蒲公英工房


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池田重子さん「日本のおしゃれ展」

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一年程前に、初めて池田重子さんにお逢いしました。目黒庭園美術館近くの「池田」の店内でした。
その時の出来事を、忘れる事はないと思います。

その方が、3〜4年毎に銀座松屋で展示会を開かれ(暮れからの20日間で数万人の方が訪れた)ている日本を代表する和装品の収集家でいらっしゃる方だという事を知ったのは、先日の教室で「“徹子の部屋"で見た着物を見に上京したいんです。」との生徒の話からでした。

お店でお逢いした折、同行した志磨さんが「貝合わせの帯を」と注文され、すぐに見事な袋帯が出されました。私は緻密な刺繍の衿かけを頂きました。
池田さんが「何をなさっておられるのですか?」と問われ、100人展の大島紬のキルト製作中の話をし、よろしければご案内致しますと伝えました。すると「この棚にあるものをどれでも好きなだけお持ち下さい。」と仰ったのです。
2000円位の絹のぼかし布の一束を頂戴して帰途につき、私の買い求めたものと余り変わらない値段であったと不思議な思いがしたものです。
後で、京都のビーズ刺繍作家の友人(彼女の古布を使った手の込んだバックは20万円位します)にその話をすると、“貴女がどういう人かを瞬時にわかられたから"と言われました。

100人展のチケットをお送りし、池田さんから「足が弱くなって行けないかもしれませんが、妹が行かせて頂きます。有難うございます。」とのお電話があり、丁寧に生きて来られた方だと、嬉しく思った事です。
今回のドーム展に上京された生徒と一緒に、池田さんのお店を訪ねました。
池田さんはいらっしゃいませんでしたが、スタッフの方たちが、お着物を求めていらっしゃる母娘さんに、見事なお着物を拡げていらっしゃいました。
今回、私は龍村の絹地のふくさと甲州印伝のペンケースと北海道産の織物(寒冷地に育つ亜麻と緬羊を用いた、アイヌの人たちに伝わる織物)を求めて来ました。
いずれも未使用で箱入りですが、値段は破格の安さでした。着物の付属品は、着物を処分される折りに箪笥の引き出しのまま引き取られるそうです。

日本の文化としての和装の美は、遺さなくてはならないものでしょう。そして箪笥に眠っている数多の着物を生かす事も、自分自身の課題だと感じています。
by tanpopokobo | 2011-01-28 00:16


東京ドームキルト展

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中村ヤイさんに初日の招待チケットを頂き、観て来ました。

写真は会場全体、今回のトラディショナル部門の授賞作品の三点と、姫野先生の作品、斉藤謡子先生の教室製作の北欧の庭です。

東京の生徒たちのチケットをお願いしていたので、姫野先生と待ち合わせ、一緒に作品を観て回りました。授賞の2作品は、姫野先生と吉田恵子先生の塾生の作品です。毎年三枚の中に斉藤先生と吉田先生の生徒が入られていて、指導力の高さを思います。

人の多いのが苦手な事と、色彩に酔うので、会場に居るのは二時間が限度です。(広い会場なので、皆さんには二時間で見れますか?と、驚かれます)
昨日の1000年の時空を超えた布の前には何時間でも居られるのですが。

今回の海外からの展示作品は、アーミッシュのキルトでした。実際にアーミッシュの2人の女性が来日、キルティングのデモンストレーションをされていました。
もう20年位近く前になるかと思いますが、ヴォーグが企画した初めてのキルトツァーに参加しました。その折に、ペンシルバニアのアーミッシュの村を訪ね、キルトを一枚買い求めました。
ニューヨークではホテルメリディアンに泊まる様な、贅沢なツァーでしたが、アーミッシュの人たちが用意して下さった食事が一番美味しく、感動したものです。
アーミッシュキルトは、全て無地布を使い、シンブルなキルトです。昔は、出来上がるまで誰にも見せなかったそうですが、今回のアンティークキルトの作者たちも、遠き異国の地で自分の作品が大勢の方たちに観られ、天国でさぞ驚かれている事でしょう。

午後からの三田教室は、ドーム展見学で地方から上京された生徒たちも参加し、にぎやかでした。
by tanpopokobo | 2011-01-21 23:09


平山郁夫展

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上野国立博物館で開催中の『仏教伝来の道 平山郁夫と文化財保護』を観て来ました。

まず入ってすぐの「天堂苑樹」(169×364)写真②に、圧倒され、奥様・平山美知子さんのご挨拶文“行そのものの生涯でした"を読ませて頂き、絵画を拝する思いが一層のものになりました。
『アンコールワットの月』写真③の絵画やバーミヤン石窟の絵画には、その国の内戦により破壊されていく文化財を保護しようという、平山先生の祈りそのものだと感じました。

