院の課題で、地元の作家(職人)をインタビューし、どの様な特色ある活動をしているかを調べ、その技術の成立・伝承の環境についてまとめるもの(3200字)があり、海南の黒江漆器作家と決めていたので、作家の方のご都合で今日お訪ねした。
黒江漆器の中で、蒔絵作家は林忠彦さんただ一人。和歌山産の柑橘や瓢箪を使った漆器の成り立ちを伺い、「高くても欲しいと思って貰えるもの、林忠彦が作ったとわかるものを目指しています。」とのお話だった。
夏は比較的暇との事で、茅の会のゲストをお願いしていたが、「今年の夏は制作に追われていましたが、いつか伺います。」とのお話。
和歌山作品展のプログラムを作り、300枚をコピーした。前回の布を外し、ホッチキスでとめる作業は、明日の午後の教室で行う。
溯芳さんの新報コラム「おもしゃいなぁ」の聖徳太子に関する5ヶ月分の5枚70部を作る。
夕刻、小島ガーデンに寄り、展示ホールの寄せ植えを注文。多目的ホールのお花は志磨先生にお願いする。
台風の影響で、作品の再送付が間に合わないかもしれないとの種子島の生徒からのメールをはじめ受信メール25、毎日新聞の告知記事のインタビューの電話や問い合わせの電話など、電話受信は18本。生徒からの電話は全て断りメールにするよう返信する。
そんな中での林さんとの時間はやわらかい時間だった。