蒲公英工房


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坂村真民先生

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本棚を移動し、書籍を整理しました。
我ながら、宗教関連の書籍の多さにあきれ、大切だと思うものを残して、送って欲しいと言われた奈良の友人宛に送りました。

整理していると、坂村真民先生のお色紙や頂いた葉書、書籍に言葉を添えて下さったもの、朴の葉に言葉を入れて下さったもの等々が出てきました。こんな私如きものにと、ただただ有難いとこころより感じた事です。

初めてお逢いしたのは先生のご自宅で、四国・砥部のまだ古いお家に住まわれていらした頃でした。
その折に頂いた色紙が『人生は深いえにしのふしぎな出会いだ』です。

それから後に、大阪のまだま村に真民先生の『念ずれば花ひらく』碑が建立される際に、キルトの座蒲団を真民先生にお渡し(贈呈式があり)させて頂きました。鶴亀の藍染の古布で作ったお座布団を受け取られた先生が、「もったいなくて座れんわぁ。」と 笑いながら仰られた事を、懐かしく思い出しています。

先生は、6年前に97歳で亡くなられました。
たんぽぽと朴の花をこよなく愛され、蒲公英工房の看板は、25年前にお願いして書いて頂きましたが、高野山の朴の一枚板(40センチの正方形)にたんぽぽ、真民の御字がひらがなです。(ひらがなは大変珍しい)
さとう宗幸さんが唄われている『二度とない人生だから』は7番まであり、どの詩も好きですが、一篇を紹介しましょう。

二度とない人生だから
のぼる日しずむ日
まるい月かけてゆく月
四季それぞれの
星々の光にふれて
わがこころを
あらいきよめてゆこう
by tanpopokobo | 2012-08-30 20:52


童子ふたり

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働く母親が増えているのに、保育園等の施設が全然足りていず、都会では公的施設の入所を待つ数が1000人を超えているとの事です。

連日、一歳1ヶ月と一歳5ヶ月の男女児が来られました。三田のベランダで育った貴重なブルーベリーを、美味しそうに食べ、猫の又三郎に触って、二人共大喜びです。

ベランダで三日干しした梅干し、たくさんの赤紫蘇をおすそ分けしています。からからに干して粉(ゆかり)にし、保存すると良いですよと伝えると、若いお母さんたちはやってみます!と。
紫蘇たっぷりのおむすびも、この時期ならではの香り高いものです。
by tanpopokobo | 2012-08-28 22:13


紫陽花のキルト

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この紫陽花の花のキルト(105×105)は、紫陽花をこよなく愛されて若くして亡くなられた方に捧げるキルトです。
そして、このキルトをその方のお嬢さんに贈りたいと願っていました。

あれから10年余りの年月が経ち、ようやくその願いが叶う事になりました。
そのお嬢さんはフルート奏者の久保順さん。
20年ぶりに日本での生活となられていらっしゃる事を知り、連絡が取れ来週三田に来られます。

日本に戻られて、『邦楽にも興味があり、篠笛など吹いて、奥深く様々な音色を出す竹の力に感嘆しています。』との事、古代歌謡の楽譜にも興味を持って下さっています。

思えば、順さんと溯芳さんとわたしの3人で、ニューヨークで一番大きな書店に行き、溯芳さんのリクエストでハリールジブラーンの本を順さんに探して貰った事がありました。
最上階のカフェテリアで、順さんが亡くなられたお母様の話をされました。

工房の紫陽花たちは、その時の時間のふくらみです。三田に素敵な紫陽花の咲くお宅があり、庭師さんに頂いた紫陽花の3枝の中、2つが生命を繋いでいます。
by tanpopokobo | 2012-08-24 22:17


変わりブーゲンビレア

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オレンジ色と班入り葉の真っ白なブーゲンビレアが、今夏二回目の花蕾をつけました。

近くのメッサオークワ高松の花屋さんで、花が終わりかけで格安となっていたものを求め、せっせと水やりしていたら、新しい蕾が出て来ました。
黄色い花に見えるのは、紫陽花と同じようにガクで、お花はかわいい小さな花です。

綿の実もぷっくりと。
by tanpopokobo | 2012-08-22 08:43


学ぶことは常にあり、大河なり。

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若き頃の溯芳さんの名言です。
その一言で、淀屋橋の朝日カルチャーのシュタイナー教育の講座を受講、和歌山大学の被服科教授・福本先生の元に通いました。
子供たちは小学校低学年でした。

秋から、その名言主・溯芳先生の講座「日本書紀歌謡講座」がスタートします。是非に開講して下さいとのお声は、声楽を学ばれている山下さんで、山下さんには“言い出しっぺの特典”で、日本語大辞典20巻が講師より贈られる事になりました。

毎月2回の通信講座、和歌山・東京での年4〜5回の講義があります。
現在、受講希望者は加藤先生や志磨先生等の国文を学んだ方から、何も知らないのですがよろしいでしょうかとの方まで、10名の申し込みがありました。
先日のコンサートにいらした福岡と東京からのお二人も入っておられます。

