蒲公英工房


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植物との共生

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引っ越し・会議・レッスンで、三田滞在中です。
引っ越しは子息が研究室を移動、テーブル・椅子・本棚等を三田に入れ替えるとの事で、部屋のレイアウトをしに。
テーブルは北欧家具の古いものを格安で手に入れ、販売店で指定されたサンドペーパーで研き、天然ミツロウを塗布しました。因みに、テーブルと椅子一脚の値段が一緒という、椅子は高級品だそうです。

彼が研究室で育てていた植物たちです。
いつの場合も引っ越して最初にすることは、本郷の親しいお花屋さんで観葉植物を選んで頂くのですが、今夏はベランダで茄子・トマト・オクラ・バジル・パセリ・唐辛子を育てていたそうで、三田に引っ越してきたそれらは、レッスンに来られた生徒たちが喜んで持ち帰っています。

誤解なきよう付記しますと、彼の専門は生物学ではありません。趣味というより、植物と共生して生きる人です。
引っ越しの荷物の一部を運んだ研究室は昔の東大病院で、古い建物の中は独特の雰囲気です。そこでも植物たちが共生しています。
“ちいさきいのち”たちは、人の心の無限大の栄養でしょうか。
………………
三田教室についての質問をして下さった方がおられた様ですが、このページの管理人が超多忙の為、私の所に伝わるのは数ヶ月かかります。ご質問等は直接工房宛(0734892436)に、TEL・FAXでお願い致します。
by tanpopokobo | 2011-09-26 17:42


季の実りを保存食に

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今年は柿が豊作で、たくさんの実をつけています。
これらの実は、柿酢になります。

茅の会にいらした高市さん、持病があり食事療法をされていますが、医師による講座を受け、その“薬の危険性、酵素の有効性”の話から、お山の酵素を買って行かれました。
現代人の食事では絶対的に酵素が不足しているのだそうです。

今年漬けた小梅です。塩分がきつい場合、酵素に浸しておくと、まろやかな味になります。

今月は5回のフライト。
その源は食だと言って過言ではありません。
by tanpopokobo | 2011-09-24 11:51


金沢作品展・講演会

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金沢21世紀美術館での作品展の際に企画している講演会場の下見をしてきました。
地元の生徒たちが候補にあげてくれたのが、県立美術館・石川四校記念文化交流館等でした。古い建物を使いながら保存している姿勢に感服です。
どちらも21世紀美術館からすぐの場所ですが、県立美術館までの道が坂になっており、3月の雪解けの季節は危険だとの話があり、四校記念文化交流館が良いと考えています。

施設使用料の安さに、又驚きです。指定文化財建造物ながら無料もしくは半日1800円〜3000円程。金沢の財政の豊かさと、民度の高さでしょうか。

案内の英字アップリケが出来ました。周りの紫花のアップリケ部分は、和歌山研究科の大嶋さん・倉橋さんのお二人が、何の躊躇いもなく引き受けてくれました。
キルトは金沢教室の武内さんが1センチ格子で入れてくれます。

3月が待ち遠しいですね。
by tanpopokobo | 2011-09-23 22:49


群れず、慣れず、頼らず

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画家・堀文子さん、93歳。
この方の絵画は、一貫性がなく自由で、一人の画家が描いたものとは思えないものがあります。
滋賀県立美術館での個展を観に行った友人が、“思っていた草花の絵ではなく、前衛絵画の様でがっかりした”との感想を述べていました。
最近は、切り絵に魅せられていて、形を切り取った跡の紙を使っての表現が楽しいと仰います。

風景はその国の文化ですと話される堀さんは、42歳でインカの文化にふれたのを皮切りに、あらゆる国を旅され、改めて日本という国の風景を愛する様になられました。

群れない
慣れない
頼らない
それが、堀さんの信条です。
中で、「慣れない」は最も至難でしょうか。
70代になっても80代になっても、ひょいと一人で海外に出かけられる様な生き方に近づきたいと希っています。
by tanpopokobo | 2011-09-20 07:48


グループキルト

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80枚を繋ぎ、グループキルトを作ります。
当初、横長のキルトを作ろうと考えていましたが、このキルトが21世紀美術館作品展の案内状にもなる事から、横長では収まりにくく、縦長(240×216)で作る事にしました。

中心には、48×120の
QUILT EXHIBITION
IN KANAZAWA 21C ART MUSEUM
2012 MARCH6〜11
と入り、その周りに紫花のアップリケが入ります。

大勢で作るキルトは、一人で作り上げるキルトと違い、一人一人の丁寧な作業で、より良いキルトに近づきます。

昔、生徒たち50人位でログキャビンのキルトを作り、オークションで買って頂き、全額を「天神崎の自然を守る会」に寄附した事があります。
その際、微妙なサイズの違いで、大変な苦労がありました。

その経験もあり、今回は巻きかがりで繋ぐ事にしました。繋ぐ際の苦労が少なくてすむ様に願いつつ。(仕上がり寸法は24センチよりやや小さくならなければいけません)

この写真は蒲公英教室のクラスものです。
カルチャーに4月に入った方も仲間に入ります。「光栄です。頑張ります!」と。
クラス毎のグループによって繋がれ、全体はお山での秋の学習会の折に、皆で繋ぐ事になります。
by tanpopokobo | 2011-09-18 08:48


季の実り

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白無花果の木が大きく育ち、たくさんの実をつけています。
一日作業に汗し、熟れた無花果をいただきました。
昔は、どこの家にも無花果の木があった様な気がします。甘く懐かしい味でした。

