蒲公英工房


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浮世絵名品展

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千葉市美術館の「ボストン美術館浮世絵名品展 清長・歌麿・写楽」のチケットを頂き、観て来ました。

千葉市美術館は、浮世絵の所蔵では日本有数だと聞いていましたが、今回はボストン美術館が所蔵するもの約100点と、千葉市美術館所蔵の50点の、見ごたえのあるものでした。

錦絵の黄金時代と言われる時代を支えた、鳥居清長・喜多川歌麿・東州斎写楽の絵師たちの凄さに加え、その下絵を版木に彫る彫師と、何回も色づけを重ねる摺師の仕事が確かだからこそのものと、感じ入りました。

江戸時代が長く続いたのは、文化の中に流れるユーモアではないだろうかと思う事があります。
浮世絵の中にもたくさんの笑いを誘うものがありました。

髪の一本一本の細やかさ、加えて後れ毛や乱れ髪の一本一本。それは職人芸ではなく、絵師のインスピレーションだと教えて頂き、納得です。
by tanpopokobo | 2011-05-31 00:41


オオワシ

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べースがある程度固まりつつある中、メインのオオワシが舞い始めました。

べースは100種を優に超えるコットンを使っていますが、オオワシは紬等の絹布・絹の刺繍糸を用いています。
くちばしの色に苦慮していましたが、奈良の友人より「橘の色」との助言、念じてすぐに届いた橘の色を使わせて頂いています。

何回も何回もトライしているのは目です。筆で描く事も難しい事ですが、糸で表現する事はより困難です。
点描の手法でとのアドバイスもありましたが、奈良国博「刺繍釈迦説法図」の様に確実に美しい細緻な点描を目指したとしても、直径3ミリを点描で埋めて目を刺す事は不可能でしょう。
一羽を一日でと課し、この週末までには9羽が舞う予定です。
by tanpopokobo | 2011-05-31 00:36


倉沢栄一追悼写真展

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みねらる主宰・眞理さんが、10数年前に「アクアエナジー」という環境に関する季刊紙を発行していた際のカメラマン・倉沢栄一さんの追悼写真展に行って来ました。

眞理さんに、現在手がけている作品の最後に入るオオワシの話をすると、倉沢さんの写真にも良い顔のワシの写真がありますよとの事。
このワシはオジロワシで、オオワシと同じく羽を広げると、2メーターになります。

倉沢さんは、昨年50歳の若さで旅立たれました。
水中カメラマンとして活躍、10年前には日本の海中生物6000点を収めた写真集「日本の海大百科」を出版されました。
3年前から「知床の自然を記録したい」と、羅臼町に移住されていたそうです。

ひとつひとつの作品に、倉沢さんのあたたかい眼差しや思いの深さを感じました。
6月3日迄。新橋駅前ビルB1“BOX”(お店のオーナーが倉沢さんの大ファンで、店内にはマナティ母子の1メーターを超えるオブジェが吊るされています)
http://eiichikurasawa.blogspot.com/
by tanpopokobo | 2011-05-27 14:40


春の酵素・ピーナツオイル

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銀座で健康サロンを開いている友人・眞理さんの所に伺いました。

眞理さんは、昔から環境に関する活動を続けている人ですが、工房にも何度かご主人や友人たちといらして下さっています。

今日届けたお山の酵素「春宵物語」を大変喜ばれ、出来たての酵素でマッサージをすると良いと、手の甲で試してくれました。不思議な事に、ベタベタしている酵素が乾いてくるとベタつかなくなり、体内から出たものがポロボロと固まりとなります。

和歌山の生徒たちに頼まれていたピーナツオイルを注文すると、丁度絞ってもらう様にお願いする所でしたとの事。
ピーナツオイルは、エドガーケイシー(1945没「眠れる予言者」と呼ばれている)が、マッサージに最適なのはピーナツオイルだと述べています。
写真のピーナツオイルは、眞理さんが特別に絞ってもらっている国産の落花生のみのピーナツオイルです。もったいない気もしますが、膝等の痛みにはピーナツオイルマッサージが良いとの事です。

雨の東京は、放射能も心配です。
昆布等の海藻類、玄米を主とした昔からの食事が大切でしょう。

・工房産春の酵素 700円
・たなつものピーナツオイル 2000円
勿論マッサージ用は付属、酵素は毎朝1スプーンを飲み、ピーナツオイルはサラダや炒めものに最高です。
by tanpopokobo | 2011-05-23 23:29


