本を書くに当たって、松井先生よりの質問「工房を続けられている理由」に、「まずは食品、特に子どもたちや若者たちの食全般についての危惧、それが個人に出来る食品開発になり、又その事が工房の様々な物々交換にも役立っている事。作ったものはほぼその時点で手元に無いという15年でした。」と回答したので、危惧の最大である食品添加物について調べている。
「体を壊す10大食品添加物」の著者は、ミリオンセラーとなった「買ってはいけない」の著者渡辺雄二氏。
我が意を得たりは、ずっと「食べるな!買うな!」と言い続けてきた山崎パンランチパック。渡辺氏は、山崎パンの消費者を第一に考えない企業姿勢を批判、臭素酸カリウムの使われているランチパックや角型食パンは、危険性があると指摘。
このブログでも二回取り上げ、山崎パンを批判した。書いたすぐ後に書き込みがあり、「山崎パンを潰す気か!」と。それから一切の書き込みを閉じたという経緯がある。
一昨日は順さん、昨日はみどりさんが三田に来られ、二時間近い時間を共にした。
この本の話をすると、「いまだにフレッシュでもミルクでもない‘コーヒーフレッシュ"やマーガリン等の添加物だらけのものが店に並んでいるのが信じられません。」「料理の出来ない若い女性が多過ぎます。本人たちも母親もそのことを何とかしたいと思ってもいない。」と順さん。
「子どもたちには安全なものを与えて来ましたが、近頃はコンビニのものを買いたいと言うようになりました。今まで身体の基礎は作ったという自負があるので、見守っています。でもダメなものはダメですね。」とみどりさん。
二人に一人が癌を発症、その一人の中の三人に一人が癌で死亡、その因は食品添加物だろうと氏は述べており、私も全く同感である。
写真は、三田のテーブルにある食品。
・宮崎の姉の農園の有機キンカンを蜂蜜と砂糖につけたもの、陳皮のオレンジ。
・頂きもののラベイユ(はちみつ専門店)のマヌカハニーキャンディ
・順さんよりの羅臼昆布と干し柿
キンカンが大好物「あっという間に食べちゃいました!」というみどりさんや松井先生の「こんな美味しいキンカンは初めて!」との言葉は、寒風の中で身体に良いものをと頑張る姉夫妻の笑顔に。
これらは、私をよく知る人たちとの物々交換品である。「自分に出来ること&もの」を物々交換していくことで、お金の流通も生きたものとなるかと思う。
身体を壊さない食事を、お金をかけずに出来る方法を考えてみることが大切だと思う。
「体を壊す食」で、我が意を得たりのものを紹介。
・コンビニのおにぎり(特に明太子)
・回転寿司
・着色料添加の漬物
・カット野菜やサラダ
・輸入果物
他に飲料についても、量の問題があると感じている。
氏の文中、「あくまでも動物実験の結果を採用しており、人間で実験している訳ではない。」そう、私たち一人一人が実験されている。