台風の被害はミモザの木で、残念ですが根元からポッキリと折れています。
台風の後、数日経って崩れた土砂が、キーウイ畑の一部まで届いていました。
南紀の土砂ダムの危険地区の方たちの危惧は、いかばかりかと思います。

今日は、ニンジンの種を蒔き、ブルーベリーの苗を植えました。
お山の途中の田んぼでは、稲刈りも見られました。 彼岸花も咲きて。
by tanpopokobo | 2011-09-15 14:58


レース

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たくさんの手編みのレースは、ドイツで個展を開いた折に、友人のホーニンさんに戴いたものです。
彼女のお母様やあばあさまが使われていたレースを、大切に保管されていて、戴けないと固持するわたしに、「貴女に使ってもらえたら、それが一番嬉しい。」との事で、では一時預からせていただきますねと持ち帰りました。ホームステイさせていただいた一週間、おばあ様たちからずっと受け継いで、大切に使い続けている家具や食器に囲まれて幸せな時間でした。

何に使おうかと思案して思い付いた事は、それも戴きものの手刺繍の半襟とのコラボです。
今日、神戸に額を発注した折に、その会社の社長さんと話している際に、『額に入れよう!』との思いが膨らんで来ました。

“使えるものを創る“に固執したばかりに、10数年が経ってしまった事を反省しました。
「毎日観る」 コラボ作品は、ホーニンさんの心に灯りをともす縁となるやもしれません。

大小のドイリーは、子供たちが小さい時に編み、ずっと使っているものです。
昨日まで、宮崎の母を介護していましたが、母は30年も前にわたしが編んだレース編みのサマーセーターをまだ大切に保存し、一夏に数回は手を通してくれています。感謝です。
by tanpopokobo | 2011-09-14 03:16


今月の茅ぶきの家の集い

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女郎花から秋明菊に変わる季、今月の茅の会のご案内を致します。

・日時 9月23日(金) P.M1時〜3時
・場所 蒲公英工房 茅ぶきの家「楽柿舎」
・参加費 1000円(飲み物・お茶菓子付)

今月のゲストは、和歌山大学教育学部4回生の太田さんを予定しています。
先月の陸前高田でのボランティア活動をご一緒した和歌山大学のチームリーダーです。

ただ、今回の台風による南紀の被害地へ、経験を活かしたボランティア活動をと、しばらくの間南紀滞在を決められており、終息の予定がつかなければ今月のゲストに入れないという事もあるかもしれません。
まだ二次災害も予想される中、高校生のボランティアの方々が、床上浸水後の家の片づけを手伝っているニュースが流れました。

その昔、学生運動で活躍した人たちのあの熱い思いと、静かだけれど純粋に他人事に出来ないで行動している太田さんたちの活動が重なります。
復旧と復興は、政治家よりも彼等若者の行動がうねりを起こすやもしれません。
長野研修に行かれている太田さんからの電話に、「手伝って欲しい事があれば、いつでも言ってね。」と伝えると、「力強い言葉を有難うございます!」との返事。
大人である私たちも、思慮深く静かで確かな歩を進めたいものですね。
by tanpopokobo | 2011-09-08 17:00


土壁七彩

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染織家・吉岡幸雄さんの「土壁七彩」という一文を拝しました。
「侘び寂の情感を湛える土壁、その美しく微妙な土色は、時代時代の左官職人の見事な勘所で色合わせがなされた。土壁は土の色を知り尽くす男達が、手で伝えてきた日本の色である。」
センスはなかなかと思う息子が選んだ持ち物3種です。
ショルダーは焦茶の皮革、「PORTER」(世界を語る旗艦店・吉田カバン)の製品。私の愛用している財布もこのメーカー、他の何処にもない濃紺が気に入り、プレゼントしてもらいました。
大きなバックは、持ち手と中ポケットが皮革の「MARNI」の製品、海外出張で見つけたパーゲン品。

お茶目なぞうさんのアップリケバックは、花火を見に行く際に、甚兵衛に合わせて。六本木の雑貨屋さんのインド製、チャリティにひかれて買ったそうです。

これらは、日本内外の製品ですが、吉岡先生の説かれる「土壁七彩」の範疇の色彩だと思います。
色彩が氾濫し過ぎて疲れるキルトを見る度に、伝統的な色彩とはと思ってしまいます。
by tanpopokobo | 2011-09-06 11:50


草木染の布

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東京の友人のお知り合いの方から、草木染の布(絹・麻・木綿)が届きました。
先月、端切れを差し上げたいとの申し出を頂き、新作に使いたいので、紫系の布をと所望しました。

画像からは二種に分けた微妙な色合いがわかりにくいかもしれませんが、このグラデーションの30種の紫は、化学染料にない味わい深さがあります。
何の植物染料で染め、この布が何に使われているのかを存じませんが、隅に絞り染めされていて、サンプル布の様です。

ふと、世界中のキルト作家たちがこういう素材で作品を創りたいと願っているであろう事を思い、無償の提供を有難く、かつ責任の重さも感じています。

この画像を遠野の柳田邸にいらっしゃる加藤先生に送りましたら、「美しいですね!作品を観せて頂けるのが楽しみです!」と。
by tanpopokobo | 2011-09-02 19:44

    

和歌山県紀美野町にある蒲公英工房のホームページです。ご質問等は直接工房宛(0734892436)に、TEL・FAXでお願い致します。
by tanpopokobo
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