蒲公英工房


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茅の会「南方熊楠」

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今日のお話は江本さん。
「南方熊楠」を語れる人は日本にはいないでしょうと前置きされ、ご用意下さった年譜を追いつつ語って下さいました。

今月徳間から出た「南方熊楠の世界」を書店で手に取られ、語ってみようかと思われたそうです。
田辺市に顕彰館、白浜町に記念館(博物館)がありますが、和歌山市で生まれた熊楠の痕跡を辿る資料館が和歌山市に無い事を残念がられる江本さんの言葉に、頷かされるものがありました。

今日の会は、有田から“豆の会”のメンバーのお二人がご参加下さいました。
一足早く工房に行き、茅ぶきの家の囲炉裏に炭を入れて下さった小杉さんご夫妻の配慮も有難く。

市内に戻り、早速Amazonにて「南方熊楠の世界」を注文しました。
会でも話しましたが、ブリスベンの加藤さんの家(加藤さんは昨年遠野に移築された柳田邸に泊まられ、ご本を頂戴され)で、柳田国男と南方熊楠のお嬢さん方の「父を語る」を読み、お二人の溢れるほどのお父様方への思いに感動しました。

大天才を生む土壌である地にご縁を頂いている事に、こころより感謝です。
by tanpopokobo | 2012-11-29 23:15


富士山がくっきり見えて

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8階の窓から富士山が正面に見える麻布に、教室(仕事場)を移しました。

引越した翌日から二泊した奈良の西出さんは、“引越したばかりなのに、どうぞと言える太っ腹!”と。(引越しを知らずに宿泊を所望)
西出さんは、昭和女子大の教授や和紙職人が集うセミナーに参加、各時代の和紙の変遷をつぶさに学び、素人の質問に丁寧に答える職人さんの言霊に感動されていました。

朝から、富士山頂会議と称し、一年に一回の密な会話でした。
いつもの様に、帰りにさらさらと和紙に筆で言の葉を。

今日から、麻布教室がスタートします。初心者の為のクラスを新たに企画しました。
by tanpopokobo | 2012-11-27 11:52


中村ヤイさん

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ヤイさんのお見舞いに伺いました。
前回伺った折に比べて、足取りが驚く程快復されていて、大変嬉しく思った事です。

ヤイさんは、80歳を超えられた今でも、針を持たれています。お家のリビングのそこここにキルト作品があり、海外で買い求めた布をスクラップキルトにされており、珍しい布が入っていました。

今日、貴重な着物を頂きました。チャックさんとお買い物に行かれ、チャックさんに勧められて買ったという着物です。
「良い色でしょう。作品にしてね。」
又ひとつ、大きな課題を頂きました。

帰りに、岡野栄子さんの作品展のご案内を頂戴しました。丁度来月の上京日程中で、行かせて頂こうと思っています。
〈12月7日~12日 大崎ニューシティ2号館O美術館〉
by tanpopokobo | 2012-11-24 22:18


新作のトップ完成!

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来年春の名古屋高島屋での作品展で、“百花繚乱”の部に展示となる作品の、トップ(210×180)が完成しました。

ボルチモアキルトは、来秋の展示会に向けた、生徒のOさんの作品。こちらも配置を決めてトップ完成です。

大阪の講師養成講座も後半に入り、生徒たちの表情が真剣になって来ています。このブログを読んでくれている生徒より、「是非展示会に伺いたいので、近くなりましたら、ご案内下さい。」との申し出がありました。

養成講座後半より、香港からのお二人が加わっています。香港にはキルトショップが6店舗あり、その一店を経営されているそうです。
20名の皆さんが頑張って月々の7〜8点の課題をこなしていますが、中でも8人のお子さん(一番下はまだ一歳)を育てながら課題を遅れる事なくこなしている方がいます。
指導ポイントの第一は、大きなミスをして“再提出にならない様に”です。
そして、講師として立たれる方たちに、一年で身につけられる事の限界に挑戦して頂きたいとの思い(熱意)を込めています。

私の針の数も、講座受講生と同じ位でしょうか。
頑張りましょう。
by tanpopokobo | 2012-11-22 09:06


オーガンジーを使ったスカラップキルト

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先日、昔のキルトを整理していると、オーガンジーを使ったスカラップキルトが出てきました。
レースやビーズ・ライトスト−ン等が、薄くて透けるオーガンジーの中に入ったものもあります。

