蒲公英工房


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簡単で美味しい梅干しの漬け方がありますと話すと、一度のトライでカビが来て、全て破棄した事があり、梅干しは二度と無理だと決めていたという40代の主婦が、漬けてみたいです!と。
サナンドプレミアム酵素と一緒に、九州に行った梅は、30代の独身女性が梅干し作りに初挑戦します。

京都丹後「とり松」の梅干しの漬け方をアレンジしました。
皆さんが漬けやすい量でご紹介しましょう。

<材料>
黄梅2キロ・塩200グラム・酢60cc・味醂30cc
(水分が出たら赤紫蘇適宜)
・ヘタを取り水洗いし、一晩水につけてアクを抜く。・翌朝、ざるにあげて水気をきる。
・焼き塩(フライパンでほんのり色がつく位)を作り、冷ましておく。
・夕方、水気を拭き取りながら、容器(持って振り混ぜられる瓶)に一段毎に焼き塩を加えながら入れ、最後に酢と味醂を加える。
・毎日、2〜3回上下に振って混ぜる。
・3日で水分(梅酢)があがった後も、時折混ぜる。

この後は、赤紫蘇が出るのを待ち、塩揉みして絞るを4〜5回繰り返し(捨て汁が綺麗になるまで)、瓶に入れ、梅雨が開けるまで置いておきます。
晴れた日に、朝梅干しを天日干し、夕方漬け汁に戻しを、3日繰り返します。

関東では、赤紫蘇を入れない白梅干しが好まれるそうで、天日干しをした方が柔らかくなりますが、しなくても問題はないでしょう。一般に紹介されている梅干しの漬け方では梅に対して20%の塩となっており、減塩にするとカビが発生しやすいとの声もあります。
カビが生えても捨てずに、早目にカビを取り除いて下さい。
このとり松式では、10%の塩と減塩ですが、毎日振り混ぜる事でカビの発生を防げます。

……ひとりごと……
“お母さんが作らないなら私が作る”という中高生の女子(男子も)がいたら嬉しいなぁ・・・。
by tanpopokobo | 2012-06-27 22:10


10周年コンサート案内

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7月22日(日)のコンサートとお話の会の案内が出来ました。
これ迄数多くの方々が、工房を訪れて下さいました。その全ての方にご案内をお届け出来ないのは心苦しいのですが、是非この機会に又工房にいらして頂き、初めてのお披露目となる日本書紀歌謡の古人からの妙なる調べにふれる時をご一緒しましょう。

工房の梅は不作でしたが、今年も梅酒を漬けました。(お泊まりの女性用に)
煮梅も作り、会のお茶うけに煮梅の寒天菓子をお出ししました。
絞りたての春の酵素のジュースも。

江本さんの飛鳥山のお話(東京の飛鳥山は新宮の飛鳥神社と深い関係有)等も楽しく。
皆さんが山を下りられるのは、いつも4時過ぎです。「こんな贅沢な時間って無い!」と、主宰者は思っているのですが・・。
by tanpopokobo | 2012-06-25 02:12


和歌山新報コラム

わさびの里さらさら  42

 梅雨時の雨間に色とりどりの紫陽花、その中に夏椿の白が一際光っています。
 
 公益法人認可「日本手芸普及協会」の本部講師として、全国各地を回り講座をこなす中で、深く考えさせられる事があります。
 今月の金沢講座の際に、兼六園の隣「成巽閣」で展示されている御所人形展を見学しました。成巽閣は、旧国宝(昭和25年重要文化財指定)の加賀前田家奥方御殿で、お庭も国指定名勝となっています。成巽閣に向かう道を散歩しながら、その一帯の正に“美観”を堪能しました。能楽堂(全国初の公立能楽堂として建てられた)を通りかかると、金沢の生徒が「子供たちが小学生の折に、能楽堂で能を見る機会がありました。」と話しており、その一帯が子供たちの遠足の場である事の豊かさを思うばかりでした。
 春に、21世紀美術館での作品展を開いた折、和歌山からも大勢の方たちが金沢を訪れ、皆さんがその民度の高さに驚かれていました。「和歌山も素晴らしい所でしょうね。次回の作品展には是非伺います。楽しみにしています。」との金沢の人たちの言葉の前に、和歌山城や和歌浦・雑賀崎の観光コースでなく、奥佐々の我が工房での宿泊とわさび料理のおもてなしが頭に浮かんだものです。工房の母屋は全て欅材で出来ており、天井はべんがらが塗られています。離れの船底天井も珍しく、皆で集めた生石高原の茅を使った茅葺きの家もあります。
 逆に、和歌浦の景観にそぐわない風力発電、和歌山城の景観を邪魔する建物、個人所有の名勝地等を、そういう民度の高い地での暮らしをふつうとしている人たちには案内出来かねます。
 
