白梅のかほりがきこえている。
溯芳さんが書いた絵本『ひかりの海』が2月11日に発売となる。出版社は東京法令出版社。
溯芳さんが日本書紀歌謡と並んでライフワークとしている、人間魚雷「回天」の実話を元にした絵本。プロによる挿し絵も素晴らしい。
溯芳さんが新聞記者として10年を過ごした山口県光市。船で大津島の回天記念館を訪れたが、回天が出航する港に至るトンネルを歩いて感じた哀しみは、生涯消えることがない。
その基地が光の湾にもあり、その慰霊碑を建てるべく奔走し、碑文は溯芳さんが書いた。
今日、帯伊書店の高市さん宅を訪ね、和歌山では帯伊書店に童話「ひかりの海」を置いて頂くことに。
和歌山大学観光学部加藤先生が推薦文を書かれている。「光栄でした。楽しみにしています。」と。
生徒で小学生への読み聞かせに長く携わっている人がいて、本の話をすると「喜んで使わせて頂きたいです。」との事だった。「読み聞かせは良い案だね。」と溯芳さん。
以前、震災後熊本に住まいを移した鶴田さんからの賀状に、訳本を出したので図書館に注文を出して頂きたいとの付記があり、いくつかの図書館に注文した。
是非溯芳さんの本を、全国の図書館に注文して頂きたく、宜しくお願い致します。