これはお洒落なバックに仕立てるべく、京都の友人のキルター・川本さんより材料を分けて貰いました。
彼女の作品は、アンティークの布を用いたものが多く、個性的で美しいものです。

これを研究科の生徒たちにレッスンしようと、布を探しました。
箪笥の中に大事しまってあった布は、インドの高級布店で求めた布で、一見布端に見えるターコイズブルーが入っているとは思えないのですが、光によって全体がそのブルーによって散りばめられている事が見てとれます。
オーガンジーの紺と紫は、大阪船場のレース素材を扱う専門店で見つけました。

ひとつの手芸の方法に過ぎないものが、素材によって全く違った風体を表す、それがもの創りの醍醐味でしょうか。
by tanpopokobo | 2012-11-17 19:05


小澤農場産の早生みかん

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小澤農場産「もぎたて完熟みかん」が届きました。
農場主の2つのこだわりがあり、その説明書が添えられています。

・樹の上で完全に熟れたのを確かめて収穫している
・有機肥料主体で、一本一本の樹の全てが、太陽の陽を浴びており、除草剤や農薬を出来るだけ使っていないので、安心できる

ワックスをかけてもいないのにつやつやしていて、大小取り混ぜてあるのも良いと、小澤農場ファンの声。
和歌山の人たちの食べ方は、まず2つに割り、中袋ごとパクパク、あっという間に5〜6個食べてしまいます。
そして、他県の方には驚かれますが、皆さん箱買いされます。
注文は、小澤農場ホームぺージからも出来ます。
http://homepage.1.nifity.com/busyukan/

おみかんを食べて、風邪を撃退しましょう!

(レモンも小澤農場産。まだ青いですが、市販されているレモンとは全く違います。)
by tanpopokobo | 2012-11-16 16:58


和歌山新報コラム「わさびの里さらさら45」

  わさびの里さらさら 45

 野菊やお茶の花、柚子の香に微笑む季となりました。
 来年秋の展示会の概要が決まりました。和歌浦を舞台にした作品展で、他府県の方々に、和歌浦の素晴らしさをアピール出来たらと思っております。
 アートキューブの大ホールで個展、展示ホールで教室展、玉津島神社で作品展と日本書紀歌謡の奉納演奏、海外からのアーティスト参加等の企画もあります。
 玉津島神社は、日本三大和歌の神社として知られ、遠方より毎年訪れる方たちもいらっしゃるそうです。和歌をキルトに綴り、掛け軸のようなキルトを創る企画も進めております。生徒たちと共に、一針一針楽しみながら一年かけて制作して行けたらとの思いを深くしています。
 『たちかえり またも此の世に跡たれむ 名もおもしろき 和歌の浦波』(ご祭神のお一人・衣通娘神詠)
この歌の他にも、日本書紀や万葉集の中には、歌人たちが玉津島や和歌浦を詠まれた歌がたくさんあります。

 思えば今年の春に、金沢の21世紀美術館で展示会を催した際に、金沢の芸術に満ち溢れた風土と、住んでいる方たちの民度の高さに触発されたといって過言ではないでしょう。金沢に負けない歴史を持つ和歌山の良さを、是非他府県の方たちにも広く知って頂きたいとの思いがより強くなりました。
 願わくば、2~3年に一度の行事として定着させたいと考えています。様々な方たちのご協力を得て、幅のあるイベントとしての一週間を和歌浦一帯で開き、たくさんの方に来て頂く事になれば、地元の方たちにもより一層の誇りを認識して頂く事になるのではとないかと考えます。
 
 今秋より在京日数が増え、ともすると和歌山に居る日数の方が少ない状況になっております。古い歴史と文化を持つ地にご縁があり、100年近い古民家にもご縁を頂き、和歌山の尊い文化と豊かな自然にふれて学ぶ経験をさせて頂く中で、見えないものの大きな力を感じ、溢れる程の恩恵を授けて頂きました。これからは、ひとつひとつを形にして、和歌山の地に根づかせる事が出来るように、精進努力を重ねて参る所存です。
 山では野の花々が歌い、その花歌と和歌浦に今まさに沈もうとする大きな夕日の色とが、潮の奏でる音楽となって、未来の子供たちにも届くよう希ってやみません。
             (蒲公英工房主宰・キルト作家 黒田街子)
by tanpopokobo | 2012-11-15 09:50