 一度終結したかに見えた風力発電が、原子力発電の事故を受けて再熱、由良町に建つ計画が進んでいます。現在建っている風力発電による健康被害を訴えている方もおられる現況であるにもかかわらずです。
 次世代を担う子供たちに、わたしたちが贈れるものは何でしょうか。
 まだまだ和歌山には宝物がたくさん残っています。それらのひとつひとつを、丁寧に次世代に手渡ししなければなりません。それは、いまここに生きるわたしたちひとりひとりの思いと行動にかかっています。

 今年の秋に、フランスのアルザスで開かれるキルトフェスティバルに展示するキルト制作依頼を受け、「私の伝えたい日本」をテーマに、蓮のキルトを絹布のみで創っています。蓮の花は頂いた草木染の端切れの絹等、周りは亡くなられた方から譲り受けた貴重な帯を用いています。
 蓮の前に立つヨーロッパ全土から集まるギャラリーの方たちに、「日本」を感じて頂けるキルトにとの思いをひとはりひとはりに籠め、奥佐々より発信させて頂きます。
        
       (蒲公英工房主宰・キルト作家 黒田街子)
 
by tanpopokobo | 2012-06-22 05:21


金沢成巽閣 五所人形

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金沢講座の生徒たちと、成巽閣の五所人形展を観て来ました。

春の雛人形展も圧巻ですが、五所人形の展示も素晴らしいものでした。
佐賀鍋島藩よりお輿入れの際にお姫様がお持ちになられた五所人形には、座布団に鍋島藩の家紋が入っていたり、義経・弁慶の人形は歌舞伎などから題材をとり、見立てて作られたので見立人形と呼ばれていたりと、多々学ばせて頂きました。

アルザス出展の蓮のキルトのボーダーに使った残りの帯地を、金沢講座の生徒で茶道の仕覆を作られる方にプレゼントしました。
京都の龍村織物に、高価な絹地を買いに行かれる事もあり、一個の仕覆を作るのにも数千円の絹地と、数千円の組み紐が必要と伺いました。
この帯を下さったのは、学生地代からの親友のお義母様で、この話を伝えると「亡き義母が、天国でどんなに喜んでいる事かと。」との返信が届きました。

五所人形など、日本の伝統文化に生きる布たちが、数百年もの時を経ても尚、語りかけてくれるものがある事を歓びとする中、使われなくなった絹織物を生かす努力を続けたいとの思いを深くしました。
by tanpopokobo | 2012-06-21 17:59


キルトトップ完成

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フランス・アルザスでのキルトフェスティバル出展キルトのトップが完成しました。
セッティングし、これからキルトに入りますが、全てを絹でとこだわったものの、帯地の固さと薄絹の頼りなさは、これからの作業(キルティング)の難しさを思います。

今日から、大阪の講師養成講座が始まりました。
受講生は、一年間で本科・高等科・講師科迄の全ての課題をこなさなくてはなりません。
一歩を踏み出した皆さんの決断力が、一年後に実を結ぶ事になる様に、誠心誠意務めさせて頂きます。
by tanpopokobo | 2012-06-19 19:14


ダマスクローズのお菓子

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ダマスクローズの琥珀菓子ができました。

紅茶に生の花弁をひとひら入れても香ります。

お花を摘ませて頂いて半月、まだまだ生のお花のかほりが消えません。琥珀菓子の中のお花の色とかほりもそのままという不思議さに、仏手柑以来の深い感動です。

何千年もの間、絶える事が無く来たものには、それなりの意味があるのでしょう。

残りのお花たちをどう保たせると良いかと思案し、工夫と思いつきで瓶詰めし、何とかこのまま持つのではとの希望を持っています。
ひとひらでも皆さんの元へと。
by tanpopokobo | 2012-06-18 06:24


レース

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レースを3店舗で集めたものです。

レース布は、輸入生地を扱うお店で見つけたスイスの生地で、着分何と22万でシルク100%です。肌触りと輝きはシルクならではです。

レースの端切れの束を扱っているのは、レースを使った服をオリジナルで販売しているレース服の専門店です。
これらのレースの端切れで作ったクッションは2万円という高価なものですが、はっきり言ってレースを並べる技術は不要です。どう並べても美しいレースたちです。