講師曰く、「いかに幅広い思考力を持ち、オリジナリティを発揮できるかが大切。」との事、学び続ける中でユニークな発想の思いもよらないものが産まれる可能性に期待される面もある様です。

子育て真っ最中のママが学ぶと良い講座かなとの思いも大です。(志磨先生は大学生に是非と)
ご自分の枠を決めつけず、一緒にトライしてみませんか。
(まずは“難しい事やってそうなのに何だか楽しそう”と周りの方に思って頂ける所まで・・)

写真の花は、白さるすべり。溯芳さん撮影。
by tanpopokobo | 2012-08-20 17:31


茅の会

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お山は秋の気配も漂って来ました。

今月の会のゲストはベリーダンサーでベリーダンス講師の南香陽子さん。
踊る事はプロでも語る事は初めてですとの事でしたが、踊りを見て頂く前にベリーダンスについての話を聞いていただくのは大事な事だと思いますと。

ベリーダンスは、エジブトを起源とする女性の為の踊りであり、ダンサーは特別な人たち(日本でいう巫女)だそうです。
私がお話の中で何よりも納得したのは、南さんがベリーダンスにのめり込んだ理由が、始めた時から出来ない踊りがなかったので天職だと感じましたと話された事でした。

人は、だれもそういう出合いがあるのでしょう。無いと仰る方はこれからです。

お礼に、昨日小澤農場主が届けて下さった蟠桃をお持ち頂きました。
「ハート型の種が出てくるんですか!楽しみです。」笑顔の素敵な方でした。
by tanpopokobo | 2012-08-19 22:17


図案集ーその2ー

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Amazonの早着便、夜中の注文でその日のお昼過ぎに届いたものです。

デンマークの訳著には、豊富なイラストが幅広く収録されています。
陶磁器の絵付け画家や陶芸家、テキスタイルデザイナー、装飾画家、建具師、金属細工師、インテリアデザイナー等の、自然から視覚的なインスピレーションを受けるすべての人に手にして頂きたいとの、作者のメッセージが添えられています。

ペーパーブックの図案集は、海外で求めたものを数種持っていますが、こちらは細かいドット表現が入った図案になっています。

図案集1・2を実際にキルトに使うかと言うとNOで(刺繍には使ったかもしれません)、確認の為だったり視覚的に楽しんでいる事が多いでしょうか。
針を持つ手を休めるには良い時間になります。
by tanpopokobo | 2012-08-17 17:53


図案集−その1−

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テキスタイルデザインの本二冊を、書棚から出しています。

『英国刺繍図案集』は、ヴィクトリア&アルバ−ト美術館に所蔵されている作品の図案を、日本ヴォーグ社が35年前に出版したものです。

赤い本『Elizabethan Embroidery』は、50年前にイギリスで出版されたもので、こちらもヴィクトリア&アルバ−ト美術館所蔵の素晴らしい作品が掲載、刺繍全般の学術書でもあり、数年前に中村ヤイさんより譲り受けました。

ポストカードは、スイスのテキスタイル博物館を訪れた際に、求めたものです。
図案集を開くのは、ある図案について調べているからですが、目線は今手掛けている作品のその先にあるものです。
針を持つ合間のたいせつな時間です。
by tanpopokobo | 2012-08-16 05:40


大好物

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おはぎが大好きだった父、母は晩年こそ無理でしたが、父の為に手間のかかるこしあんのおはぎを作っていました。

わたしはまだこしあんを作る域に達する事が出来ませんが、たくさんの枝豆を頂いて冷凍しておいたもので、枝豆のあんを作り、仙台名物のずんだ餅風に、おはぎを作ってみました。

ご無汰沙している汐見先生や奥佐々のお隣さんにも差し上げたく、洋菓子より和菓子が好物の身近な男性陣たちにもクール便で送りました。

奥佐々では撫子の花が咲き始めています。
「なでしこジャパン」のなでしこは、大和撫子から来ているのでしょうか。七夕飾りの願い事に、「・・夫人になれますように」と書いておられた澤さん。真の優しさと強さを持った大和撫子ですね。
by tanpopokobo | 2012-08-15 00:19


青蓮

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母の初盆にと、若い方より頂戴したお線香の可愛らしさに微笑んでいます。

両親の遺影にお線香をあげ、父が大好きだったおはぎを作ってお供えしました。ふと何か物足りなさを感じ、鳴り物の鐘の音だと気づき、昔インドを旅して市場で買い求め、しまったままになっていた鐘を出してきました。
何て良い音なんでしょう!天に届く音の響きです。

来春に名古屋での展示となる花のキルトの青蓮をアップリケしました。全体図を見ながら蓮花は草木染めの布を使うと決め、紫系の布をカットしておいたものが、ようやく形になりました。
山口に青蓮の咲くお寺があります。
天に届けと・・。
by tanpopokobo | 2012-08-14 00:48

    

和歌山県紀美野町にある蒲公英工房のホームページです。ご質問等は直接工房宛(0734892436)に、TEL・FAXでお願い致します。
by tanpopokobo
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