蒲公英工房


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陸前高田ボランティア写真展

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今年の夏、和歌山大学の学生たちと陸前高田にボランティアに行った折の写真、台風による水害を受けた南紀でのボランティア活動の写真の展示を、和歌山大学観光学部棟で見て来ました。
サイモンさんが撮られた写真が300枚余り、パネル展示されています。

初めて訪れた紀州材を使って建てられた建物も素敵で、案内してくれた加藤先生と同行した友人以外は誰もいない事を残念に思った事です。

和歌山大学は市内の中心から離れていて、交通の便も悪い事から、見て頂く機会は町の中心の“フォルテワジマ"6階の和歌山大学まちかどサテライトの方が多いので、そちらでも展示する様にと提案して来ました。

3・11を何時も身近に感じていたいものと思います。黄色い長靴を履いて、学生たちと作業するわたしの姿もあり、友人の「頑張ったんやなぁ。」の言葉を、嬉しく感じました。

大きな寄木風の額(パネルの上)は、『高野山黎明』とのタイトルが付けられた素晴らしい木工芸です。離れた位置から見ると、正に高野山が浮き出て見え、一つ一つの作業の細かさは圧巻です。
by tanpopokobo | 2011-11-29 00:04


茅の会

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西谷裕之さんをゲストに、竹スピーカーによる世界の音楽を聴きながら、竹談義に花が咲きました。

久しぶりの参加者は、福岡よりの台さんと尺八奏者の辻本先生。
竹を製品化する際に起こる亀裂の問題では、辻本先生のお知り合いに、全ての楽器を竹で作ろうとされ、太鼓用の太い竹を探しに日本のみならず東南アジアにまで足を運ばれるアーティストがいらっしゃり、苦心して亀裂が入らない工夫を考案された話もありました。

日本の吉祥文でもある竹ですが、中々手強い植物です。
幼い息子が「竹さんと話をするよ」と言った頃には、竹に畏怖の念を抱く事はありませんでしたが、竹林が壊れて行く日本を憂いながら、竹は怖いものとの思いを深くしています。
by tanpopokobo | 2011-11-27 00:57


リバティプリント

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木綿の歴史は古く、8000年前からあったそうです。

その木綿の最高峰にリバティプリントがあると思います。糸の細さと飽きない模様、布のしなやかさは、数十年経った今も変わらず、まるで昨日お店で買った様です。

ヨーロッパで最初の国際キルトフェスティバルを観に行く旅で、イギリスを訪ね、リバティデパートに行きました。海軍の2雙の軍艦を解体して作られたという重厚な建物でした。

写真は、その際に求めた旅行鞄と、求めた布で作ったスカーフです。リバティプリントと本皮製、確か13000円位で、その後この鞄を何度も海外の旅に持って出かけました。

マカロンキットをリバティプリントで作って欲しいとの注文を受け、15種のリバティプリントをカットして作りました。この中には、夏のスーツを自分で作った残り布もあります。

20年の歳月が、布物語になる嬉しさ!
by tanpopokobo | 2011-11-25 01:06


三田食堂

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昨日の三田ッスンで、「先生は料理研究家ですね」との話が出ましたが、わたしがしている事はごく“ふつう"の事と思っています。
三田に居る間は毎日弁当を作ります。
理由のひとつは放射能、ひとつは子息が博士論文を出す3月 迄仕事をしない事に決め、節約生活をする事にしたのでお願いしますと言われた事からです。

今回も連日来客があり、ほぼ毎日来客の食事も作りました。

写真の弁当と来客の昼食は、ふつうに“家にあるもの"で作っています。
ちなみに、おにぎりの方はたらことのり(毎回2〜3種)、ふきの佃煮、蒲鉾とチンゲン菜の中華風、太刀魚のみりんぼし。
別のパックが玉子焼き、ポテトサラダ、きんぴらごぼう、柿。

昼食は、メインがお好み焼き(関東の方は自宅で食べれると思っていないから不思議)、弁当に入れた以外の小鉢は小アジの南蛮漬け、さしみこんにゃく、さつま芋煮、野菜サラダ、小澤さんのビーナツ、杏仁豆腐等々。