仕事柄、布で出来たものが気になります。
写真④は唐の時代の麻布に描かれた二菩薩立像、写真⑤は同じく唐時代の垂れ幕で、パッチワークされています。
約1000年〜1200年前に創られたものが敦煌に眠っていて、今この時に目の前にあるという不思議(20年位前に発掘)さが、文化財として遺す偉業に重なりました。
良い時間でした。
by tanpopokobo | 2011-01-21 22:45


柚子ぽん酢

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ろう梅が満開です。

工房産の無農薬柚子を収穫、一日がかりで絞った柚子汁と柿酢、菊花大輪という宮崎産の寿司酢、カキ醤油と味醂に昆布を調合し、美味しい柚子ぽん酢が出来ました。
一本650円でお分けしています。

柚子ぽん酢は、常温で一年経っても味が変わりません。
いつもお決まりの味ぽんに慣らされてしまい、それ以外のものはどうもと仰る御主人様がいらっしゃるそうですが、鍋料理は具材を切るだけですから、せめて一味違うぽん酢を工夫してみられては如何でしょうか。
by tanpopokobo | 2011-01-18 09:20


アメリカの学生さんたち一行11名

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ジム先生と生徒たちの二泊三日の古民家滞在の山仕事体験は、連日日本の若者たちも巻き込んで、皆さんの笑顔と感謝の中、無事終わりました。

初日のオリエンテーションで、サイモンさんが「わたしたちは工房主の兵隊となって働きます!」と宣言、大笑いで作業開始。

一日目は、サイモンさんの指導下、柿や梅の木のツル取りと剪定。ボランティアに加わったのは、小杉さんと、高野山観光課の亀岡さんとドイツで環境学を学んだ宮路さんの2人の若者。
二日目は、きれいになった三段目の畑に、栗の苗木5本を植樹、ボランティアに加わったのは、東京より台さん、大阪から萌さんの2人の女性たち。

三日間ずっと工房に滞在、食事は連日15〜20人分でした。
野菜は殆ど無農薬、工房産と栽培している方からの差し入れでしたし、主食のパンは森のぱん屋さんに配達して頂き、おやつは生徒が焼いたケーキと差し入れのシュークリーム、それに志磨先生のお煎茶の話の折には駿河屋さんの生菓子と金沢より届いたお干菓子の贅沢な食卓でした。
初参加の萌さんより「全ての食事がとても美味しかったです!」の言葉を頂き、“食"に重きをおいて生活している私はほっとしました。

夕食後のサイモンさんのプレゼンテーションは、太地の鯨漁に対する見解の議論にまで及び、二晩続いた焚き火の際には、輪になって工房産の梅酒を飲みながら、さつま芋を焼いて皆で食べ、満点の星と月の入りに祈りを籠めました。

言葉も習慣も違う若者たちが集い、何かを感じて日々に生かして下さる。今はまだ小さな小さな波ですが、工房からの発信が確実性を持てる様に、努力精進させていただきます。
そして、様々な人たちを巻き込み、和歌山発信の爽やかな風になれたらと、希ってやみません。
by tanpopokobo | 2011-01-16 22:54


桃花村の食品

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桃花村主宰・田中みんさんより、桃花村の加工品のご案内を頂き、早速皆で注文しました。

桃花村の加工品は、桃花村で育った完全無農薬のお茶や野菜で作られています。全てお勧めですが、中でも干しいも、赤かぶのべっこう漬け、こな茶、紅茶はお勧めです。
今回、初めてトマトソースと小麦粉も注文してみました。

みんさんが書かれた『桃花村たより』に、“季節の移り変わりが、やや不確かにもつれ、つまづき進行中ではありますが、植物達の生命は、その使命を遂行、いまだ変更のきざしはみられません。手仕事の農業には、まだまだ未来があるように思えます。自分勝手、一人よがりかもしれませんが、理想は楽しい夢です。"と結ばれています。

昨日、息子が二本の桃の木を植えました。猪や鹿等の動物の被害は年々増えて行くばかりですが、種を撒き苗木を植え続け、夢に繋げたいと思います。

桃花村の食品は、ネットでも買えます。
TEL055 277 0888
by tanpopokobo | 2011-01-10 23:30


本年も宜しくお願い致します

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2011年、静かに穏やかに幕が開けました。
たくさんのお年賀状を戴きましたが、父の喪の為返礼は松ノ内明けに、寒中お見舞を出させていただきます。

初針は、講師養成講座のサンプル作品の一つ、トラプントの額を作り直しています。サンプルは日本国内の他に、北京の講座でも使われています。
サンプル作品が色褪せ、気になっていたものを、思い切って作り直す事に決め、1〜2日で出来ると思っていましたが、針目を細かく究極のサンプルをと志高く、3日目に入っております。
『初心忘れるべからず』
今年も驕る事なく、精進努力を重ねて参ります。
by tanpopokobo | 2011-01-05 00:27

    

和歌山県紀美野町にある蒲公英工房のホームページです。ご質問等は直接工房宛(0734892436)に、TEL・FAXでお願い致します。
by tanpopokobo
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