目まぐるしい一週間との覚悟ではあったものの、土曜日の院のゼミの為東京から京都日帰りで、9:30〜6:30迄9時間のゼミは、頭を整理するのに時間を要するが、素晴らしい時間だった。
後からいらした先生も含めて先生が三人、生徒たちは東京・倉敷・淡路島等々から、京都の佐藤さんの町家に集合した。
8月末に一泊で、同じメンバーでの奥佐々夏合宿が決まる。
松井先生と伊達先生の工房への興味もさることながら、造形大の教授である元宇宙飛行士・秋山豊寛先生が近々工房に来られる。和歌山で古民家探し(福島で農業をされていた)をされているので宜しくと松井先生に頼まれてしまった。
今日は砧公園世田谷美術館隣のレストランでの子息の披露宴。名古屋から高木さんが駆けつけて下さる。高木さんは「佑次郎さんは、私にとってずっと星の王子様です。」と仰る。大学&大学院を終え博士号を取るまで、どれ程この方に助けて貰ったかしれない。
この友人が居なければ、私は今日の宴席を辞退しただろう。
子息の尊敬する人欄は「菅野クニ、佐野ハツノ」のお二人だった。ご両人共に、飯舘村の仮設で強く優しく皆さんを引っ張っておられた方たち。
菅野さんは綿津見神社にお赤飯を届けて下さった方で、佐野さんは仮設暮らしをされていた折にお会いした方。
お二人にこそ、ビデオレターどはなく宴席に座って頂きたかった。
若い方々の披露宴のサブバックに、ギャラリーのバック類を持って頂きたいと切に思った。素敵なサブバックを持たれた方は、一人もおられなかった。(メインのバックは素敵な方が何人かいらした。)
写真は今日の私の持ち物。
素晴らしい時間とは何かを深く考えた。