前で、時間を忘れました。
人混みが苦手な性質上、広いドームもせいぜい二時間が限度。
今年は、特集企画で一時間は増えそうです。
by tanpopokobo | 2013-01-16 23:14


日本書紀歌謡講座

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日本書紀歌謡通信講座4回目の課題は、添付資料をよく読んで、古事記の倭建命が末期に詠まれた歌謡二種を、自由で伸び伸びとした発想、魅力的な口語訳を試みて下さいというものです。
添付資料(抜粋)は
・古事記
・古代歌謡集
・記紀歌謡新解
・古事記と日本書紀
・古代歌謡全注釈
の5種です。

学び始めて3ヶ月余で、早オリジナリティーを出して解釈をとの課題。

当初、全く読めなかった古代歌謡を、古事記・日本書紀から見つけ、読む事が難しくなくなっているとの受講者たちの話は、周りの方々には驚きの様です。
古文にふれたのは高校の時位ですと話す受講生(それから数十年経ち)も、この短期間で読める様になっている事を一様に驚かれ、難しい事に取り組んでいるのに“何だか楽しそう”です。

真筆の書写の話をすると、そのコピーが欲しいとの話をされた方がいましたので、この場でご紹介します。これは国宝・西本願寺本万葉集(巻一・一番歌)で、様々な写本の中でも、これほど見事な筆はないと言われているものです。

今月、新たにやまとことばの母音・子音の基本発声法の講座が始まります。
先月の講座で、山下さんが溯芳先生の発声法のレッスンを受け、是非続けて指導を受けたいとの申し出がありました。
現在、山下さんが受けておられるボイストレーニングは、オペラやカンツォーネの洋楽のもので、古代歌謡を唄うにはその為の発声法を学ぶ必要があります。
その指導は、言語学を土台とした声楽法の研究者でなければ不可との事です。

麻布から富士山に向かっての発声練習は、又新たな“何だか楽しそう”との学びとなる事でしょう。

…………………………
椿の花(溯芳さん撮影)
季節も樹々も花も、決しておなじものではない。
by tanpopokobo | 2013-01-13 14:09


サルノコシカケ

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梅の古木に出来るサルノコシカケには、薬効があるとされます。
草が枯れ、野山が歩きやすい冬場のこの時期に出会う事が多く、小さなものは残して大きなものを採取します。

ひとつは末期癌と闘う日々を送られている方に。ひとつは酵素に入れてと。
病と闘うこの御家族は、昔お父様の癌の宣告を受け、“一目10万本”と言われる南部梅林に、サルノコシカケを探しに行かれたそうですが、皆で一日中探してもみつかりませんでしたとのお話をされた事がありました。

梅が日本の国花だったら良かったと仰られる方もいます。
梅の花の馥郁としたかほり、梅の実は毎日の食卓に、そして古木となって後にも、薬効あるサルノコシカケを遺します。これぞ国木でしょう。
by tanpopokobo | 2013-01-10 20:10


正眼寺 山川宗玄老師様

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山川老師様より、美濃の堂上蜂谷柿(献上 干し柿)、干支のお色紙・カレンダーを頂戴しました。

今年の蜂谷柿の木箱の蓋には、老師様の直筆の墨蹟が入っていて、それを立てるものも添えられていました。
生前、母がこの木箱に和紙を貼り,ちぎり絵で素敵な小物入れを作り、帰省中の私がそのデザインをした事を、懐かしく思い出します。

カレンダーの老師様の今年の詞は、『萬里一條鐵』どこまでも続く一条の鉄。天地と一体になった、純粋な無の境地の意。
各高名な寺院の高僧の方たちの墨蹟のカレンダーですが、山川老師様は毎年1月と決まっておられます。
今年の墨蹟で“良いなぁ”と思うのは、12月の室生寺・網代智等座主様の『夢』。

このカレンダ−は、各寺院の御仏様の写真付で、正眼寺様の観音菩薩像も素晴らしいのですが、千本釈迦堂の聖観世音菩薩立像の凜とした風情が好きです。

今年の座禅会の旅行先は、鹿児島・霧島から宮崎・高千穂だそうで、母が存命ならば、老師様にお逢い出来る事を、どれ程喜んだ事かと思います。
by tanpopokobo | 2013-01-08 18:26


今月の“茅ぶきの家の集い”ご案内

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今月の茅の会のご案内を致します。

・日時 1月27日(日)Pm1時〜3時
・場所 蒲公英工房・茅ぶきの家「楽柿舎」
・参加費 1000円(飲物・お茶菓子付)