捕鯨

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飼い主が渡米中で、三田の住猫・又三郎は、何となく寂しそうです。

NHKスペシャル「クジラと生きる」を見ました。
太地の漁師さんたちや地元高校生たちが捕鯨について語る言葉の重さ。
比して、反捕鯨団体シー・シェパードの人たちの一方的な考え方のおかしさ。

加藤先生とサイモンさんたちは、太地の為に何か出来る事をと、太地と姉妹都市の双方に、水琴窟を造る事にしたそうです。
今日の番組を、海外の人たちが見る機会はないものかと、加藤先生にメールをすると、シー・シェパードの連中の表面的・差別的考えに憤られ、しっかり行動して行きたいとの返事。

サイモンさんの活動は、6月18日、BS1で紹介されるそうです。

番組中、もりでつかれるイルカの映像(夜のうちに隠しカメラを取り付けた)に、漁師さんの一人が「牛だって、殺す場面を見せたりしないでしょう。食べるものに関してそんなものを公開すべきではないでしょう。」と仰っていました。

宮崎で何十万という牛が口蹄疫問題で、殺処分されました。
数百キロの牛は電気ショックで殺せず、眉間をハンマーで一頭づつ殴るので、大変な作業に職員も精神病になっていると、当時聞きました。

又三郎は、子猫が生まれて困っている人から貰われて来ました。飼い主は高校時代にも、リュックに目の開いていない様な子猫を入れて帰って来、15年可愛がられて旅立ちました。

三田の周りにも“高級な"ペットがたくさん散歩しています。(昔飼われていた犬猫は、ほとんど雑種でしたね。)
動物たちは何も言えないのではなく、言わずにいるだけでしょうか。
by tanpopokobo | 2011-05-23 00:55


華麗なる日本の輸出工芸

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渋谷「たばこと塩の博物館」にて、特別展「華麗なる日本の輸出工芸」“世界を驚かせた精美の技"を観てきました。

「寄木細工飾引き出し」は、緻密な寄木細工に驚嘆します。
まるでクレージーキルトのようなランダムな寄木の中に、直径2センチに満たないヘクサゴンやスターのパターンが入っていて、パッチワークの図案として考えるのも楽しいものでした。
他に、宣教師の依頼で作られたキリスト教教具の会津漆器、麦わら細工のシガー&シガレットケース、明治期日本の古写真(坂崎幸之助コレクション)等。
7月3日迄。
by tanpopokobo | 2011-05-21 17:40


シンブル

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“キルトはハンドでなければキルトではない"と言いきりたい程の、一針の重みを伝える身としては、針・糸・シンブルにも こだわりがあります。

わたしの右中指にぴったり合うメタルシンブルは、イングランド製です。初期の頃には日本でも手に入りましたが、現在は市販されていないので、たくさんの穴が開いていても捨てられません。
ラッキーな事に、サジューのお針箱に入っているシンブルが、それと似ています。

昔、ドイツで個展をした際に、「貴女の細かい仕事は、その小さな手だから出来るのですね。」と、ジョーク混じりで言われましたが、たくさん出ている日本製のどれもが合わずに、ヨーロッパ製がしっくりくるとは“これ如何に"です。

宮崎の生徒が、世界中のシンブルを収集しており、私の手元にあった珍しいシンブルをいくつか差し上げました。
棚に収まっているシンブルは、そのずっと後に、中村ヤイさんが世界を旅して集めたものをお送り頂いたもので、実用的でないものもありますが、どれも珍しいンブルです。

三田の仕事部屋に飾ってあるシンブル中、フランス・ルルド(奇跡の水湧く地)で求めたものは、真清水に手を浸し祈った思い出と共に、宝物となっています。

道具もご縁です。
出合える事の嬉しさ、有難さ。
by tanpopokobo | 2011-05-20 21:34


『銀の匙』

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中勘助著『銀の匙』を中高6年間テキストにした、灘校の伝説国語教師・橋本武先生の『奇跡の教室』を読みました。

