蒲公英工房


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茅の会修学旅行

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徳島の旅は正に修学旅行、学び多きものになりました。
前日の夜に、10年ぶり位に電話をさせてもらった、徳島在住の元スタッフが飛んできて下さり、人形浄瑠璃と脇町(藍商の町並み)を案内して下さいました。
脇町の文化財指定・吉田家住宅では、そのHさんがお稽古している華道の展示会が、毎年春に開催されているそうです。
その後、上野山さんが見たいと仰ったオランダ人デレーケが明治に河川改修工事をした場所と、吉野川にかかる潜水橋を見学して、一路大歩危狭温泉へ。

2日目は、大歩危狭川下り。先日の天竜川川下り事故後に用意されたであろう真新しいライフジャケットを装着して。

その後、今回まだお寺に行っていない!と気づいた志磨さんの要望で、神仏混合の金比羅奥の院箸蔵山にロープウェイで上がりました。1000年の歴史ある箸蔵寺の見事な彫刻を持つ本殿は、国指定重要文化財です。四国といえば、弘法大師様。真言宗別格本山の箸蔵寺にご縁を戴いた事に感謝です。
神社仏閣にご縁があると、合掌して唱える事はひとつだけです。『有難うございます。』

帰りも鳴門のうず潮を見て淡路島に。明石海峡大橋のイルミネーションを見ながら最後の夕食。
去年に引き続き、今回も有意義かつ楽しい旅でした。感謝。
by tanpopokobo | 2011-08-31 02:00


金沢教室作品展

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来年3月に、金沢「21世紀美術館」で作品展を開きます。
後半年となり、生徒たちの作品も形が見えて来ました。

金沢行きを、今から楽しみにして下さっている人たちもたくさんおられ、金沢・福井・富山の生徒たちは、来て頂く側もきちんと準備をしておかないとと、張り切っています。

それぞれの人たちが、他の人たちの作品が出来上がって行くのを楽しみにしながら励まし合い、ほめあって一つのゴールを目指すからこそ達成できるものがあります。

皆で観ているキルトは、磯村さんのメダリオンキルトです。キルティングが三分の一余り入りました。

文化の高い金沢で、文化講演会〈日本書紀・佐藤溯芳)の企画もあります。
是非来年3月(6日〜11日)には、金沢21世紀美術館に足をお運び下さい。
by tanpopokobo | 2011-08-25 08:51


わさびの里さらさら38(和歌山新報コラム)

わさびの里さらさら38
山の工房では、ナデシコやワレモコウの花々が風に揺れ、秋の気配が漂っています。

先日、岩手の陸前高田に行ってきました。一本だけが残ったとの事で有名になった一本松は、高田松原の7万本の1本だったという事も、現地で初めて知りました。多くの松の廃材が薪としてカットされ、町の資金源となっていた様ですが、その後この松からも放射性物質が検出されたとの事で、多くの物議をかもしだしました。

わたしは、東京の仕事を終えて、新幹線で現地へ向かいましたが、途中の福島や仙台の駅付近の様子が、何事もなかったかの如く復旧されていた事に、まず驚きました。勿論、民家の屋根に青いシートがかかったままの状態も見られましたが。
新幹線の一ノ関駅から陸前高田に向かう鉄道は復旧されていないという事も直前に知り、一ノ関から陸前高田行きのバスに乗り、2時間余かかって現地に入りました。目の前に拡がる惨状がどんどんひどくなっていくという、その恐ろしい有様を忘れる事は決して無いでしょう。
バス停に和歌山大学の加藤先生が迎えに来て下さっており、学生ボランティアの25人グループと合流しました。作業は重機の撤去が済んだ人家跡地の残っている瓦礫を運び出す仕事です。
近くの空き地には、まだフライパン・ぬいぐるみ・教科書等と木材が重なったままになっていて、瞬時に何もかもを失う事の現実がありました。近くのJR小友駅では駅舎やホーム等が跡形も無くなっており、線路も流されたり大きく曲がったりしていて、大きな重機が線路のレールを運び出している所でした。
市内の様子は、地盤沈下の為の海水が広がっており、分別された瓦礫の大きな山が出来、瓦礫を積んだ大型トラックがひっきりなしに通る主要道路が復旧されている他には、7キロ先の仮設住宅の建っている近くまで津波が来たという事実そのままが、5ヶ月経った今も現実として目の前にありました。言葉を失う他ありません。

宿泊所が少ないのも陸前高田の復旧の遅れの原因でもあるようです。わたしたち一行の滞在中の宿泊は、学生さんたちは体育館で寝袋、女性は教室をお借りし、他のボランティアの方々10人余りと一緒に寝起きしました。その元中学校は災害センターとして、仮設トイレやお風呂・自炊できる調理室が設備されており、外には長期の方々のテントも設営されていて、全国から集まったたくさんのボランティアの人たちの拠点となっていました。