ごくごく“ふつう"の献立だと話すと、今日の来客は一年後定年を迎えたら、料理を習いに来られるそうですが、“食材が特別だし、ふつうでない美味しさ"との事。

安全な食材で美味しい食事を誰かの為に作る、美味しい食事を皆で笑いながら食べる、そこから健康は始まります。
ここに写真を出す事を決めたのは勧められたからと、家族がいるのに食事を一切作らない家庭の奥さま(キャリアウーマン・子供無し)がいて、家族全員が全て外食というショックな話を耳にしたからです。
中学からエスカレートで進んだ誰もが知っている有名大学を卒業し、仕事・結婚。
お金があれば出来るし、良いものを選んで外食、楽しく暮らしているのかもしれませんが、わたしの友人はその奥さまの母親で、大変困った事だと嘆いています。

誰かが病気になって、やわらかい食事が必要な時はどうするのでしょう!
旦那様はたまにはお家ご飯を食べたいと思われないでしょうか?

食が壊れてゆく事を、とても不安に思います。
by tanpopokobo | 2011-11-23 22:03


草木染め

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宮前染工さんより頂戴した布たちです。

ご縁を繋いで下さった恵里さんによると、主にスカーフを染めていらっしゃるそうですが、サンプルに染めたもの等の端布を使っていただけるならと、有難い事です。

綿・麻・毛等はわたしが使い、薄いシルクや織りの目の粗いものは溯芳さんの作品用にと分けました。

昔、志村ふくみさん(染織家・人間国宝)が染められた糸と、織られた布の端布を戴いた事があります。
その中に、志村ふくみさんご自身が書き込みされた付箋も入っており、染料名や媒染材名が書かれていました。

その糸と布をキルトに使った事を思い出しながら、いつか草木染めの布だけでキルトをとの思いが膨らんでいます。
by tanpopokobo | 2011-11-22 18:40


上野国立博物館『法然と親鸞展』

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法然上人八百回忌・親鸞上人七百五十回忌を記念しての特別展。
国宝と重文指定となっているものだけでも、100点余りが展示されています。

圧巻は何と言っても国宝『山越阿弥陀図』(京都・禅林寺)です。
昨日迄の展示だった国宝『阿弥陀二十五菩薩来迎図』(京都・知恩院)も拝したいものでした。

貴重な遺物の数々は、800年の時空を超えて、「鎌倉時代の“希望"を、いま」との副題を冠し、展示されています。

興味深い布片がありました。阿弥陀如来座像の像内に納められていたもので、13世紀に中国で織られた布です。
現代にも通用するお洒落な紋様と色彩でした。

法然上人と親鸞上人、お二人の遺徳にふれられた事を幸せに思います。
by tanpopokobo | 2011-11-20 21:52


オリジナリティー

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今月のANA機内誌に、特集されているアイルランドのアラン模様のセーター。最初はフィッシャーマンセーターと呼ばれた極寒の海に漁に出る夫の為に、妻が祈りをこめて編んでいたものでした。
若い頃に数々のコンテストで授賞したという、一人の女性(70代後半)が、今も尚新しいオリジナルの模様が出来ないかと、日々工夫を重ねていると紹介されています。

昨日金沢の講座で、来年の作品展の為の刺繍の図案をオリジナルで考えるという先月の課題に、個性豊かな図案が集まりました。
一人は先日訪れた花巻の宮澤賢二の姿と言葉、一人は鎌倉彫りの箪笥の模様の孔雀、一人は古来の着物の紋様からのアレンジ、一人は輸入コットンの図案を切り抜いて。

金沢教室は、不思議なご縁で続いています。生徒たち一人一人は、一見とても平凡で個性がなさそうに見えるのですが、ご家族のお話を伺うと、素晴らしくユニークです。
Iさんのお嬢さんは、20代の医師で司法解剖医を目指し、Tさんの弟さんはサンダルばきでまるで隣の町に行く如く、ふっとマイナーで誰も訪れない様な海外へ旅し、Aさんのご主人は定年後にAさんの為の教室とお茶室をお一人で建てられ、MさんやDさんのお嬢さんたち大学生は、災害地ボランティア等の活動に積極的という次第。

子息は「うちもよく似てるけど、その人たちもよく似てるんだよね。」と。
そうですね。個性豊かで熱い心を失わない者たちが明日をより良く変えてゆけるのかもしれません。

真にオリジナリティを求めるには、果てしない学びと努力が必需。
それと『畏れを忘れず、あきらめず。』
来年の金沢作品展、刺繍も楽しみに。

写真は三田の季風。
by tanpopokobo | 2011-11-18 01:31


奥佐々健康茶

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お茶の花が咲く季節です。
初夏に新芽を摘んで作った茶葉に、ビワ・スギナ・ドクダミ・オオバコ・ゲンノショウコ・カキ・ヨモギ・アマチャを陰干しして保存していたものを煎り、梅の木に出来たサルノコシカケを加えて、「奥佐々九重茶」が完成です。