現在の灘校は最初から決して現在の様な状況ではなかったそうで、昭和43年の『銀の匙』の子供たちが東大合格者数日本一になって以来、開成・筑波附属駒場に首位を明け渡しても、『銀の匙』組の49年・55年卒業は、日本一だったそうです。受験に関係のない授業がたくさんだったというのにです。

橋本武先生の教え子たちには、現在も各界で活躍中の方が大勢おられます。その一人、東大29代総長・濱田純一氏は、「橋本先生の授業は素晴らしい授業でした。知識というものを理屈だけでなく、美的感覚や感動までも伝えられるようなやり方でした。」と、仰っています。

「私が『銀の匙』に中学の3年かけてみようと思った理由の一つに、戦後忘れられようとしている“日本の年中行事や、四季よりも細かく季節の移ろいを感じられる二十四節気を伝える教材として、この小説は非常に優れている"と感じたことがあります。」

あえて捨てる
あえて徹する
あえて遠回りする
昭和25年にスタートした“奇跡の教室”は、白寿を過ぎた今現在も、『銀の匙』の新しいテキスト作りに熱中されています。

「一緒に『銀の匙』を読んだ生徒がねぇ、還暦過ぎても、みんな前を向いて歩いている。それが何より嬉しい。ほんとうに結果が出て良かった。」
大学受験の成果などは、橋本武先生の求めた「結果」ではなかったのです。

我書棚には、溯芳さんの推薦で揃えた『中勘助全集』があります。
by tanpopokobo | 2011-05-17 22:50


今月の「茅ぶきの家の集い」

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ヤマツツジがサワサワーッと山の上から駈けて来て、大山蓮華の花のかほりがやわらかな風になり、鶯の鳴き声に微笑む、そんな好時節です。

今月の“茅ぶきの家の集い"のご案内を致します。
・日時 5月29日(日) AM1:00〜3:00
・場所 蒲公英工房茅ぶきの家『楽柿舎』
・参加費 1000円(飲物・お茶菓子付)

今月は、主宰者不在になります。いつもご参加頂いている、江本英雄さん(地方史研究会幹事)にお話をお願いしました。
江本さんは穏やかながら、和歌山の史実を研究される熱い語りに、会に参加される皆さん共々、感心させられております。

今回も、和歌山を広く深く知る事の示唆に満ちたお話を伺えると、常連の小杉さんが楽しみですと仰っています。

今月の会から、ティータイムには特製アイスクリームが登場します。
by tanpopokobo | 2011-05-16 21:05


山葵

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一ヶ月余りで、山葵の葉は4〜5倍になります。
わさびの葉は、そのまま天ぷらにしたり、下処理したもので、葉はお寿司に、茎と葉を刻んで醤油・味醂でお浸しに。
下処理は、青々とした状態で、程よいしんなり加減にするには工夫が必要です。
キルトの質問で、巧く出来るコツを訊ねられると、「100回より1000回トライする事でしょうか。」と、答えます。
どなたでも、ある程度の所迄は出来る様になりますが、それ以上の『極める』技術に近づくには、丁寧な持続力と工夫のセンスが大切な要素になるでしょう。

わさび漬けは、1シーズンに50回程。まだまだ極めるには程遠いのですが、閃きが効を奏し一階段昇れたと感じる瞬時の嬉しさは、格別のものです。

朝、地区の側溝掃除に出て、「もうお茶摘みしましたか?」と訊かれました。今が一番良い頃と知りつつ、山菜処理・酵素を絞る作業に追われていました。

決心して、午前中はお茶摘み作業。
せせらぎの音の中、小川沿いに自生しているお茶を摘んでいると、新たな山葵の自生地を発見しました。

たしか先々週だかのドキュメンタリーのテレビで、「深山幽谷で天然の山葵に出会う!」と、森の奥に入って探す番組の予告をしていました。

昔、詩人の造った山葵畑も元気ですし、今日の様に山の神様はぽっと山葵の在処を教えて下さいます。
老師様が「無尽蔵」の書の掛け軸を下さり、“ここは宝の山ですね。”と仰られましたが、宝を託された身は無尽蔵を抱えきれずにおります。
by tanpopokobo | 2011-05-15 11:58

    

和歌山県紀美野町にある蒲公英工房のホームページです。ご質問等は直接工房宛(0734892436)に、TEL・FAXでお願い致します。
by tanpopokobo
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