雨が強くなった日の午後、センターで流された写真の洗浄と整理を手伝いました。関東から車に乗って男女5人で来られたという学生さんたちとの共同作業は、希望に満ちた時間でした。その中の一人のご友人が津波で亡くなり、その供養に現地で何かできればと、賛同された大学のお仲間と動かれたそうです。
そして、片道17時間の4泊ボランティア活動に参加された和歌山大学の学生さんたちの活動も、現地でお出会いした被災者のWさんご家族の笑顔に、確かに繋がるものでした。学生さんのお一人お一人の心に芽生えた種は、必ずや彼らの未来の一ページで大輪の花を咲かせ、周りの方たちにもやわらかい風を送る事となるでしょう。
        (蒲公英工房主宰・キルト作家 黒田街子)
by tanpopokobo | 2011-08-25 08:42


秋の気配

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お山では、ワレモコウ・ナデシコ・キキョウ等の秋の花たちが顔を見せ始めています。

日本中で、イノシン等の動物の被害が拡がっている様ですが、年々ひどくなっています。
ようやく根づいた果物の苗が何本もひっくり返されて、カラカラに乾いてしまった状態に出合うと落胆し、次のステップが踏み出せそうにない思いがよぎります。

それでも又、工夫をプラスして種を蒔き、苗を植えようと考えるのは、先人たちが苦労して耕してきた土地を無駄に出来ないとの思いが勝るからです。

年々食が難しくなっているのは、動物も同じなのでしょう。
by tanpopokobo | 2011-08-23 23:24


繋がる思いを大に

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写真①まだフライパンと小学校の教科書とぬいぐるみが、木材と一緒に放置されたままです。

写真②JR小友の駅があった場所。駅の看板が残るのみで何もありません。曲がったレールの撤去作業は大型クレーンで。

写真③皆さんが作業中の道路を、瓦礫を積んだ大型トラックがひっきりなしに走ります。

加藤先生とサイモンさんは、来週も現地入りする事になりました。野に咲く花を、現地立会人(作業には立会人が必要)の渡辺さんのお宅に届けようと集めている2人。
“次回に持ってきて欲しいものがありますか?”と訊ねると、お花の苗をとの答えが返ってきましたので、早速手配をしました。

まだまだ“あたたかい人の手”が必要な被災地はたくさんあります。
現地に行って実際に何か出来る事をする、それが「知る」事に繋がり、次の一歩を確かなものとするのではと思います。

今まで生きて来た中では、決して得る事の出来ない時間でした。
by tanpopokobo | 2011-08-20 17:19


陸前高田

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陸前高田に入ってまだ2日目だというのに、一ヶ月もここに居る様な気がします。
災害ボランティアセンターには、各県から集まった大勢の人たちが、今日の仕事を決め(ボランティア募集の貼り紙多数)、道具類の貸出しを受け、作業の注意事項と詳しい説明を受けた後で、個々に被災現場に向かいます。

宿泊は体育館(女性は一つのルーム)です。加藤先生からは、他の役員の方たちが宿泊している旅館を紹介されましたが、加藤先生やサイモンさんが寝泊まりされている体育館にご一緒したいとお願いしました。
板の間に寝袋(その上に持参したシーツを敷き、バスタオルを掛けて寝む)の宿泊は、如何に普段の生活が贅沢かを思い知らされます。
外には、長期間のボランティアの方たちのテントが並びます。

今日の作業は、昨日に続いて流されてしまった民家跡の瓦礫の整理でしたが、午後から雨が強くなったので、宿舎に帰って流された写真の整理のお手伝いをしました。
瓦礫跡には、ガラスや陶器の破片に混じり、小さなぬいぐるみ等が混じっていて、瞬時に何もかもを失ってしまう怖さを思います。

陸前高田の沿岸では1000人余のご遺体が見つかっており、跡形も無くなった屋敷跡の花壇に咲くひまわりにも、言葉がありません。

希望は、全国から集まった学生や若者でしょうか。
和歌山大のチームリーダー・O君は、帰りも17時間かかるバスで、朝和歌山に着いたその足で、教職の面接試験に向かうそうです。

他県からの爽やかな若者たちにも、多々お逢いしました。
津波で亡くなった友人の故郷を訪ね、関東から車で男女5人でボランティアをしに来られたという大学生たちの明るさは救いでした。
お日様に向かって咲くひまわりの様に、被災されたお一人お一人の心が、元気になられます様にとただ祈り、亡くなられた方々のご冥福を心より念じます。合掌。
by tanpopokobo | 2011-08-18 20:01