今月の茅の会ご案内

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野菊、お茶の花、そして色づいた柚子のかほりの中での“茅ぶきの家の集い”ご案内です。

・日時 11月29日(木) 1時〜3時
・場所 蒲公英工房“楽柿舎”
・参加費 1000円(飲み物・お茶菓子付き)

今月は、主催者の都合で木曜開催となります。
お話下さるのは、江本英雄さん(地方史研究会幹事)です。
多岐に渡る知識と洞察力をお持ちの江本さんは、毎月欠かさず参加して下さるお一人でもあり、工房の離れから外の景色を眺めている時間を“かけがえのない時間です”と、仰っています。

日曜の都合がつかない方もいらっしゃるので、今月は参加できますとの声もあります。
どなたにも気軽に参加して頂きたいのですが、“参加されていらっしゃる皆さんのレベルが高いので、私たちには・・”との声もあります。
はっきり言わせて頂きますが、“レベルが高い”なぞと思う方には不向きな会で、常連組はわたしを筆頭に劣等感を持つ者ばかりです。

どうぞ気軽に、お茶を飲みにいらして下さい。
by tanpopokobo | 2012-11-13 19:05


フライブルグのキルター・モニカさん

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連日、英会話に悪戦苦闘。
今日は、ドイツ・フライブルグより、シルビィ・モニカさんとご主人、そしてキルトスタジオの片腕のソフィアさん(フランス人)の3人との会食でした。
モニカさんは来日3回目ですが、日本語は全く話せません。

7:30に大阪ウェスティンホテルのロビーで待ち合わせ、どこかで食事を招待させて欲しいとの事、大阪駅に戻り、ルクア10階のお寿司屋さんへご案内しました。
ワインを飲みながらの会話は、肝心の語彙が出て来ないもどかしさの中、日本に来てからの話(横浜キルトウィーク、鹿児島の旅)、お互いの作品展の話、来年は必ずドイツに(2回目の作品展のお誘いもあり)との話等々。

プレゼントですと頂いたものには、またしてもモニカさんの小さな作品が入っています。
横浜キルトウィークで、紙をラミネートした素敵な素材を見つけ、早速購入されたと嬉しそうに語ってくれましたが、この作品も不織布を切り抜いて下の色を出し、1センチ正方のミシンステッチが入っています。
明日は、日本のファブリックの会社(キルト専門ではない)に仕入れに行かれるそうで、初来日の際にご一緒させて頂きましたが、それらが日本のキルトショップで扱っているという話は聞いた事がありません。モニカさんたちはそのコットンリネンの混紡布を、ヨーロッパ全土に向けた発信をされています。

私がプレゼントさせて頂いたものは、私が編集し、作品が掲載されているテキストブック、最近の作品のポストカード、手作りジャム、和歌山のお菓子と冊子(サイモンさんよりの)。

“懐かしい方たち”との思いが増していく、楽しい時間でした。
次回はもっと語彙を増やして、深いキルト談義をしたいものです。
by tanpopokobo | 2012-11-12 02:58


サイモンさんビザ取得のお祝い

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サイモンさんが、念願だったビザを取得され、ビザの為に日帰りで台湾に出国という事も不要となりました。
お祝いしましょうとの話がまとまり、上野山さん、少し遅れて志磨さんが加わり、おめでとうの乾杯を。

サイモンさんの仕事は、海外に和歌山の良さをアピールするプロジェクトチームの一員で活躍される事で、写真は初仕事で作った冊子です。
おしゃれな縦長サイズ、バイリンガル(英語・中国語・韓国語)で和歌山各地を写真付きで詳しく案内しています。

5人の話は、加藤さんより提案の、日本で4番目に開設された和歌山城の動物園の再建案等、これからの和歌山についての話に終始しました。

県外から、そして世界中から和歌山を訪ねて喜んで下さる方々が増えるようにと希い、その為に何が出来るかを問いつつ、歩を進めたいと思います。
by tanpopokobo | 2012-11-11 18:08

    

和歌山県紀美野町にある蒲公英工房のホームページです。ご質問等は直接工房宛(0734892436)に、TEL・FAXでお願い致します。
by tanpopokobo
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