カットレースは、明るい色のクレイジーキルトに使うべく求めたもので、後方のバッグは数年前にレースを生かして作ったシンプルで使いやすいサイズのバッグです。

刺繍もレースも歴史のある手芸ですが、美しさ・緻密さのレベルにおいては、パッチワークはその域にまだ届いていないでしょう。

ひとつひとつの紋様を、深く見つめています。
by tanpopokobo | 2012-06-15 10:57


梅雨季も楽しく

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学生時代の友人と入ったお店に、珍しい八重のドクダミが生けてありました。

宮崎の実家の菩提寺の梅は、今年京都の「とり松」の漬け方にしてみました。塩と酢とみりんを入れるのですが、店主が酢とみりんを間違えて入れ、その梅干しがお客様に好評で、翌年からはみりんも入れる様になったそうです。
この漬け方は少量でも初心者でも、簡単に漬けられます。

ヤマモモは残っていた白ワインに漬けこみ、傷んでいた黄梅は酵素に。

ダマスクローズの花を使った琥珀菓子の注文を、栽培している浅川さんより受けたので、作ってみました。
寒天液が熱いうちに入れなければ固まってしまうので、花の色が変わるかと心配しましたが、何とビンクのままでした。
花を摘んで10日以上経つのに、かほりも残っています。不思議な花です。
糸寒天を分けて下さいとの要望が有り、0、5グラムまで量れる計量器を、東急ハンズで求めて来ました。

乾燥させたお花はネットでも売られていますが、生のダマスクローズの花びらを使ったお菓子がヨーロッパにあるのか、とても興味があります。生のダマスクローズを使ったお菓子は日本では殆ど無いと言って過言では無いでしょうか。
この贅沢なお菓子は、大阪の大店・福寿堂の岡本さん宛にも送らせて頂く事になっています。
by tanpopokobo | 2012-06-14 09:34


ガイアシンフォニー

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東京の三軒茶屋のオーガニックレストラン&ショップ“カフェオハナ”で、ガイアシンフォニー第6番を観て来ました。

インドのシタール演奏家・ラビィシャンカールさんと、鯨の歌声の研究者・ロジャーペイン博士の話は素晴らしいものでした。
シタールの指導は楽譜が無く、師の口伝によるものである事を知りました。
鯨が唄を歌う事を発見したロジャー博士のお話が、最も素晴らしいものでした。6000万年前から、鯨は唄を歌い続けており、3頭の鯨がいれば世界を一周りする程の聴力と伝達力を持つ哺乳類だという事も、初めて知りました。

ただ、虚空の音の章に出てくる奈良裕之(弓の音)、KNOB(ディジュリドゥ)、雲龍(笛)、長屋和哉(サヌカイト)各氏は要らないとの感想は、同行した溯芳さんも同意見でした。
霊的な言葉が飛び交い、さもこの音は不思議な音でしょう!と創られているのが、先のお二人の自然且つアカデミックなお話とかけ離れていて不愉快でした。

ロジャーペイン博士の今世紀には鯨を食べる食文化を無くせという発言について、サイモンさんに意見を聞きたいものです。
(サイモンさんはクイーンズランド大学博士課程で捕鯨をテーマに卒論を執筆中)

これを書いた後で、ロジャー博士が話題の映画「The Cove」にも深くかかわった方と知りました。
太地のイルカ漁を盗み撮りして賞を受けた映画です、
その事を伝えると、溯芳さんは「龍村監督は作品を破棄すべき」と。
by tanpopokobo | 2012-06-13 02:15


日向夏マーマレード

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宮崎といえば宮崎マンゴーですが、温室で育てる為高価です。
宮崎空港にはマンゴーの隣に日向夏が並んでいました。この時季の日向夏は小ぶりで一個200円位です。

その日向夏を育てている姉の所で、日向夏マーマレードの作り方を指導しました。
日向夏とグラニュー糖のみで作る日向夏マーマレードには、写真手前の8角瓶一瓶に、約一個分の日向夏が入っています。
生産者が作るからこそ、安価でお分けできるものでしょうか。

姉の家の庭には、ヤマモモの実がたわわになっていました。
就寝前には、姉が造ったヤマモモ酒を美味しく頂きました。
庭には他にもブルーベリーがたくさんの実をつけ、有機肥料で育てているトマトやキューリの勢いの良さに驚きました。

両親のお墓参りをした本東寺で、梅の実を頂いて来ましたので、その梅を早速梅干しにしました。
梅干しが大好物で、一日に5〜6個食べては、母に塩分の摂りすぎだと叱られていた父からの贈り物の様な気がしました。
by tanpopokobo | 2012-06-12 00:23

    

和歌山県紀美野町にある蒲公英工房のホームページです。ご質問等は直接工房宛(0734892436)に、TEL・FAXでお願い致します。
by tanpopokobo
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