お盆

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利根川の花火を溯芳さんと見ました。
幼い頃のお盆の行事を、ひとつひとつ思い出していました。
家の門でお迎え火を炊く、玄関に大きな家紋入りの盆提灯を下げる、三度の仏様に供える精進料理のお膳は、何処にも帰る場所の無い方たちの為のお膳もありました。
花火大会、灯籠流し、盆踊り・・。亡くなった方の魂にふれる行事が大好きな子供でした。

報道写真家・笹本恒子さんは96歳、まだ現役でお仕事をされていらっしゃいます。日々、食事に気を配り(誰にみられても恥ずかしくない食卓であり、買って来たものは無い)、よく歩き、英語の勉強も続けていらっしゃいます。
「よく生きる」努力をし続け、寿命を全うする事は至難です。
お盆最中の昼、“徹子の部屋”に出られた笹本さんの一言一言に、若い方たちが“この方の様に年を重ねたい!”と思われた事でしょう。
by tanpopokobo | 2011-08-16 21:39


シルクオーガンジー

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神田手芸で、布を選びながら、布担当の方とのお話の中、数日前のキルトジャパン賞選考の折に、素敵なバックがありましたとの事。オーガンジーを重ね使いしたもので、そういう手法を初めて見ましたが、それを考えられるって素晴らしいですよねと。

「オーガンジー」という言葉を聞き、シルクのオーガンジーを探して欲しいと頼まれていた事を思い出しました。
ポリエステルの倍の値段のシルクオーガンジーは、特別注文を受けて入った所でした。

銀座で環境と健康のサロンを開く藤岡さんが、友人のセラピストを連れられ、睡蓮の折り紙に凝っている由、来週の陸前高田に行く折に持って行こうと、わたしも作りました。
ここでも、これを初めて考えた方は凄い!と。

ただ、2人は制作中のわたしのキルトを見て「神業」なぞと宣いました。
「見た事のないものを創る」と挑戦はしましたが、まだまだ納得出来ていません。
『あけがたに来るひとよ』詩人・永瀬清子さんの世界です。
by tanpopokobo | 2011-08-12 19:17


児玉龍彦先生

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このブログを読まれている方全員にお願いです。
P.Cで「児玉龍彦」を検索し、Youtubeの先生の発言を是非聴いて下さい。

児玉龍彦東大アイソトープ総合センター長が、7月27日に衆議院・厚生労働委員会で訴えた真の学者の告発です。
この先生は、どの企業からも補助金を受けていないので、正々堂々と発言できるのだという事です。
今、日本で何が起きていて、何が急務かを訴えておられます。

「わたしのやっている事は、全て法律違反です。」との発言には、災害時の法改正が急務である事を強く訴えていらっしゃると同時に、内部被爆の専門家として子供たちの身体を守る為に一刻の猶予もないのだという一念が籠められています。
プルトニウムが体内に入っても問題無しと発言した東大教授を非難されてもいます。

一人の正直な酪農家が、「うちの牛が食べている稲わらは大丈夫だろうか。」と独自で放射能値を調べ、基準値をはるかに超える値を計測して、役場に駆け込んだ。この正直である“一人“の酪農家がいなかったら、日本中の食卓に並び続けていた牛肉を、皆が知らずに食していた事でしょう。

一人の学者が渾身の思いで発している言葉を、どのメディアも扱わなかった。
でも、今わたしたちはその「事実」を知ったのです。
by tanpopokobo | 2011-08-10 14:27


蟠桃が届きました

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小澤農場主が、丹精こめた果物「蟠桃」が、三田に届きました。

「どれだけ収穫できるか、皆目検討がつきません。」と、農場主が仰った貴重な蟠桃は、三田でご縁の方たちに配られています。
「着いたらすぐに冷蔵庫に入れ、なるべく早く食する事。」との指示に従い、2年ぷりの「不老長寿の仙桃」を皆で頂きました。

昔から、桃は邪気を祓うとされています。現在の水蜜桃の様な甘さもやわらかさもありませんが、色・形・香の全てが、えもいわれぬ気品に満ちています。
ちなみに、果物専門店で一個1500円で販売されている蟠桃ですが、その半値で分けて頂いています。。

蟠桃の種はハート型。
心のある果物なのです。

蟠桃一箱毎に添えられている小澤さんの蟠桃の水彩画です。睡眠時間を削って描かれておられるのでしょう。感謝。
by tanpopokobo | 2011-08-08 20:55

    

和歌山県紀美野町にある蒲公英工房のホームページです。ご質問等は直接工房宛(0734892436)に、TEL・FAXでお願い致します。
by tanpopokobo
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