蒲公英工房


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和歌山コラム「わさびの里さらさら31」


                     
 今春、9年目にして初めて二種の桜の開花をみます。一種は岐阜から届いた淡墨桜、もう一種は現在たくさんの房状の蕾をつけている上溝桜です。
 山桜は、花が咲くのに10年はかかるといわれており、待ち望んだ桜たちの開花です。先月末、淡墨桜のひとひらが掌に舞い降り、彼方よりのひとしずくを戴いた如くうれしいものでした。
 工房の春一番の仕事は、春の酵素造りです。約50種余の草木の新芽を使う春の酵素は工房ならではのもので、都会に住む人たちの憧れです。
 新芽以外にも、ワサビ・キランソウ・カキドオシ・タンポポ・アマチャ等の薬効ありとされる花々に加え、今年は上溝桜の蕾も仲間入りしました。この花の蕾は新潟県では塩漬けにして食するそうです。「又ひとつ、工房の名物ができますね。」と花の名前を調べて下さった庭師のYさんご夫妻の笑顔がやわらかい風になります。
 先週、オーストラリアから学生・教授ご一行15名が工房見学をされました。クイーンズランド大で建築を専攻する方たちです。教授より日本の古民家に関する事や山の湧き水に関しての数多の質問を受けました。
 一行を由良にお送りする途中、山上に林立する風力発電の景観に驚かれた方がいらして、日本の風力発電についての説明をさせていただきました。
 私たちが風力発電についての勉強会を最初に開いた時から3年が経ちます。その際、県に計画全般の情報公開・環境アセスメントの徹底・健康被害に関する調査等を求め、5000名近い要望署名を提出しました。
 今月の30日には、東京で風力発電に関する全国集会が開かれ、和歌山県野鳥の会の津野さんも呼びかけ人の一人になっています。津野さんによると、現在日の岬に計画中の大規模風力発電計画地は、鳥たちの渡りのルートにかかっており、希少生物のクマタカにも影響が大であるとの事です。
 日本では、沖縄の竹富島リゾート発にもみられる様に、住民に対しての詳細な説明のない開発計画がまだまだ多いのが現実です。ひとりひとりがよく考え、
声をあげることでしか何かを動かす力にはなりません。
 竹富島に住む方の言葉です。
「新しく作り出されるその道に、神様は通りますか?」
黒田街子(蒲公英工房主宰・キルト作家)
by tanpopokobo | 2010-04-27 00:54


今月の茅の会ご案内

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白山吹の花が咲き始めました。

今月の茅の会は、本来最終日曜日の25日ですが、主宰者並びに常連の方たちの都合により、29日(木)1時からに変更させていただきます。

ゲストとして、東京大学病院・緩和ケア診療部所属の黒田佑次郎が担当させていただきます。
by tanpopokobo | 2010-04-19 21:28


クイーンズランド大学から

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学生・教授の一行15名がいらっしゃいました。

ボランティアでドライバーをかってでて下さったKさんご夫妻・Oさんと辻本先生。辻本先生には食事の後で、尺八演奏もお願いし、皆さんに喜んで頂きました。
一行は明日、湯浅町の行燈アートに参加されるので、由良の宿泊先までお送りしました。

建築を専攻されている学生さんたちで、教授には古民家についての質問を数多受けました。
水が湧き水である事や、きれいな水にしか自生しないワサビがある事にも関心を持たれていました。

加藤先生(和歌山大学観光学部教授)だけでは大変ではと、急遽通訳をかってでて下さったAさんにも大変お世話になりました。

この様な形で工房がお役に立てる事が出来、有り難く思っています。
by tanpopokobo | 2010-04-16 01:40


春の酵素造り

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今季一回目の春の酵素が出来ました。

約50種余の草木の新芽や低農薬オレンジを用いています。

工房ならではの材料があります。梅の古木に出来る霊芝(サルノコシカケ)やワサビの新葉、甘茶の蕾等です。
二回目の酵素には、新芽の他に花びらや蕾をいれました。桜・花梨・梨・レンゲ・タンポポ・ホトケノザ・キランソウ(別名“医者いらず"・甘茶などの色とりどりの花々が入りました。タンポポやレンゲに蜜蜂が集まっていますが、花粉いっぱいの酵素は花粉症に対する免疫力も高めるかなと期待している所です。

因みに、今春花粉症に効くとされるジャバラ(柑橘類)の木が仲間入りしました。
by tanpopokobo | 2010-04-13 23:35


ふたつの桜

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淡墨桜と上溝桜の写真をもう少し詳しくというリクエストがありました。
① 淡墨桜全景
花は3月末から4月初め
②上溝桜全景
③上溝桜の蕾(房になっています)
by tanpopokobo | 2010-04-11 12:15


ふたつの桜

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9年目にしてふたつの桜が初めて開花しました。

一本は、宮崎の姉が岐阜・根尾の淡墨桜を見に行き、その帰りに淡墨桜の苗を持って工房のオープニングに駆けつけてくれ、記念植樹したもの。

もう一本は、“山桜です。"と、一昨年旅立ったMさんの友人が届けて下さった桜です。
その木が桜かどうかも不明で、先日臘梅を届けてくれたYさんご夫妻(ご主人が庭師さん)にお訊きしましたら、Yさんが詳しく調べて下さいました。

「上溝桜(ウワミズザクラ)」昔、亀甲で占う際にこの木の上面に溝を掘って用いたとされ、天皇の即位の時の儀式に使われるそうです。又、新潟ではこの花の蕾を塩漬けにして食用とするそうです。
もうすぐ開花する花は、花房が長く(蕾は藤花に似て)、白い花が満開になるのを楽しみに待っている所です。

私事ながら、一週間前に父が他界しました。
このふたつの桜の開花は、父の優しさが籠められている様な気がしています。

山桜は、数百年も生きると言われています。ふたつの桜が未来を見守り続けてくれる事でしょうか。
どうぞお花見にいらして下さい。
by tanpopokobo | 2010-04-11 00:24

    

和歌山県紀美野町にある蒲公英工房のホームページです。ご質問等は直接工房宛(0734892436)に、TEL・FAXでお願い致します。
by tanpopokobo
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