工房では、このお茶にこだわりのほうじ茶を混ぜたものを、年間を通してお出ししています。
「お山のお茶を分けて頂けますか?」との注文を受けて作りますが、手間暇のかかる工程は、工房に泊まりの折りに誰かに手伝って貰う事が原則です。

この時期にも、白い花をつけたゲンノショウコが残っています。アマチャも味を整えるのに欠かせないものです。
薬効は先人の知恵をお借りし、ブレンドはその都度の勘と工夫です。

わたしと同じように、東京に居場所を持つ友人が居て、代官山・小川軒のシェフの料理教室の話を聞きました。
限られた方の為の教室の様ですが、シェフが手間暇かける技や工夫に、毎回感心させられるそうです。
お肉を焼くにも、小さい一片を焼いてその都度味見をされ、野菜はその月によってとりよせる産地を選ぶ等々。

「プロフェッショナル」に出演された、宮城県の3年連続米作り日本一に輝いた石井稔さんが、『畏れを忘れず、あきらめず』いれば、誰にでも出来る事と仰っておられます。
この方にこそ博士号をと思う工夫と努力のマレビトですが、貧しく高校進学も叶わなかった方の元にお見合いで嫁がれた奥様の支えがあってこその日本一のお米です。

日本人としての誇りをご教示下さる方たちの風を頂く幸せに、出来うる事はと自問する日々です。
by tanpopokobo | 2011-11-16 18:16


季の実り

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柚子が色づき、花梨の実が落ちる季節、白いちじくも終わりに近くなり、実が未熟のまま割れています。

柚子は碗だねに入れ、花梨は酵素に用い、白いちじくはワイン煮にしました。
ワインは先日の持ちよりパーティに志磨さんが持って来られた残りの白ワインを使いました。

ここ2〜3日の冷えに、赤もみじが紅葉しています。 この赤色はどこから来たのでしょう。
自然の色彩の素晴らしさ!
by tanpopokobo | 2011-11-13 00:51


坂道補修工事カンパ御礼

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 坂道補修工事報告とお礼

この度の大雨による土砂崩れの坂道補修工事カンパにご協力頂き、有難うございました。
無事工事も終わり、皆様の協力を頂いた事で、予定よりもより入念に工事を発注出来、ほっとしております。

県内から71000円、県外から86000円をカンパして頂きました。この金額は、もう少しで工事代金に手が届くものとなりました。
今後も、皆さんの集いの場としての活動を続け、より多くの方たちに還元できる発信元である様、精進努力していく所存です。
今後共、どうぞ宜しくお願い致します。    


              蒲公英工房 黒田街子拝 



≪茅ぶきの家の集い・ご案内≫

・11月26日(土) Pm1時~3時
 講師 西谷裕之さん(竹林整備・竹スピーカー制作指導、その他町おこしのプロデュース等)

・12月23日(金) Pm1時~3時
 講師 大東京子さん(和歌山の特産物を使った料理指導・県職)

いずれも参加費1000円(飲み物・お茶菓子付)

 毎回話が止まらず時間を超過し、二回目・三回目のお茶が入ります。
 自然の懐に包まれ、笑顔の絶えない時間を過ごす事、それは何よりも心と
身体を豊かにするものではないかと感じています。ご参加をお待ちしてお
ります。

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 上記文を、ご協力頂きました皆様に送らせて頂きました。 
 道が崩れ、補修工事をした話をすると、小澤農場主は「丸ごと引き受けて暮らすのは難しい。よくやっています。」と、ほめて下さいました。100の仕事が出来るから百姓ですと仰る農場主は、築90年の家の修理もご自分でされます。最近出会った田舎暮らしを始めたアーティストが、オール電化で暮らしていると知り、憤慨しておられました。
 超多忙な小澤さんがわざわざ届けて下さったジャンボピーナツの美味しいこと!!畑の肉は、久しく真の肉類を口にしていないわたしの身体にとって、一生これでも良いなと思える程の美味しい栄養分でした。
by tanpopokobo | 2011-11-09 21:56

    

和歌山県紀美野町にある蒲公英工房のホームページです。ご質問等は直接工房宛(0734892436)に、TEL・FAXでお願い致します。
by tanpopokobo
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