蒲公英工房


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わさびの里さらさら33〔和歌山新報コラム〕9月22日

  わさびの里さらさら33

 工房に自生している秋明菊が秋風にゆれ、柚子もほのかに色づいてきました。
 二年前のこの時期に、工房の古民家で開催した作品展に、幼子を抱っこされて来られた母娘さんの事を懐かしく憶っています。
 お母様は二回目、和歌山市内から車で往復2時間かかる道程を、是非、娘たちにも見せたくて、といらして下さいました。帰り際、丁度色づき始めた柚子を一つお嬢さんに手渡しましたら、「ほら、良い香りでしょう!」と、抱っこされていたお子さんの顔に柚子を近づけられました。茅葺きの家をバックに、その母子のシルエットが真に美しく、忘れられないシーンとなっています。
 二回続いた古民家での作品展でしたが、交通の不便さで見ることが叶わないというお声をたくさん頂戴し、7年ぶりに和歌山市民会館に戻り、13回目の展示会を開催致します。
 今回のテーマは《ミニキルト》です。小さな布の一片を生かすというパッチワークの原点であるミニキルトの作品を、一同に集めた展示会は滅多に見られないでしょう。今夏の猛暑の中、常に布団を抱えた状態のキルティングもさる事ながら、一片1センチ~2センチの布を繋ぎ合わせる作業は、思った以上に技術を要するものでした。これまで2メーターを超えるベッドカバーサイズのキルトを、何枚も作って来た工房のベテランの生徒たちも四苦八苦、まさに『行』そのものであった様です。小さな一片から見える世界の完成を信じて縫い続ける日々が、作品を見て下さる方たちの心に灯る明りとなれば幸いです。
 会期は10月14日(木)~17日(日)、今回は東京三田教室、金沢・岡山・博多・宮崎で指導している生徒たちも小作品で参加しています。是非お一人でも多くの方々に、パッチワークの奥深さにふれて頂ける様にと願っています。
 あの、二年前お母さんに抱っこされていらした幼子さんは、もう二歳半になられたかと。きっと、今回も会場で、柚子の香りのような笑顔をふりまいてくださることでしょう。
皆様方、お友達をお誘いの上、心よりお待ち申し上げます。
               (蒲公英工房主宰・キルト作家 黒田街子)
by tanpopokobo | 2010-09-22 22:31


正倉院宝物の色万葉の彩り「青・藍」

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大阪・朝日カルチャーにて、京都の染色史家・吉岡幸雄先生のご講義を受けて来ました。
写真①蓼藍の原種
写真②東大寺二月堂経文(紺紙銀泥)藍で染めた和紙に銀で書いてある
写真③蓼藍が乾いた染料
写真④五色の紐(儀式に用いる)

正倉院展に向けて、連続で色彩別にご講義されています。
今回の青の魅力についてのお話は、大変興味深いもので、貴重な紺紙銀泥のお経を額を外して写真をとらせて下さる等、吉岡先生の偉大さにふれる機会をくれた親友に感謝です。
by tanpopokobo | 2010-09-16 04:20


作品展のご案内

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萩の花が咲き始めました。工房では萩の花が咲き始めました。

来月、和歌山市民会館で開催する教室展のご案内をさせていただきます。

☆日時 10月14日(木)〜17日(日) AM10:00〜PM5:00(最終日4:00)

☆場所 和歌山市民会館 展示ホール(〓073-432-1212)南海
和歌山市駅歩5分

☆テーマ ミニキルト
10センチ前後のパターンを繋ぎ、約1メーターのタペストリーに仕上げました。案内状写真のキルトは、一つのパターンの大きさが9センチです。
ミニパターンの額は、和歌山以外の教室(東京三田・金沢・岡山・博多・宮崎)の生徒たちも出展します。
ミニキルト以外にも、パック等の小物類からベッドカバーサイズのキルトまで、総展示数約150点を展示します。
過去二回、野上の古民家で展示しましたので、市民会館での展示は7年ぶりとなります。
是非、たくさんの方々に見ていただきたいと思います。
by tanpopokobo | 2010-09-15 13:06


9月の茅の会のご案内

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工房では秋明菊の花が咲き始め、栗の実りも豊かです。

今月の茅の会のご案内を致します。
・日時 9月26日(日)P.m1時〜3時
・場所 蒲公英工房 楽柿舎・会費 1000円(飲み物・お菓子付)

今月のゲストは、古代歌謡研究者・佐藤芳文(溯芳)さんです。
尺八演奏者の辻本公平さんの尺八の音色が、秋風に乗って響きわたる空間に、古代に憶いをはせる時間とのコラボです。

色づき始めた柿の実、丸萩の花たちも、きっと夏の疲れを癒してくれる事でしょう。
by tanpopokobo | 2010-09-13 18:42


『和のキルト・新作100人展示』

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東京日本橋三越で開催されるキルト展のチケットが届きました。
会期は10月6日(水)〜11日(月)
図録は会期直前に出来るそうです。
チケット(招待券の残が少しあります。入場料800円)図録ご希望の方は、蒲公英工房迄。
by tanpopokobo | 2010-09-06 23:32

    

和歌山県紀美野町にある蒲公英工房のホームページです。ご質問等は直接工房宛(0734892436)に、TEL・FAXでお願い致します。
by tanpopokobo
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