今月のゲストは、植物の専門家でいらっしゃる藤岡成介先生です。
藤岡先生は、毎週日曜日の午前10時〜11時、和歌山放送ラジオ「ガーデニング」に、(株)タカショー社長・高岡伸夫さんと一緒に出演され、植物に関連した楽しい会話をされておられます。
以前、志磨先生からのご紹介で、この番組に出させて頂き、工房の話をさせて頂きました。

工房に向かう車中で聞かせて頂きました。今日の話題は七草粥でした。工房では、春を待つ新芽や花芽に、数多く出逢う事が出来ます。
末には、遅咲きの臘梅のかほりも聴こえる事でしょう。是非、藤岡先生の多岐にわたるお話を楽しみに、茅の会にお出かけ下さい。
by tanpopokobo | 2013-01-06 21:12


和歌山新報コラム わさびの里さらさら46

 わさびの里さらさら46
2013年、新しい年の幕開けです。
工房内に流れる小さな川に沿って、わさびの新芽が姿を見せています。小さな一葉を口に含むと、心身の隅々にわさびの辛みが行き渡り、心に一筋の光が射し、背筋を伸ばさずにはいられない凛とした気持ちになります。

昨年の暮れ、和歌山大学観光学部教授の加藤先生より、相談に乗っていただけないでしょうかとの連絡がありました。元旦より来和されるオーストラリア・クイーンズランド大学の学生20名の、近露の古民家を利用した研修所での活動に、古い着物を利用しての座布団作りを提案され、協力して貰えたらとのお話でした。
2年前にも、加藤先生からの依頼を受け、アメリカからの学生さんたち11名が工房に二泊されたことがあり、工房内のボランティア作業や邦楽・和菓子の話等を楽しんで貰った事があります。
古い着物は、今や絹で出来ているとは思えない安価な値段となって、店頭に並んでいる状況です。「捨てられるものを生かす」というパッチワークの原点を、常に頭に置いて作品を創る日々ではありますが、数々の高価な着物をお預かりしても、どれだけの作品として遺せるだろうかとの思いがあるのも否めません。
私の手持ちの古い着物と、知人で古い着物をたくさんお持ちのかたの協力も得、約10枚の着物を用意しました。まずは着物をほどく作業からですが、この作業は楽なものではありません。針仕事を好んだ母が、私の役にたちたいと、ほどく作業をかって出てくれた事があります。その羽織は濃紫色で、晩年の母は針目が見えにくく大変な苦労をした様です。そのキルト『白蓮のかほり』は、亡き母の思い出深い一枚になりました。
異国の学生さんたちが、初めて触る着物や針目に、どんな感想を持たれるのでしょう。加藤先生に、木綿と違って絹は細い針でしか縫えないことを伝えると、ミシンがありますとの事で、ややがっかりし安心もしました。出来た座布団は、その古民家施設に寄付されるのだそうです。

思えば、奥佐々とのご縁は、「わさびが自生しています。」と聞いた一言で始まりました。皆さんの協力を得、わさび畑を作り、小川の掃除をして自生しているわさびの株を増やしと、努力も重ねてきましたが、最近の獣害により、川も畑も荒れる一方です。しかし、希望はあります。たった一人でも“あきらめない”人間がいれば。今回の選挙に立たれた山下大輔さん、紀州有田みかんの味を守り続ける小澤嘉夫さんたちも、そういう方たちでしょう。
 熊野と高野山は、日本の何処にも負けない世界に誇れる聖地です。和歌山市には、和歌浦という素晴らしい歴史ある景勝地もあります。食にも恵まれたこの県に何が足りないか?住む県民に誇りが足りないという一言に尽きるのではないでしょうか。“和歌山ほど素晴らしい県は他にない!”との誇りを、県民の50パーセントを超える人たちが持った時、他県や海外からのお客様が押し寄せ、観光で潤う県となるものと信じます。
静岡のわさびは、紀美野町や清水町より伝わったと聞きました。日本独自の食材のわさびを口に含み、今一度凛とした紀州人の心に立ち戻ろうではありませんか。

     蒲公英工房主宰・キルト作家  黒田街子
by tanpopokobo | 2013-01-04 23:31

    

和歌山県紀美野町にある蒲公英工房のホームページです。ご質問等は直接工房宛(0734892436)に、TEL・FAXでお願い致します。
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