蒲公英工房


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アイヌ博物館

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札幌での学習会を無事終え、白老アイヌ民族博物館にアイヌ意匠を学ぶべく訪れました。

写真①
入り口にそびえ立つ長像

写真②
昔ながらの着物。木の樹皮の白い部分を織ったものに藍染布をアップリケし、刺繍を施している。

写真③④
内地や中国から物々交換で得た古着に、アップリケや刺繍を施した着物。

写真⑤
昔ながらに復元された茅ぶきの家で、披露されている古式舞踊の様子。

古式舞踊の他に、ムックリ(口琴)やトンコリ(5弦琴)の演奏、昔ながらの揺りかごを揺らしながらの子守唄の披露もありました。

博物館で説明をして下さった方の“我々は数万年も変わらずにアイヌの文化を守り伝えて来ましたが、その伝統文化は和人によって壊されてしまいました。"の言葉は、心に重く残りました。
北の大地北海道で、2〜3万人の人々が豊かに暮らして来た歴史は、現在500万人の人々が暮らす大地に変化し、昔ながらの茅ぶきの家は消防法違反で建てる事も出来なくなったと。
我が工房の敷地内には6年前に建てた茅ぶきの家があるし、飛騨地方では茅ぶきの家を大切に保存しているのに、何故アイヌの人たちには許されないのかが不思議です。

新しくアイヌの意匠を受け継いで行こうとする若い縫い手の方たちも育っていて、その面では安心した事です。先人を超える仕事を世界に発信していただきたいものです。
by tanpopokobo | 2010-10-31 22:05


今月の茅ぶきの家の集いご案内

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柚子の実が少しづつ色づいてきました。

今月の茅ぶきの家の集いは、主宰者が留守(札幌・東京・名古屋の講座担当)になります。
常連の方たちは、月一回の会の参加を楽しみに来山して下さるので、その一人江本さん(地方史研究者)に、ご研究の一端等のお話をお願いしました。

先日の日曜日に、阪南市から2人の若いお嬢さんたちが、工房にお茶を飲みに来られました。
打ち合わせの為、早目に山を下りようと戸締まりをしていた所でした。近くまで来ているけれど道に迷っていますとの電話があり、お待ちしていますと答えました。
さわやかな2人のお嬢さんたちは、よほど工房が気に入られたのか、泊めて頂けるのでしょうかとの事。
来月の茅ぶきの家の集いには、東京より泊まりがけで会に参加される方があります。

工房を開いた当初、泊られる方にはボランティアしていただく事と山の幸便を申し込んで頂くという暗黙の約束がありました。しかもお知り合いの方に限るという事でした。

12月にはアメリカから学生さんの一行がいらっしゃる予定です。4月に来られたオーストラリアからの学生さんたちの旅行の感想に、古民家が素晴らしかったというものが多く、そちらの学生さんたちにもそれが伝わり、希望が多いとの事です。
『気分が落ち着き、心がやすらいだ』という一行に、国が違っても共通する感覚はあるのでしょう。

猪の被害が益々ひどくなり、道が通れなくなったり、果樹や野菜に多大な被害があると、心も萎えそうにもなりますが、やれる事をやり続け、正直に生きるものたちの未来が明るい事を信じたいと思います。
by tanpopokobo | 2010-10-26 21:53


二つの展示会から

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東京三越の「和のキルト100人展」は、6日間で2万人の入場者だったそうで、決まっている京都駅美術館・大阪三越に加え、その成功を知った札幌・名古屋・博多のデパートから、展示会開催の依頼があったそうです。
多くの方たちに観ていただける事は、作者にとって有り難く幸せな話です。

和歌山での教室展も、連日盛況の中、4日ではもったいないですねと惜しまれつつ、幕を閉じました。
最終日の辻本先生の尺八演奏も素晴らしく、音楽を聴きながらキルトを鑑賞するという贅沢な時間を堪能させて頂きましてと、嬉しい感想も頂きました。

明日から渡豪というお忙しい中、駆けつけて下さった和歌山大学環境学教授の加藤先生が、初めてキルトの展示会を観られ、感動で胸が一杯ですとの事。
ホワイトキルトはオーストラリアの先住民・アボリジニの点描地図と合い通じるものがありますと。
是非向こうでコラボ展をしませんかとの提案を頂きました。

加藤先生と映像カメラマンのサイモンさんは、ハヤブサ帰還の前にアボリジニの長老に了解を受けに行かれたそうです。
希少絶滅危惧種の声を聴く能力のある人たちに、キルトを観ていただこう、その正に人間らしい人たちに『良い』と言っていただける作品を創ろうと思っています。
来年、コラボ展のツァーも企画したいと考えています。
ディジュリドゥと尺八のコラボも加わるやもしれません。
とても楽しみです。
by tanpopokobo | 2010-10-20 23:31


第13回パッチワークキルト教室展

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初日の今日、テレビの取材もあり、朝から切れ間のないお客さまでした。

岡山から生徒たちが新幹線で来てくれ、嬉しいサプライズでした。
手作りのおはぎ50個を届けてくれた元生徒、“70歳ですが、頑張りますので先生の教室に是非間入りさせて下さい"と、笑顔の美しい方とのお出逢い、志磨先生の素敵なお花も空間を彩り、キルトたちが輝いています。

観て下さる方たちに、瞬時でも心を潤す事が出来ましたら、創り手としてこの上なき幸せと思います。
by tanpopokobo | 2010-10-14 21:27


和のキルト100人展

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東京日本橋三越で始まった「和のキルト新作100人展」日本の色とかたちを観て来ました。
写真は図録、アメリカ等海外展示が決まっているので、バイリンガルの図録となっています。
わたしのキルト『揺かごCradle』(溯芳さん命名)は、裏表紙にも入っています。

このキルトに使われている大島紬を下さった学生時代からの親友のお義姉様が、どういう感想を下さるか、庭園美術館近くの古布専門店を営んでいらっしゃる池田さん(半襟収集の著書等)が、専門家の眼からどういう意見を下さるかと、ドキドキしています。

作品の前で、学生時代の友人の質問に答えていると、「作者の方でいらっしゃいますか?」と声をかけられ、来月から三田教室に仲間入りする話がトントン拍子に進んだ事も、不思議なご縁です。

最終日の11日まで、連日観て下さる生徒や知人友人があり、三越通いの日々です。
図録は2000円。
申し込みは工房宛。
by tanpopokobo | 2010-10-07 13:56


上野国立博物館

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三越での展示会の為、上京しています。

午後から萩の花の美しい公園を散策、国博に来ました。

①小袖(重要文化財)
白綾地秋草模様 尾形光琳この着物は、深川の材木商・冬木家に光琳が寄宿した際に、そこの奥方の為に描いた。

②披衣 江戸時代
外出の際、他人に顔が見えない様に被るヴェール。

③④振袖 江戸時代
裾に重陽の節句に因んで、種々の趣向を凝らした菊花模様の刺繍が施されている。

来週より始まる「東大寺大仏」展の前で、人気もまばら。

他に、天蚕の糸を織り込んだ着物の上部に紋の様にみごとな菊花刺繍を施された着物は、その一針の重さ・美しさに驚嘆しました。
日々を生きて生を全うする事の根幹に迫るほどの迫力ある手仕事です。
by tanpopokobo | 2010-10-03 14:54

    

和歌山県紀美野町にある蒲公英工房のホームページです。ご質問等は直接工房宛(0734892436)に、TEL・FAXでお願い致します。
by tanpopokobo
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